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エバンジェリストの継承〜終わりの始まり〜

”エバンジェリスト”
ー理念、考え方、歴史を伝える存在。

どんな組織でも、どんな介護施設でも「エバンジェリスト」は存在しています。

ただ、その役割は時に影に隠れがちです。
・ベテランお局さん
・”声の大きい”おじさん
・知識至上主義の若手

とりわけ介護施設では、
・時間軸で業務のほとんどが動き
・中長期的経営の見通しをメンバー全員で話す機会が少ない
・業務主義の近視眼的働き方

などの多くの理由により、「エバンジェリスト」的な役割は影に隠れまくっています。

これまで、うちのチームではミヤケがその”エバンジェリスト”の役割を担っていました。
採用面接や取引先との面談の際、会社や介護事業部の成り立ち、目指しているものなどを語ってきました。

現場メンバーにも折に触れて伝えてきました。

あえて否定的に言えば、その役割は「僕にしか」できない役割であるという認識が、僕自身にもメンバー間にも不文律的に共有されていました。

僕も完璧な人間からは程遠いので、伝え方で衝突したり、うまく行かないこともたくさんありました。

潮目が変わったのは2年半前。

ある女性メンバーが入社しました。

昨日書いたばかりですが、
彼女の入社こそが、我がチームにとっては大きな出来事でした。

ちょうど先日、管理者キヅカさんと飲みに行った際、彼女の話になりました。

「うちのチームの歴史を語る時、”彼女以前、彼女以後”って語れると思うんですよね〜」
「確かにね〜そう思うよ〜!」

そのくらい僕たちチームにとっては大きな出来事でした。

真面目で、業務も抜け漏れなくこなしてくれる。

しかし、僕たちが彼女に惹かれた理由は、別にありました。

それこそが、

「エバンジェリスト」になりうる。

ということでした。

入社当初の彼女は、「想い」はあるが、「言語化」が苦手な印象でした。
そのため、入社してしばらくの間、僕は彼女と頻繁に面談をしていました。
彼女自身が抱えている想いを一緒に言語化したり、彼女自身に言語化してもらったりしていました。

僕の”決心”が決定的になったのは、一年半ほど前、
彼女が滔々とチームメンバーについて語ってくれました。

その内容は、とても言葉が洗練されていて、しかもよく見えている。
愚痴なんかを挟む余地もなく、メンバー一人一人に対する愛情や”大善”も感じる。

”ここまで来ていたのか・・・”

この時点で、ミヤケの役割が早々になくなることを確信しました。

僕よりも、彼女にいてもらった方がチームとしていい選択になる。

”もう、僕じゃなく、あなたにチームのエバジェリストになってもらいたい”

先日彼女とこんな話をしてきました。


いよいよ、始まります。



<終わり>


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