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島ランのすゝめ


みなさんこんにちは。ランニングしてますか?

今日は三宅島がどれほどランニングに適しているか、その魅力の一端をお伝えしたいと思います。

1.交通事情

(1)道路
見てください、この美しい道路を!

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三宅島には、2000年噴火で有名な雄山を取り囲む、約28.5㎞の一周道路(都道212号線)があります。
維持管理が行き届いており、歩道も着々と整備されているため、事故の心配もほとんどありません。

(2)キロポスト
そしてコレがキロポストです。

03_キロポスト

三宅支庁を起点に、1㎞ごとに距離を示すポストが立っています。疲れ切ったランナーにとっては、ゴールまでの目標となります。

04_10キロ

やっと1/3・・・いえ、もう1/3です。

(3)信号機
自分のペースで走る上で、大きな障害となるのが信号です。何度も赤信号で立ち止まると、どうしてもペースが乱されてしまいます。

その信号ですが、三宅島にはなんと3か所しかありません。うまく行けばノンストップで、島一周を駆け抜けることができます。

05_信号

※現在は道路整備のため、臨時の信号がもう1箇所あります。

(4)車の交通量
特筆すべきは車の交通量の少なさです。人口約2,400人のほどよくコンパクトな島ですので、安全安心なランニングを楽しむことができます。

※車が通る時は通行の妨げにならないようにしましょう。

(5)人の通行量
必然的に人の通行量も少ないです。都内のように歩行者や自転車とぶつかる危険性もないですし、密になる心配もありません。


2.気候、季節

(1)気温
夏は涼しく冬は暖かいです。35度以上の猛暑日になることはまずありませんし、氷点下になる日や雪が降ることもほとんどありません。

06_平均気温

(2019年)

※涼しいといっても都内と比較して、です。筆者は真夏に島一周した際、千円札が汗で濡れて、飲料水の自販機が受け付けてくれなくて焦りました。熱中症対策は万全にしましょう。

↓天日で干しています。

07_千円

(2)花粉
この時期、花粉に悩まされ、極力外出を控える方も多いでしょう。
三宅島にはスギやヒノキがほとんどないため、花粉の飛散は少ないです。
筆者は中程度の花粉症ですが、島に来てから、目は少しかゆく鼻はムズムズするものの、薬の服用は必要なくなりました。

※個人差があります。重度の花粉症の方や心配な方は対策をしっかりしてください。

このように、一年中快適に走りやすい環境が整っているのは、四方を海に囲まれた島ならではの特長でしょう。


3.景観、地形

(1)美しい景色
雄大な青い海と空、圧倒的な大自然が眼前に広がります。

08_海

09_切りとおし

運がよければ、冬の間はクジラを見ることもできます。これからの季節は野鳥のさえずりが至るところで聴こえます。

10_くじら

動画はこちら ↓

きれいな景色に囲まれて、野鳥の声に耳をすませば、都会の喧騒を忘れて癒されること間違いなしです。

(2)高低差
これは賛否両論ありますが、とにかく平地が少ないです。アップダウンが激しく、高低差は150mを超えます。
そのため足腰と精神力が鍛えられます。ここで慣れれば大抵のマラソンコースは楽勝です。

11_グラフ

以上、三宅島でのランニングの魅力をお話ししました。少しでも興味を持っていただけましたでしょうか。

全国のランニング愛好家のみなさん、三宅島は合宿地としても抜群の環境だと思います。是非一度、訪れてみてはいかがでしょうか。


4.おまけ

先日、仲間と島一周した時のものです。

12_お先にどうぞ

オリジナルのバックプリントは「おさきにどうぞ」、譲り合いの精神です。これで煽られる心配もありません。
8:30に出発、途中休憩しながら13:00には筆者以外の全員が完走することができました。怪我を治して、次回必ずリベンジします。

13_集合

最後までお読みいただきありがとうございました!


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