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真夏の四国うどん旅

noteの下書きに突っ込んで早数ヶ月…
秋を通り越して冬になりつつあります。

8月、夏真っ只中。
うどんが食べたい…
うどんが呼んでいる…
四国へ行かなくては…と朝の4時に家を飛び出しました。

しかし、食べ物の写真にはこだわりも無く、伸びる前に早く食べたい性分なので雑に撮られたうどんはすべて記録写真としてお楽しみください。

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あっという間に朝6時過ぎ。車を飛ばして鳴門海峡を越えて四国の徳島県へ上陸しました。

ちょうど日の出だったので朝日を拝みに海へ出てみました。
雨予報だったのに朝日で焼けて良いスタート。
背光で神々しいまり子。

比較的どこの地域でも農家や漁師の方向けに早朝から開店しているお店が1-2件あります。
徳島県にもいくつかあるのですが、その一つの「手打ちうどんたむら」へ行ってきました。
住宅街にひっそりと佇むうどん屋です。

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徳島のうどんが美味い。
そして初見殺しの昔ながら続く独特なサービス。早朝から混雑しているので油断するべからず。
しかしこのnoteを読んで行きたくなるかもしれないからシステムの流れを細かく記しておきます。

1.机と椅子を確保する
2.サイドメニューが並んでるので勝手にとって机に配膳する
3.食べたいうどんを注文する
4.うどんができたら取りに行く
5.つるっと食べる
6.食べたものを自己申告してお会計

である。エスパーじゃなきゃわからない初見殺しの古きうどんシステムで成り立っている。

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「小」のかけうどんでこの量である。しかも激安。
思わずサイドメニューも食べたくなって手に取ってしまった。

うどんの柔らかさと出汁のバランスが美味しい。サイドメニューの卵焼きが美味しい。

腹ごしらえのあとは八十八ヶ所の一番札所の霊山寺へ
もはや「水曜どうでしょう」でおなじみの場所でしょう。

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この辺から香川までは早朝オープンしているお店が見つからなかったので観光をしながら香川へ向かいました。

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古き家が残るうだつの町並みは絶賛工事中だったので通り過ぎて、次のうどん屋へ

行った場所は「三島製麺所」
こちらも民家の中にあり、駐車場も2台までと停めにくいので注意。

うどんは130円。卵は別料金。
製麺所ならではの安さです。シンプルな見た目が美しい。机に置かれた醤油を少しかけて、ネギと鷹の爪を添えていただきました。

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ふわっとした麺と優しい醤油の味で何杯でも食べられる…うまい。
これぞつるつるコシコシ麺。

この流れに乗って次の「長田うどん」へ
レビューを調べると釜揚げうどんが有名なようだったので釜揚げうどんを注文しました。

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壺に入った出汁でツルっと食べるうどんです。
コシが効いた麺で気合が入ります。香川の中心地へ踏み込んだような気持ちになりました。

出汁の味はいりこベースで魚介系の味。出汁の味にも特徴があって美味しかったです。

次は「なかむらうどん」へ
こちらのお店はご存知の方も多いと思います。

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相変わらずの人気店で少しだけ並ぶことになりました。
しかし回転は早くすぐに食べることができます。

うどんは比較的細くコシがありもちもち。
名物のえび天がうまい。大根おろしが効いてさっぱりといただけるうどんです。

お腹も満たされ四国水族館へ行ってきました。どうやら写真映えスポットとして人気みたいですね。(全然知らなかった)

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中へ入ると納得。見せ方にこだわりを感じる。
魚の解説が無い、魚だけの見せ方でした。

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個人的にいただけなかったのが魚の解説。解説があってもQRコードしか無く、そのQRコードの先も圏外でアクセスできなかったり、アクセスしても1-3匹しか解説がなかったり…かなり粗雑なものでした。
みんな写真が撮れればいいのかな…どんな魚なのかなのか知りたかったのに…最後まで分からず。
教育か研究目的というより写真映えへの美意識が高すぎてモヤモヤする水族館でした。水族館とは…?

イルカのコーナーはイルカがずっと飛び跳ねて遊んでました。ぼーっと眺めてるだけでもすごく楽しかった。


この後は夕日を見に海へ
今となっては有名なフォトスポットとなりましたがそれでもここに来る価値がある景色です。

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この後うどんを食べに行きましたが売り切れてしまい…うどんは夜が早い
適当にラーメンをいただきました。

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この後はキャンプ場へ行く予定だったのですがGoogleマップが案内する道がジムニーでも難しい酷道で夜の走行は無理だったので諦めて道の駅で車中泊に。
千と千尋よりも険しい道にまり子を不安にさせてしまったけど…この車は四駆だぞ?

次の日は朝からうどん活動

朝早くから営業している「上杉食品」へ

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地元民が多いお店でスタンダードな釜玉。
シャープでかなりコシの効いた麺です。あまりにも美味しくて麺を買っていきました。
クーラーボックスはこのために持ってきた。明日もうどん。

次は「岡崎製麺所」朝7-8:30しか営業しておらず、食器類と出汁は持参する必要がある上級者向けなお店です。
お値段90円なり…安すぎ…

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今までの人生で食べた麺で1番コシのあるうどんでした。コシのある麺が好きなら一度は食べに行くべき。
病みつきになる歯応えにかなり気に入りました。

次は「山内」

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食べた瞬間に口いっぱいに広がるいりこ出汁の香り、うどんの程よく力強いコシ。今まで食べたうどんNo. 1です。
そもそも有名店なので紹介しますが、知る人ぞ知る隠れてた名店のような店だったら人も増えてほしくないしnoteに書きたくないレベル。

かなりおすすめ。美味い。


次は「あづまうどん」へ
人気店だけど駐車場が広くて注文も早いから回転が早い。安くてスタンダードな味でツルツル美味しいうどん。

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おいしかった…この辺で僕たちはお腹いっぱいになったのでのんびりと海沿いを走りました。

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ゴーストオブツシマみたいな景色。


海沿いを走っていると「さぬきワイナリー」を見つけて試飲をしました。
僕はブドウアイス

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今は飲めないのでまり子チョイスのワインを選んで家で楽しむことに。

突然ですがシュライヒというドイツの動物フィギュアメーカーの直営店カフェがさぬき市にあるので行ってきました。ヨドバシとかでも売ってるからフィギュアをみたら「これか〜」ってなるはず。
4月にオープンしたてでとても綺麗。

Schleich CAFE(シュライヒ カフェ)

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店内には大きな恐竜や動物のフィギュアがあります。動物フィギュア集めたい…

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夕暮れまで店内でダラダラ楽しみました。
さぬき市にあるんだろう…

そして最後のうどんは変化球。
「源内」のカレーうどん

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味は王道のカレーうどん。
こんなに王道なカレーうどん久しぶりかも。おいしかったです。ざるうどんとかも食べたかったけどお腹いっぱいでした。

この後はスーパーへ寄って四国の米を買って帰りました。

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立ち寄ったスーパーのネオン管が良かったw

久しぶりのまり子との旅。
写真はほとんど撮らず。映えスポットというよりうどん映えスポットを巡った旅でした。
今回もうどんはどれも美味しかった…特に山内さんと岡崎製麺所。

また食べに行きたい。
冬のうどんも美味しそう。




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