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#神戸
神戸を離れるということ 〜神戸とヴィッセル神戸への想い③〜
被災した年に浪人した私は、翌年の春に無事志望校に合格し、晴れて大学生となった。
以前から親に「下宿させる金はない」と言われていたので、神戸から奈良まで通うことになった。
4年で大学を卒業した後、超がつく就職氷河期のためなかなか内定をもらえず、唯一内定が出たのは、関西採用ではありながらも東京勤務が決まってる会社だった。
神戸を離れるのか…
若干の戸惑いはあったものの、当時の私は若かったので、
神戸という街 〜神戸とヴィッセル神戸への想い①〜
いつから神戸という街を、唯一無二の存在として想えるようになったのだろう。
まだろくに自分で旅行にも行ってない頃からも、何となく神戸はいい街だな…とは思ってた。
港町 山があり海があり
どこか異国情緒がある
住む街として何の不服もなかった
ずっと平凡で穏やかな日々が続くものだと思ってた
私が神戸に住むようになって10年目の冬。
人生の半分以上を神戸で暮らすようになった中で、それは突然起こっ