神戸という街 〜神戸とヴィッセル神戸への想い①〜
いつから神戸という街を、唯一無二の存在として想えるようになったのだろう。
まだろくに自分で旅行にも行ってない頃からも、何となく神戸はいい街だな…とは思ってた。
港町 山があり海があり
どこか異国情緒がある
住む街として何の不服もなかった
ずっと平凡で穏やかな日々が続くものだと思ってた
私が神戸に住むようになって10年目の冬。
人生の半分以上を神戸で暮らすようになった中で、それは突然起こった
歩き慣れた道が いつも通ってたお店が
すべて破壊された
あちこちに積み上がる瓦礫の山をみて
ついに涙すらも出てこなかった
私の住む街が 神戸が 壊れてしまった
嘆く間もなく私は浪人することになり
瓦礫の山を自転車で縫うように爆走しながら予備校に通った
毎日ただただ勉強してた
神戸の復興を願うもボランティアすらすることができなかった私は
「未来の自由」を掴み取るために、勉強するしかなかった
他にやることは何もなかった
そして、
同じ街で 23年後に出会うクラブチームも また
神戸を背負って戦ってることなどつゆ知らず…
〜 神戸とヴィッセル神戸② 〜 につづく
アズーリの至宝 〜神戸とヴィッセル神戸への想い②〜|miwa@ちょっとしたことに役に立つかもしれないブログ|note
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