「自己発信の自由」は、どこまで保障されてるのか
noteは、自己発信の場として
とても優秀なプラットフォームです。
クリエイターを第一に考えて設計され
意欲高く継続しやすいメリットを持ちます。
そのためか
年々、noteを利用する方は
爆発的に増えています。
2022年4月では、会員数500万人を突破。
前年比から30%増となります。
前年からの30%増は、
なかなか異例ですよね💦
それだけ
「自己発信の場として利用したい」
と考える人が増えた証拠です。
さて、今回のテーマは
「自己発信の自由」は
どこまで保障されているのか?です。
ここでの”自己発信”とは、
自分の考えや学び、想いを
誰でも見られる状態に「公開」すること。
noteで投稿するとは、
「どうぞ、好きなように見て下さいね」と
公にすることを指します。
※課金の話は、ここでは省きます。
自分以外の他人に
「好きなように見てね」と発信する場合。
問題となるのは、”作者側の表現力”です。
どこまでの表現でOKなのか。
また、
どういった表現は良くないのか。
自己発信の自由のもつ保障とは、
どこまでの範囲なのか。
疑問に感じるのではないでしょうか。
自由に発信できるからこそ
気をつけたいグレーな部分を
皆さまと共有できればと思い、
記事を書かせていただきます。
では、いきましょう♬
自己発信の自由とは?
自己発信の自由もとい
「言論の自由」とも言います。
誰でも自分の言葉で
自分の考えを発信していいし、
自己発信を止めることは
国家として禁止します。
そう謳ってます。
「じゃ、分かった。
自分の好きなように
好きな言葉で発信するわ!」
と言えば、そうではありません💦
ここは難しいところ…
言論の自由は保障されていても、
何でも言葉にして発信すればいい!?
とは、ならないのです。
自己発信の自由の保障とは、
言葉の選び方によって
保障範囲が変わります。
ちなみに保障されている人の場合、
多くの人に喜ばれ、
アカウントをフォローされ、
noteではたくさんのスキを頂くでしょう。
保障外にあたる人は、
記事を読まれない。
フォローされない。
スキをもらえない。
”ない”づくしで、クリエイターとしては
ツライ状況に追い込まれます。
どうせなら、
自己発信の自由の保障内で
活動し続けたいですよね。
✔画面の向こう側に
相手がいる
「言論の自由」で
好きなことを発信していい
と言いましたが…
いま一度、考えてほしいのは
”受け手の存在”です。
つまり、noteでいえば
読者の存在です。
タイトルが気になったから読む読者。
いつも読みに来ている常連さんの読者。
ファンだから絶対に読んでくれる読者。
読者の存在を感じられるだけで、
創作者としては何倍にも意欲が跳ね上がり
「記事を書こう」と気持ちを鼓舞できます。
ここで、自己発信の自由の保障について
話を戻しますと…
自由に発言するための保障には、
読者の存在は欠かせません。
なぜなら、読者が
どういった感情で受け止めるかによって
保障の範囲は変わるからです。
たとえば、
作者は、言論の自由で
好きなことを書いて公表する。
読者は、書いた内容を読んで
気分が悪くなった。
結果
⇒次からは二度と記事を読んでくれない。
⇒もちろん、フォローされない。
⇒スキをもらえない。
⇒創作活動が難しくなる。
つまり、
読者が「読みたくない」と感じれば、
それは自己発信の自由の保障外になります。
保障外の状態では、好きなように
好きなことを書き続けられたとしても
風当たりは強く、周囲から認められるまで
たいへん時間がかかります。
無論、創作活動を続けにくいでしょう。
難しいことはありません。
書いた内容物を読む人は
「どういった印象を受けるのか」
を考えて、意識しながら書くこと。
ただ、それだけです。
✔保障範囲内に
収まるために
読者に快適に読んでもらうために…
どういった表現が
読者の気分を悪くするのか。
具体的な例をご紹介します。
いくつかご紹介します。
・誹謗中傷を言う
読者の知らない相手であっても、
傷つけている状況を見るのは
あまり気持ちよいものではありません。
かりに
傷つける表現になった場合は
あとでフォローを忘れないように。
・汚い言葉を使う
汚い言葉とは、たとえば…
「うぜー、だせー、やべー」
「お前、あいつ、うち、あんた」
「マジ、クソ、アホ、ヤバい」
「死ね、殺す」
「超うけるー、バカじゃねーの」
など、主に
”話し言葉”として使われる言葉です。
一見すると、裏表のないイメージを
与えられると感じますが、
第一印象は最悪です。
こういった言葉を使った投稿は
避けるべきです。
・タイトルを回収しない
タイトルで「○○の解決法」と
書かれた記事をよく見かけます。
こうしたタイトルを読む読者は
「○○が解決する」と考えて、
読みに訪れます。
でも、実際に読んでみると
「解決法は書いてない」
「とくに中身もない」
「読んで虚無感しか得られなかった」
とタイトル詐欺にあうケースも。
しっかりタイトルで公表したからには、
記事の中身もタイトルの内容を
回収するように完成させましょう。
・専門用語を多用する
たしかに「自由に発信していい」と
謳っているからといって
専門用語ばかりを多用すると
読者は置いてけぼりを喰らいます。
読者の頭の中に「?」が
浮かぶような言葉は避けるべきです。
専門用語の多用は、間違いなく
あなたから読者が離れる原因です。
・論理が破綻している
記事の冒頭で「Aは○○だから、Bだ」と
論理展開していたはずが…
最終的には「AもBも同じ」なんて
話の終わり方になると、読者は
「何が言いたいの!」と離れていきます。
しっかり論理にもとづいて、
話を完結させましょう。
でないと、読者はいつまでたっても
あなたの理解者にはなりません。
・パクっている
どこかで聞いたことあるような内容を、
あたかも「自分が最初です」
といった表現で公表すること。
これだけ情報過多な社会だからこそ、
内容が被ることを避けるのは
難しいと感じます。
ただ、問題なのは情報の出元にたいして
敬意を示さないことです。
「価値ある情報をありがとう」
と思って、書いているかどうかです。
パクリ疑惑は、読者以上に同業者にも
嫌われるので注意が必要です。
* * * * *
✔SNSを
楽しく続けるために…
今回、自己発信の自由として
保障される範囲についてお話ししました。
自己発信に興味をもつことは、
素晴らしいことです。
なぜなら、自己発信には
あなたを成長させるための
多くのメリットを持っているのですから。
ただ同時に、世の中に発信するからこそ
その内容を読む人が存在します。
書く人、読む人、
お互いにwinwinの関係性を築けるように
考えて行動しなければいけません。
書く人は
自分の想いを伝える自由の下で発信する。
読む人は、必要な知識や
想いを受け止めるために受信する。
お互いを思いやりステキな関係性を作れば、
おのずと楽しく創作活動を
続けられるのではないでしょうか。
難しく考える必要はありません。
読んでくれる方を想像してください。
読んでて理解してくれるかな。
ツラくないかな、共感してくれるかな。
執筆中に読者の存在を忘れないことが、
間違いなくあなたの自己発信の自由を
保障してくれるのでしょう。
ぜひ、いま一度
参考にしていただけたら幸いです。
では、また。
失礼します。
サポートしていただければ、あなたの習慣活動を全力で応援します!!