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【習慣化を難しくする原因】なんでもいいとこ取りしてしまう

何かを得るためには、何かを捨てる必要がある…

おはようございます。
習慣応援家のshogoです。

習慣化を難しくする原因として、人は「なんでもいいとこ取りしてしまう」傾向にあります。

「いいとこ取り」とは、複数のものから(自分の都合の)よいところだけを取ることです。

習慣化において「いいとこ取り」は、一見するとできそう?と思ったりしますが…

すでに!!
この記事を読んでいる時点で、頑固としておススメできません。

習慣化に成功し、多くの良い習慣を持つベテランでも「いいとこ取り」は効率が悪いと言うでしょう。

鉛筆線 グレー

たとえば、早起きをしたい…

でも、夜更かしもしたい!!

と、考える人が「早起き」を習慣化できると思いますか?

どうして、こういった矛盾を生じてしまうのか?

原理原則からひも解いて、一緒に考えていきましょう。


新しい習慣から取り組んでしまう理由

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習慣化に取り組むときに、どうしても新しい習慣にばかり、目が行きがちです。

それは、「習慣化に取り組むぞ!」と意気込んでいるときに始めることが多いのがひとつ理由としてあげられるから。

新年の始まりに「今年は、○○をがんばる」と、意気込んでみたり…

情報誌で「○○な行動は人生が変わる」といったタレコミに、心を動かされたり…

そもそも、新しい習慣というのは魅力的で、ワクワクした気持ちを引き起こしてくれます。

「どんなふうに自分は変われるのだろう…」

「新しい自分に生まれ変わって、人生を変えるんだ」

結果を知りたくて、早く取り組みたくなる気持ちも分かります。

ただ、ここで考えてほしいのが前述でお伝えした「何かを得るためには、何かを捨てる必要がある…」ということです。



等価交換という原理原則

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『鋼の錬金術師』という漫画をご存知でしょうか?

荒川弘さん原作で、実写化の映画にもなった有名漫画です。

この漫画のなかに「等価交換」という言葉が出てきます。


「等価交換」とは、”1”からは”1”しか生まれないという原理原則です。

難しいように感じますが…

ようは、何かを手に入れるならば、何かを犠牲にしないといけないということです。

漫画の話のなかでも、「等価交換」は重要な役割を果たします。

主人公は、亡くなった母親を生き返らせるために錬金術を発動したら、真理によって弟の身体を持っていかれます。

つまり、手に入れるものが大きいほど、その代償を払わないといけないのは当然なんです。

代償を払わずに新しいモノを手に入れられるほど、人生は甘くありません。

等価交換の原理原則を無視して、”1”から”2”を生み出そうとするから挫折のモトになります。


いきなり習慣化に取り組んで成功する人は、変人扱いしていい理由

新しい習慣を手に入れたのであれば、同時に今までの習慣を捨てないといけません。

1日は、24時間です。

その24時間という限られた時間のなかで、習慣を繰り返して生きています。

ましてや、習慣は無意識のうちに行動するので、すでに24時間という時間を勝手に意識しながら動いています。


たとえば、24時間のあいだに「10個」の習慣を実行している人のばあい。

ここで「新しい習慣を取り組むぞ」と、「10個」の習慣にプラスして、もう1個、習慣を足そうと考えます。

10+1=11個の習慣

でも、もともと「10個」の習慣で24時間を回していたので、「11個」に増えたことで時間が足りなくなります。

足りない時間で新しい習慣「1個」にチャレンジしても、長続きしません。

とうぜん習慣化に成功する前に、新しい習慣「1個」は挫折するでしょう。



では…どうすれば、習慣化できたのでしょうか?

すでに「10個」でいっぱいの24時間であれば、なにか今までの習慣「1個」を忘れる必要がでてきます。

10-1=9個の習慣

一度、今までの習慣「1個」を忘れて、できた余白に新しい習慣「1個」を入れてあげれば、無理なく習慣化に取り組めます。

9+1=10個の習慣



等価交換すべき習慣の線引き

「じゃぁ、どんな習慣を忘れるべきなんだ」という疑問をお持ちの方もいらっしゃると思います。

ポイントは2つです。

・手に入れたい習慣の本当のメリットとは、何か?
・今、やっている習慣を捨ててまで必要なメリットなのか?

この2つを吟味してみてください。

この辺のお話しを詳しく解説すると長くなるので、別の機会でお話しします。

カンタンに言うと「犠牲を払わないと、新しい習慣を手に入れようとしても、今までの習慣に引っ張られて挫折率120%ですよ」ということです。

上記の2つのポイントを天秤にかけ、よく考えるのをおススメします。

いままで習慣化に失敗した人にも、おススメです。

「どうして習慣化に挫折してしまうのか」の原因分析も容易にできるし、対策も立てやすいからです。


【例】「早起き」という習慣からヒモ解く

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「早起き」という良い習慣を手に入れるのであれば、二度寝の気持ちいいと感じる習慣を手放さないといけません。

いかにして二度寝のフワフワした精神状態で…
「あぁ…まだ寝ていたい…zzz」と思う、状態で起きれるか。

目先の欲求に負けて寝てしまうとどうなるのかと思いますか?


たとえば、時間ギリギリまで布団に入っているので、朝ごはんも食べずに出社する。

もちろん、身だしなみを整える余裕もなく、だらしない恰好、パンパンに張れた顔、眠気なまこな目。

そんな状態で会社に行ったら、会社の人に白い目でジロジロ見られるでしょう。

さらにお客様の前に立つのであれば、ますます変な目で見られます。

時間ギリギリだったので持ち物を確認していないので、忘れ物もするでしょう。

とうぜん、上司から注意を受けると思います。

自分自身も集中できなかったりイライラしたりで、最悪の1日を過ごすことになります。

そして、その晩はストレス解消のために、自分の好きなことを深夜遅くまでやることに…

そのまま翌朝を迎えて、「あぁ…眠たい…もう少し寝よう…zzz」と二度寝を繰り返し時間ギリギリまで寝る始末…

まさに”負のループ”です。


~まとめ~

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すべては、周りまわって習慣が作られています。

だからこそ、新しい習慣を手に入れたいのであれば、何かを犠牲にしないといけません。

自分にとって”本当にいいな”と感じるメリットとは、なにか?

いま一度、考えてみてください。

おそらく、そのときに新しい習慣を邪魔する習慣が見えてきます。

その邪魔な習慣を、「どうすれば忘れることができるのか」を考えるんです。

そうすれば、新しい習慣化に取り組んだとき成功しやすくなります。


何かを得るためには、何かを捨てる必要がある…

原理原則を理解し、習慣化をがんばってください!!

では、また。
失礼します。



サポートしていただければ、あなたの習慣活動を全力で応援します!!