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生きのびるために知るべき言葉

それは衝撃が走った。

夢を叶えるために、
目標を達成するために、

”行動し続ける”ことが大切だと知っていたが
あまりに具体的な理由を明示されて
あらためて、自身の考えをアップグレードした。



先日、尊敬するnoterさん
「しんちゃん」さんのレビュー記事から
とある本を知りました。



それがコチラ☟


著者「坂口 恭平」さんの

生きのびるための事務

です。


坂口恭平さんは
作家であり、画家であり、音楽家であり、
建築家でもあります。

その多彩な才能を発揮し
現在も盛んに活動されています。

また、生き悩む人の電話に24時間対応する
「いのっちの電話」といった活動もされています。



精力的な活動されている
坂口恭平さん。

この度、
「生きのびるための事務」と題して
本書を発売されました。


本書は、四コマ漫画のように
キャラクター同士の会話形式で進みます。

主人公、
ご本人の坂口恭平さん(以下、坂口さん)。
導き人、ジム。

ジムは、
坂口さんの心の中に住む事務員です。


この二人の掛け合いをとおして、
いかに坂口さんの人生が変わったかを
体感していくのが”本書の醍醐味”です。

そして、
悩み不安になる坂口さんにたいして
ジムのフレーズにも要注目です。



今回は、
「生きのびるための事務」を読んで
わたしの感想を皆さんと共有させてください。


では、いってみましょう(^^♪




✔ジムの名言

坂口さんの心の中で
行動の指標を示す「ジム」という存在。

ジムは、
やりたいことしかやりません。

ジムにとってのやりたいことは、
『事務』です。

ジムの進める最初の事務は、
10年後の未来の自分をノートへ記すことから
始まります。

・年収1,000万を達成したい
・画家になりたい
・本を出したい
・音楽で生計を立てたい

そうした夢や目標を達成するために
”10年後になりたい自分”を設定し
ノートに書き起こします。


その10年後になりたい自分に向けて
「事務を働かせ続けることが大切だ」と
ジムは教えてくれます。



ここからは、
ジムの名言をご紹介させていただきます。



上手くいくことしかやらない。
上手くいく人は、上手くいくことしかしない。

簡単なことです。
上手くいくことは、ただ
「やり方があっていたい」ということだけです。

「生きのびるための事務」より引用


否定すべきは己ではなく、己の選んだ方法のみである。

「生きのびるための事務」より引用


自分を褒めるな、
自分の”事務”を徹底して褒めろ。

自分を批判するな、
自分の”事務”を徹底して批判しろ。

「生きのびるための事務」より引用


まぁ、ゆっくり
やっていけばいいですよ。

どうせ最後は、上手くいきますから。

「生きのびるための事務」より引用


生きてる間にすることって、
自分が何が好きなのかを探して、見つかったら、
死ぬまでそれをやり続けるってだけです。

それだけです、人生は。

「生きのびるための事務」より引用


ジムの伝える言葉は、坂口さんをとおして
わたしたちに語りかけます。

そのひとつひとつは、まさに金言。


「何をすればいいのか分からない」
「人生の意味って、何だろう…」
「好きを続けるって、大切なのか」

抽象的な将来から漠然と不安に陥る人へ
ジムの言葉は、一筋の光のよう…


あなたもジムの進める”事務”に
興味が湧いたのではないでしょうか。



✔事務と習慣化

本書を読みながら、
自分の得意とする”習慣化”と照らし合わせました。

事務とは、
やりたいことをやり続けること。

好きなことが上手くいくように
ひたすらに事務を継続すること。


習慣化とは、やりたいことを
無意識の行動に落とし込むこと。

考える間もなく
自動で動き出すシステムのこと。


ニュアンスは似ているものの、
事務は能動的におこなうものにたいして
習慣は結果、受動的におこなうもの
といった印象です。


ただ、良い習慣を手にするために
事務は素晴らしく効率的な方法だと感じました。


たとえば、
「1日のスケジュールを管理する」や
「評価と結果を区別する」点など…

事務によって
行動を言葉に置き換える作業は、
習慣という無意識に働きかけます。


やりたいことを最優先に、
即決で実行に移す事務は
習慣すらも巧みに操るのです。










事務は、分からないものを明らかにするのではなく
分からないまま仕事を延々と続けるためにあるのです。

「生きのびるための事務」より引用

上記の言葉は、坂口さんが
仕事の評価で悩んでいるときに
ジムから言われた言葉です。

自分の作った作品において「評価」とは、
他者の与える結果です。

だとすれば、
他者は変えられない存在として
自分から介入する必要はない。

評価されるまで、ひたすらに
自分の好きなことをやり続ければいい…

そう、教えてくれます。



『生きのびる』とは、
好きなことをやり続けること。


「それが一番、難しい」と感じるならば、
ぜひとも、本書を手に取って読んでほしい。

いや、読んでください。

かならず、あなたに
刺さる言葉がみつかるはずです。


事務の魅力を知れば、
あなたの価値観も大きく広がることでしょう。


では、また。
失礼します。

サポートしていただければ、あなたの習慣活動を全力で応援します!!