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転職したら、会社の同僚がゲイだった。個性溢れる同僚と過ごした面白エピソードとLGBTについて学んだこと。

先日、居酒屋で飲んでいた時に、近くの席にいたゲイの人と仲良くなりました。

その人は、男性同士のマッチングアプリをやっていたらしく、僕には興味がなさそうで、アプリに夢中な様子。

お話をさせていただきながら、前職で職場にゲイの同僚がいたことを思い出しました。
なかなか面白い濃い経験でした。

今回は、その時の話をしようと思います。

1.LGBT=セクシュアル・マイノリティとは?

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ちなみにLGBTやセクシュアル・マイノリティという言葉はご存知でしょうか。

LGBTとは、Lesbian(レズビアン、女性同性愛者)、Gay(ゲイ、男性同性愛者)、Bisexual(バイセクシュアル、両性愛者)、Transgender(トランスジェンダー、性別越境者)の頭文字をとった単語で、セクシュアル・マイノリティ(性的少数者)の総称のひとつです。
引用:LGBTとは|東京レインボープライド

はじめてLGBTについて知ったのは、学生時代の友達からカミングアウトされた時でした。

2.友達からのカミングアウト

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みんなに伝えたいことがあります。
僕はゲイです。

それはそれは、衝撃的でした。

自分があまりに無知すぎて、どう接していいか分かりません。

とはいえ友達は友達なので、今までと変わらず接しようと試みましたが、友達のほうが気にして距離を取ってしまい、離れていってしまいました。

それからLGBTについて調べたり、「RENT」「ボヘミアンラプソディー」などLGBT関連の映画を見たりして、自分なりに理解に努めるようにしました。

3.転職すると同僚が・・・

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その数年後、転職し、新しい職場で働くことになりました。

どんな職場だろうと期待を胸に出社。

職場で同じチームになる人に挨拶をしていると、一緒に働く同僚の一人が、すごく「くねくね」していました。

見た目はおじさんでしたが、動きが異様に「くねくね」しているのです。

直接聞いていいのか分からず、他の人に聞いてみました。

「〇〇さんって、変わっていますね・・・」

ああ!〇〇ちゃんはゲイだよ

「あ、オープンな人なんだ」

その同僚は、自分がゲイであることをオープンにしている人でした。

しかも名前を「ちゃん付け」で呼ばれています。

そして、職場内ですごく人気者でした。

さらに言うと、仕事がバリバリできる人。

そんな同僚と一緒に働く中で、ゲイのイメージがプラスに変わってきました。

4.笑いが耐えない日々

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本当に、毎日笑いが耐えませんでした。

同僚は、僕の向かいの席に座っています。

ある日、机の下に潜ってゴソゴソしていました。

びっくりして、僕が机の下を覗くとこう言いました。

なによ!(机の下の荷物を)片付けてんのよ!触りはしないわよ!

「触られるんじゃないか」と、僕が直感的に思ったことを、ズバリお見通しでした。

別の日、僕の後ろに来て、同僚が仕事を教えてくれていたときのこと。

「距離が近いなー」と思ったら、こっそり胸を触られました。

僕がびっくりすると、こう言いました。

なによ!減るもんじゃないし、ちょっとぐらい触らせないよ!

確かに減るもんではないなと、笑ってしまいました。

一番面白かったのは、その同僚が他のイケメンの同僚にちょっかいを出している時のこと。

そのイケメンの同僚は、扱いに慣れているようで、軽くあしらっていました。

すると、ゲイの同僚はこう言いました。

もう!好きなら好き!嫌いなら好きって言ってよ!

イケメンの同僚はこう答えました。

好きだよ
アタシも好きよー!

みんな大爆笑していました。

イケメンの同僚は、嫌いという意味を込めて好きと言っていましたが、ゲイの同僚は好きと言われたことに喜んでいるのです。

好きでも嫌いでも好きと言わせ、誰も傷つかない。

僕は、この言葉遊びが凄いなと関心しました。

色んな人生経験の中で生まれた、ユーモアあふれる表現の数々に、日々学ぶことばかりでした。

5.まとめ

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noteには書けないディープな話もいっぱい聞いています。

総じて、自分にない経験をしている人は、面白いなと思いました。

性別が違えど、国籍が違えど、人は人。

今回のような経験から、見た目で人を判断せず、その人がどんな人なのかを知りたいなと、思うようになりました。

またこれからの人生でも、色んな人と出会えることが楽しみです。

ここまで読んでいただきありがとうございました!

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