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「ストックビジネスの教科書/大竹啓裕 著」会社で働きながら起業するという考え方

ブログを毎日投稿していると、アウトプット過多になりインプットが足りないと感じていたので、最近は隙間時間を使って読書するようにしています。

一冊読み終えたので、学んだことの備忘録として、読んだ本の紹介をしようと思います。

◆ストックビジネスの教科書

大竹 啓裕(おおたけ・たかひろ) 
株式会社アットオフィス代表取締役社長。非営利一般社団法人ハラル・ジャパン協会副理事長。大竹アンドパートナーズ税理士事務所シニアコンサルタント。 1963年福島県生まれ。20代はセコム(東証一部)にて、理想的なストックビジネスの営業を経験。その後、大手デベロッパーにて100棟以上のオフィスサブリース運営を学ぶ。30歳でラーメンFCチェーンの創業メンバーとして参画。
引用:ストックビジネルの教科書

本を読んだ中で、学んだことを3つピックアップします。

1.ストックビジネスとフロービジネス

ストックビジネスとは何かをご存知でしょうか。

本書でも触れていますが、僕はなんとなく聞いたことがある程度で、詳しく理解はしていませんでした。

ずばり、究極のストックビジネスは不動産です。
もっと言えってしまえば、無借金の不動産を所有することです。
引用:ストックビジネルの教科書

不動産と言われると、分かりやすいと思います。
ストックビジネスの定義とは、このように書かれていました。

・継続的にお金が入る(上の「お金」とは利益や儲けのことを表す)
・売ることができる
これが「ストックビジネス」の定義です。
引用:ストックビジネルの教科書

逆に「フロービジネス」とはどういうものなのでしょうか。

ストックとは本来「貯める」という意味です。ようやく取った、けれども来月はどうなるかわからない仕事というのは、「ストック」とは逆の考え方で「フロー」と言います。ちなみに、「フロー」とは「流れる」という意味です。
引用:ストックビジネルの教科書

会社で働きもらえる給料は、フロービジネスに属します。
その理由はこちらの記事にも詳しく書かれていました。

2.17のビジネスモデルと8つの課金モデル

ストックビジネスについて理解したところで、どんなビジネスモデルがあるのでしょうか。

一例をご紹介します。

1.インフラ提供型・・・電話、ケーブルTV、プロバイダ
2.家賃契約型・・・賃貸住宅、賃貸不動産、レンタルオフィス
3.レンタル、リール型・・・自動車、複合機
4.ASP型・・・プログラムや情報共有サイト、アプリ
5.スポーツクラブ型・・・スポーツクラブ
参考:ストックビジネルの教科書

本書を読んでいただきたいので、一例に留めておきます。

もっとも、ここに挙げたモデルは世の中に存在するモデルの一部です。しかし、類型としてこれだけ覚えておいてもらえれば十分です。 
 この「17のビジネスモデル」と「8つの課金モデル」を一つ、あるいは複数を組み合わせることによって、無限のパターンを創出できるようになります。
引用:ストックビジネルの教科書

新しいビジネスを生み出すのではなく、既存のビジネスを組み合わせるという考え方はとてもわかり易かったです。

3.給料をストック化する

会社員の方におすすめなのが、自分の給料を「ストック」とみなして、まずは「フロー」のビジネスを展開してみるということです。
引用:ストックビジネルの教科書

先程1でお伝えした「ストックビジネスの定義」で考えると、会社員の仕事は他人に売ることができないので、ストックビジネスではありませんが、「ストック」と考えることは可能と本書に書かれていました。

給料で生活を賄って、新しいビジネスに挑戦してみる。そして、それが大きくなり、安定的な利益がもたらすことができるとわかれば、これをしっかりと「ストック化」して、やがて、給料という「補助輪」なしでも運転できる状態にする。
 こうすることによって、安全な独立企業をすることができます。
引用:ストックビジネルの教科書

この考え方を大事にすると、起業するということも、難しいことではないのかもしれません。

◆まとめ

読書をすると、新しい考え方を知って、刺激になりますね。

今回紹介したのは本書の前半部分なので、続きが気になった人は是非読んでみてください。

ここまで読んでいただき、ありがとうございました!

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