「岡山から東京へ」上京した人あるある5選
僕は岡山から上京し、10年以上が経ちました。
もうすこしで、岡山にいた年月よりも、東京にいる年月の方が長くなりそうです。
時の流れは早いものですね。
東京に岡山出身の人は少ないので、初対面の人に「岡山出身です」と言うと色んな反応があります。
今回は、岡山から上京した人あるあるについてお話します。
1.上京してすぐ標準語になる
僕は上京して数か月で、標準語になりました。
たまに帰省すると「東京に染まっとる!」と友達にいじられます。
同じ岡山出身の人に話すと、「それ分かる!」と言われました。
理由は単純で、岡山弁は基本語尾につくことが多いのです。
「○○じゃけん」「○○じゃろう」などなど。
そのため、敬語を使っていると「○○なので」「○○ですよね」と、一瞬で標準語に変わってしまいました。
そうするとすぐに標準語に馴染んでしまい、たまに「岡山弁をしゃべってみて」と言われると「岡山弁ってどんな感じだっけ」とすごく困ります。
それなのに岡山の家族や友達と話すと、「岡山弁しゃべっとる!」と自分でもびっくりするくらいスラスラ出てくるので、不思議なものですよねり
2.岡山県の場所はあまり認知されていない
初対面の人に「岡山出身です」と言うと、連想されるのはだいたい「きびだんご」「桃太郎」「美観地区」の3つ。
「きびだんご!」「桃太郎!」という人は、昔習った「桃太郎」のイメージで話しているので、岡山の場所を知らずに話していることが多いと思いました。
岡山の場所を説明する場合は、「広島と神戸の間です」というと通じます。
両隣の県は認知されているのに、なぜ岡山は認知されていないのか不思議ですね。
3.岡山の人と出会うと仲良くなりたくなる
東京に出てから、東京に住む岡山出身の人と知り合ったのは、5年以上経ってからでした。
それから何人か岡山出身の人出会うようになってきましたが、出会うたびに「岡山出身なん!?」と、すごくテンションが上がりました。
岡山出身の人は、同郷の人が好きです。
東京で認知されづらい県民同士、話し始めるとお互い岡山弁が出てくる感覚が、地元に帰ったような癒しを感じます。
4.岡山弁は通じない
「1」で、上京するとすぐ標準語になると伝えましたが、それには理由がありました。
岡山弁は場合によっては、東京では伝わらないのです。
一番最初にそのことに気づいたのは、友達とランチに行く時に「昼なんくう?」と言うと、「え?」と言われた時でした。
岡山では「何食べる?」を「何=なん、食べる=食う」と言うのですが、伝わらず恥ずかしい思いをした覚えがあります。
伝わらないことで代表的な岡山弁というと、「はよしねえ」です。
「早くして」という意味なのですが、これは事前に使ってはダメだと知っていたので、使わないようにしています。
「田舎者であることがバレるのが恥ずかしい」という思いから、積極的に語尾も「だよね」と標準語になり、あっという間に岡山弁ではなくなりました。
5.岡山が好き
これは僕個人的なことかもしれませんが、上京すると、地元の岡山が好きになります。
岡山にいるときは、「岡山は何もないから早く出たい」と思っていました。
ところが東京に出て、たまに帰省してみると、岡山の良いところがたくさん見えてきます。
岡山駅に着いた瞬間の、外の空気の美味しさ。
道行く人、店員さん、友達や家族が使う岡山弁。
派手な人が少なく、親しみやすい顔の人が多いところ。
電車から見える景色が、緑と田んぼでいっぱいなところ。
高い建物が少なく、空がずっと広がって見えるところ。
岡山にいると気づきませんが、東京という街で生活をしてみて、岡山という故郷を持っていることを自慢に、誇りに思います。
6.まとめ
岡山最高ですね。
岡山の良いところを書いていると、急に帰省したくなりました。
岡山を出たことのない人は、ぜひ東京へ住んでみてください。
東京に住んでいる人は、久しぶりに岡山へ帰ってみると、新しい発見がたくさんあるかもしれないですね。
このブログに足を運んでくださっている方で、岡山出身の人がいらっしゃったら、一緒に岡山弁で喋りましょう。
ここまで読んで頂き、ありがとうございました!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?