三浦くもり
主にエッセイです
Twitterに投稿したものです
たまに書きます
最終更新 2023/9/23 自己紹介【名前】三浦くもり(みうら くもり) 【生年月日】2000年☁️月☁️日 【出身地・居住地】東京都 【職業】会社員 【趣味】雲グッズ収集 【推し】窪田七海 (OCHA NORMA) ※敬称略 【連絡先】miurakumori@gmail.comまたはTwitter(現:X)のDM 【アカウント】 Twitter(現:X) Instagram Threreads YouTube(閲覧用) note (このページ) ※名前、アイコ
昔から肌と胃腸が荒れやすい。というか常に荒れている。漢方を飲んだりヤクルト1000を飲んだりして、なんとかよくならないかと模索する日々だ(ヤクルト1000を飲むと毎回変な夢を見るので、一旦中断している。詳しくは『ヤクルト1000を飲んで見た夢』をお読みください。CMでした) さて、通勤中の電車(BGM:『ザ・ストレス』/森高千里)でインターネットを彷徨いていたところ、某有名人が「小麦禁止生活」をしているという情報を見かけた。アレルギーではなく自主的に禁止しており、パンや粉物
長らく品薄状態が続いていたヤクルト1000だが、最近は近所のスーパーで安定して見かけるようになった。10本パックもあふれんばかりに売り出されており、ちょうどポイントも貯まっていたので買ってみることにした。いつも世間から周回遅れで流行り物に手を出している気がする。 ヤクルト1000を飲んだその夜、酷く変な夢を見た。私の周りは「夢に色彩がない」とか「図形が浮かんでいるだけ」とか「そもそも夢を見ない」という人が多いのだが、私は逆だ。色彩や五感が現実と同じようにあり、風が吹いたりお
見たことのないスーパーで見たことのあるものを買う 旅が始まる マシュマロを敷き詰めて焼く この町でいちばんあまい朝食にする 花びらを踏みしめながら イメージの通りのことは起こらないから 眠ってるはずの時間に音楽を聞けば私の中のあなたが 覚えてることの一つに友達でなかった頃のきみの微笑み 少しだけ日々を楽しくしたいから1DKにしろいかいじゅう 左手をご覧ください私たち同じ記憶を残しましょうね
車窓から見えるコーポに暮らす夢 自分でつけるピリオドは染み 車窓から見えるコーポに暮らす夢 弱にしたことない扇風機 車窓から見えるコーポに暮らす夢 角を曲がればフリーダイヤル 車窓から見えるコーポに暮らす夢 ストーブよりは賢い私 車窓から見えるコーポに暮らす夢 裸眼で君を見たことがない 車窓から見えるコーポに暮らす夢 機械に敵わないのが誇り 車窓から見えるコーポに暮らす夢 溺れても変わらない心拍数 車窓から見えるコーポに暮らす夢 考えているふりの沈黙 車窓から
ポケットに入れっぱなしの飴玉を舐めてしまったくらいには鬱 どの街を歩いていても吸い殻が落ちてて鳩は二足歩行 会議から戻れば冷めたコーヒーとふせんまみれの資料と 私 九十分制のコメダで立ち直ることに何度も失敗してる 涙だけ足りない私 忘れずにドラッグストアに寄れるとことか マネキンの通りに服を揃えても気付いたら下向いちゃってるし 朝だっていきなり光るわけじゃない 始発のためにドアを開ければ お揃いになってしまったガチャガチャをぶら下げながらゆくサブナード ツーショットらしいツー
幸せかどうかはわからないけれどあなたと歩く小路はきれい アンカーとして走るから棒切れになったバトンも渡してほしい 便利屋を始めたけれどサポートで入ったバンドでそのままデビュー 一人ずつ願いを叶えてあげたのにいつまでも訪れない平和 俯いた人たちばかり街中に誰かのための何かの印 寮からは青い夕焼けお母さん私のとこはまだ大丈夫 視聴率90%を目指しますまずは司会に喋るペンギン
制服で行ける場所には限界があって リュックを前に抱える 文化祭の準備に誰も来なくって後ろの黒板綺麗にしてた 野球部がテレビに出てる同級生って言葉はなんて脆いんだろう あの人が好きなバンドを好きな君を好きな僕。あ、ここで終わりか。 アラームが鳴り続けてる朝がある遠い遠い遠い教室
カーテンを閉めたままLINEを返す パキラの花言葉は「快活」 外国の言葉で何か書かれてる悪口だったとしてもきれいだ 夏の始まりは例えばあなたから届く手紙の一行目とか もう一度オムレツを焼く大切なことが段々わからなくなる アレクサに出来ないことはなくなって例えばあたしにおやすみのキス
君のこと信じているよ天気予報よりも明日が来ることよりも ンジャメナ、で回避したのに内申、と言ってあなたは角を曲がった 何もかも共有してるはずなのに君だけ泣いているラストシーン 水曜に必ず着てる服がある 校則の亡霊に抱かれて アルバイト募集中の貼り紙のターゲットから外れて 五月
朝、起きたい 昼、光りたい 夜、きみと同じことを思い出したい 「一度だけ話しかける」を何回も繰り返したら友達になる 大丈夫 軌道修正できる矢に変えたから指、離してみてよ 室温もフォントも文末も決められていて けれど まだ歌が好き 春なんてみんな仮面を被ってる残したくない桜餅の葉
先輩が奢ってくれたコンポタが消えて自販機ごと春になる 花道をみんなで歩く地元から出る人も出ない人も私も 白いこと冷たいことを知りたくて雪という字に何度も触れる 電源を切ってこれから夜になる夜になるあなたを許したい いつまでもフラッシュモブが終わらない 私だけ守っている校則
短歌を詠んでいます、と言うと、結社には入っていますか、と返されることがある。短歌、と聞いて結社、が出てくるのは、ある程度文芸に親しみがある人だ。そんな時私は、この人の前で短歌の話をするのが怖い、と思ってしまう。本歌取りに気付けなかった時、漢字の読みに悩んでしまった時、文語の表現を正しく取れなかった時も同じだ。短歌を詠むことも、短歌のことを口にすることも、私には許されないのではないか。そんな感覚に陥る。 筋肉短歌会の名前の由来は、第一回目のお題が「筋肉」だったからだ。筋肉短歌
3/14(火)19:30から放送される、NHK『クローズアップ現代』に出演します☁️ NHKの方が自宅まで取材に来てくださり、私自身のことや、筋肉短歌会のことをお話しさせていただきました☁️いろんな歌人の方が取材されているようなので、素敵な番組になっていると思います☁️ とても緊張していたので上手く話せていない部分もあるかと思いますが、ご覧いただけると嬉しいです☁️ 余談ですが、一応顔出しです…☁️短歌やTwitterのイメージと乖離していないかがとても不安ですが、中身は
セイコーマートに行くことにした。 本当は北海道の店舗に行きたかったのだが、私が卒論や試験に苦しんでいる間に世間は三月になってしまい、新幹線や飛行機は軒並み値上がりしていた。新生活を控えた身に高額な旅費を払える余裕はない(当日に思い立って行動するので早期割引には縁がないのだ)。仕方なく、埼玉のセイコーマートに行くことにする。さようなら本場のセイコーマート、さようならラッキーピエロ、さようならエスカロップ。函館と根室に同時に行こうとしている時点で北海道に行く資格などないだろう。
丁寧に危険に加担することを美しいって呼ぶ 化学室 放課後にしか使わない筋肉のためにプロテインまた飲んでいる 嵐って調べてまずはアイドルが出るからこれが平和なんだろ 店長へ こんな景色の連続の先にあるのが夢なんですか お客様、いつものやつじゃないんすね 変わらないのは俺だけっすね 恋人へ 君は世界に振り仮名を振って私に読ませてくれる 母になる以前の母が歩いてる父より優しそうな男と 作文の「ぼく」を「私」に変えてからおかわりじゃんけん勝てなくなった 大丈夫 あの日