放課後 / 東野 圭吾
この本、舞台「六番目の小夜子」の小道具で使われていて、私が本を読むシーンがあるんですけど、その時にじみーに読み進めてゲネプロのときには読み終わってしまいました。笑
面白くて面白くて!
東野圭吾さんの本を読むのは、実は初めてなんですけど、これはハマりますね。
300ページもない感じがするぐらい、あっという間に読み終わっちゃいました。
主人公の教師が誰かから命を狙われるところから始まって、ある日同じ数学の教師が学校で殺される。殺された場所は密室で誰が犯人なのか、。
みたいな感じで始まります。
ミステリーだから、基本的には事件の謎や犯人について追いかけるけど、それだけじゃなくて、学生の時にしか持っていない感情やセオリー、そんな生徒と向き合う主人公の教師の葛藤も描かれていて、一辺倒じゃない話の流れで面白いぐらいスイスイと読み進めてしまいます。
それに、謎が鋭くて面白い!それこそ、あの時のあの年にしかできない思いつかない謎で、感情から先にくる謎なんてあるんだと思いました。
どんなミステリーが待ち受けているのかドクドクと心臓の興奮する音を感じつつ、学生の頃の懐かしさも感じられる読み応えのある本だと思います。
みなさんもぜひ。
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