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モヤモヤは生きてる証し〜モヤモヤそうだんクリニック〜

積読になっていた「モヤモヤそうだんクリニック」を読了しました。


生活に取り入れたいことが満載だったので感想を書こうと思います。


本の紹介

脳研究者の池谷裕二さんと絵本作家のヨシタケシンスケさんの共作。
文を池谷さん。絵をヨシタケさんが担当されています。

当クリニックでは、「おとなの相談」は受け付けておりません。

256名の小学生から寄せられた「なぜ?」「どうして?」に、脳研究の第一人者・池谷裕二先生と人気絵本作家・ヨシタケシンスケさんが‟科学”と‟ユーモア”で向き合います!

Amazon説明より

おとなの相談は受け付けていませんが、大人にも刺さることばかりでした。

・子どもの頃に持っていたモヤモヤを解消せずに大人になっていた。

・そもそも勝手にこういうものだと思い込んで過ごしていた。


そんなことに気づかされました。


生活に取り入れたい相談・回答

やる気スイッチはどこにありますか?

昔CMで「やる気〜スイッチ 君のはどこにあるんだろ〜」を聞いてから全人類が探しているやる気スイッチ。


実は全人類共通のようです。

「やる気スイッチ」は脳の中にあります。
「たんそう球」と呼ばれます。
でも、このたんそう球は自分の意思でオンにすることができません。

本文一部抜粋


スイッチはある。
だけど、自動でポチ!はい!これでやる気出ます!とはならないらしい。

スイッチを押す方法はいくつか紹介されていましたが、その中で私が実践しようと思ったのはテンコブポーズ。


目を見開いて、口角を上げて、立ち上がり、こぶしを突き上げるポーズです。


要はなんでもいいから身体を動かすということです。


今朝は二度寝しそうなところを目を見開いて起こしました。
ついスマホを見てしまう時、1度立ち上がってみたら家事のやる気が出るかもしれません。


どうしたらあんまり緊張しませんか?

学生時代の部活の試合。
大人数の前でのプレゼン。

私の人生は緊張との戦いで、そしてよく負けてきました。


そんな私がやりたい、緊張をやわらげる方法が書いてありました。


それは正しい深呼吸


昔から緊張したら深呼吸と言われていましたが「正しい」がポイントでした。


まず吸うのではなく、口から吐く。
その後ゆっくり鼻から吸う。


ただ、緊張した時だけやろうとしても上手くいかなかったり、緊張で頭がいっぱいで思い出せないかもな、と思っています。


感情的になった時も深呼吸しようと決めていましたが怒った後に深呼吸するんだったのに…と反省することが多いです。


起きた時、寝る前など日ごろから正しい深呼吸を練習しようと思います。



いつか子どもと一緒に

このほかにも

・AIが発達しているのになんで勉強しないといけないの?
・どうしたら自分に自信が持てますか?

など子どもに聞かれたら答えられるかな?と不安なことも脳科学の視点からわかりやすく解説してくださっています。


相談自体が小学3〜6年生から寄せられたものなので、小学生にも読みやすい言葉や文量かと思います。


お二方のあとがきは何度も読み返したい内容でした。
手元におき、子どもが大きくなってから一緒に読むのも楽しそうです。

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