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親も一緒に楽しみたい!疲れた日の読み聞かせにおすすめの1冊

1日の終わり、子供との大切な時間として読み聞かせをしているご家庭も多いのではないでしょうか?

うちもお風呂に入って寝る前にソファで娘が選んだ本を読むのが習慣になっています。
私も本が好きだし、子供にも本を好きになってほしい。
だから「これ読んで~」と言われたら、基本「いいよ~」と返事をしたい。
そう思っていても娘の手元を見たとき、え??て声が出るくらい大量に持っていたときの衝撃。さすがに「この中から3冊選ぼうか!」と声かけ。
そうかと思えば同じ本を「もう一回!!」

このもう一回が一回で終わらない。
同じ本を読んでいたら大人は飽きてくるし、寝る前の疲れているときだと気が狂いそうになります。

そんな私が「もう一回!!」に笑顔で対応できた絵本をご紹介します。


こねてのばして/ヨシタケシンスケ

この本に出会ったのはヨシタケシンスケさんの大規模個展『ヨシタケシンスケ展かもしれない』。

それまでたくさんヨシタケさんの作品を読んできたわけではありませんでしたが、作品の裏側が見れる原画展が好きで行ってきました。
その中で、「こねてのばして」は読み聞かせが楽な本を意識して作られたとコメントがありました。

当時娘は2歳前。「もう一回!地獄」に疲弊していた私はすぐに売店で買って帰りました。

おすすめポイント

文量が少なく、テンポよく読める

「こねて のばして またこねて」とパン生地のような謎の物体に色んなアクションをしていきます。
1ページにこのアクションが多くても4つなので、リズムよく読むことができます。

ページ数も少ない

文量も少なく、さらにページ数も少ない。だから何度でも読めます。
全26ページで同時期にもらった「おおきなおおきな おいも」と比べるとご覧の通り。(これは1回読むだけでもだいぶしんどかった。)

おおきなおおきなおいもの方が高さがある分、より厚く見えてしまう。

私の中では2.3回「もう一回!」と言われても笑顔でOKと言えるページ数です。
(逆に短いからもう一回率も高いのかもしれない)

絵がかわいい!!

ヨシタケシンスケさん特有のかわいらしいイラストが好きなので私自身が読むのを楽しんでいます。

親目線の選書だっていいじゃない!

子供が小さい時は何が好きなのかわからず、良いとされている本、発達に合った本を選ばないと…と必死でした。
くもん推薦図書の表を見ながら選び抜いても、意外と反応がなかったり。
(当時レベル表示じゃなくて年齢表示してくれと思っていた。)

読み聞かせる私も一緒に楽しい時間にしたいと思い、私が子供の頃好きだった本や気になる本を選ぶようになりました。

今回紹介した「こねてのばして」は、その選書基準を取り入れた初めての絵本で、読み聞かせ楽しい!と思わせてくれた思い出の1冊です。

皆さんにも子供のころ大好きだった1冊があるかと思います。
読み聞かせに少し疲れてきたら、年齢は一旦忘れて一緒に好きな本を読んでみてはいかがでしょうか?


(今回紹介した絵本と、ご参考までに私が好きな絵本はこちら↓)

↑ページ数の多さで比較しちゃいましたが、娘もいまだに読みたがる素敵な1冊です。「まだまだ」の部分は絶対に自分が読みたい!と言って読んでくれます。

↑私が小さい頃大好きだった「ねずみくんのチョッキ」
今では娘と一緒に楽しんでいます。いろんな動物が出てくるので親の演技力が子供の満足感につながる(と思っている)。

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