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#29 曜日は手打ちしちゃダメ!!表示形式を使って曜日を自動で入力する方法を解説します

「えっ!?曜日って自動入力できるの!!?」

と思われた方は、一読の価値ありです。

表示形式を使えば、曜日を自動で入力することが出来ます。

やり方はかんたん。
3ステップです。

ぜひ、最後までお読みください。


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表示形式とは?

あまり知られていませんが、Excelには「表示形式」という機能があります。

表示形式は、セルの書式設定の中にあります。

ショートカット操作【Ctrl+1】です。

セルは①番地、②データ、③表示形式、④装飾の4階層でできています。

詳しくは、Excelゼロの第6章をご参照ください。

今回紹介する機能は、③表示形式を操作するための機能です。

表示形式を変えることで、データの見せ方を変えることができます。

どういうことか?

実際に操作しながら、理解を深めていきましょう。

表示形式を操作してみる

ステップ①

表示形式を操作する前に、データを入力します。

どこでも構わないので、今日の日付を入力してください。

「今日の日付は、2024/5・・・」

と手入力しては、ダメですよ。

今日の日付は、ショートカット操作【Ctrl+;(れ)】で操作できます。

小さな時短が、大きな時間を生み出します。

A1セルに今日の日付を入力(操作日:2024/5/1)

ステップ②

入力した日付にカーソルを合わせて、【Ctrl+1】を操作します。セルの書式設定を表示させてください。

Ctrl+1と操作して、セルの書式設定を表示

ステップ③

ユーザー定義を選び、右側にあるテキスト欄に「aaa」と入力して、OKを押します。


日付が曜日(水曜日)に変化

日付が曜日に変化しました。

表示形式はデータの見せ方を変えるもの

裏側の仕組みを、かんたんに説明します。

「日付から曜日を導き出す。曜日を表示する」

これだけです。

日付が分かれば、曜日は分かりますよね。

それを、表示形式で曜日が表示されるように変更した。

たったこれだけです。

「シリアル値って、何??」
という方は、こちらを参考にしてください👇

具体的な活用方法

Excelは「勤怠表」や「売上表」など、日毎のデータを記録するのに活用されます。

下図の表を見たことはありませんか?

日付と曜日の一覧表

日付と曜日が、縦に並んでいる一覧表です。

背景が黄色い「A2セル」の日付を変えるだけで、すべての日付と曜日を一瞬で変えることができます。

A2セルを「2024/6/1」に変更したら、日付と曜日が変わる

さて、どのように実現したのでしょう?

次週、やり方を解説します。

本日のおさらい

  1. 今日の日付はショートカット操作【Ctrl+;(れ)】で入力する

  2. 表示形式を使って、曜日は自動で入力する

  3. 日付に対して、表示形式☞ユーザー定義☞aaaで、日付が曜日に変化する

次回予告

日付と曜日一覧を、1つのセルを変更するだけで一瞬で切り替わる方法を解説します。

今日はここまで。

参考になった方、次回も楽しみと思われた方は、
『スキ』と『フォロー』してくれるとうれしいです。

最後までお読みいただき、ありがとうございました😊✨

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