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文書のルール

 こんにちは、甘野充です。

 文書にはルールが存在する。
 僕がこのnoteで書いている小説は、あえてルールを破ったり、知っていながらわざと間違った日本語を使ったりすることがある。
 言葉は生きている。時代とともに変化する。みんなが使えば間違いは正解になる。
 自由に書く。それが芸術だと思っている。

 僕は文書を書くことを職業にしているわけではないが、最近、専門誌への執筆依頼をいくつか受けている。
 一つは既に出版済み。もう一つは今月出版になる。それぞれ違う出版社だ。だいたい4ページぐらいの雑誌の中の記事だ。
 僕が開発した新製品のプレスリリースが出ると、製品に興味を持った技術専門誌から執筆のオファーが来る。
 僕が企画した製品の魅力をたっぷりと書く。本名での寄稿なので、探しても見つかりませんよ。😁

 さて本題だが、文書にはルールがある。
 雑誌の記事だからルールは厳守だ。
 「である調」にしなさい、「ですます調」にしなさい。その他もろもろ守るべきルールが記された文書が提示される。雑誌の記事だからそれほど厳格ではないが、守るべきことは守る。
 そもそも技術説明文書だから、淡々と書くし、自分の個性を出す必要が無い。

 公式文書になると、もっとルールが厳しい。直接僕がそれを書くわけでは無いが、作成チームに加わっているので、会議では「面倒くさいな」と思うことが多々ある。
 公式文書には個性があってはならない。分厚いルールブックがあり、全部守らなければならない。誰が書いても同じ人が書いたような文書にならなければならない。

 本を出版するには、校閲が行われる。
 文書の間違いだけではなく、内容の間違いもチェックされる。
 文書は正しく書かなければならない。

 とまあ、noteも気楽にやっているようで、気楽ではない。
 ともかく面白いものを書きたいと思っている。
 文書ルールには従わず、面白さだけを追求する。

 と言いながら、今日はいつになくまともっぽいものを書いたような気がする。

 今日はこんな感じです。
 それではまた。

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