秋が（ようやく）きた！

　ようやく秋らしい気温になってきて、「暑さ寒さも彼岸まで」という言葉が本当だったのか…と思わされる今日。
秋といえば…読書の秋、食欲の秋、そして芸術の秋。
あの夏の酷暑からようやく解放され、だいぶ活性が戻ってきた私。新潟もだいぶ過ごしやすくなってきました。

　この季節は「香り」の季節でもあります。稲刈りの後の空気の香り、秋晴れの爽やかな香り、どこからともなく香る金木犀の香り、冬に入る前の冷え冷えとした香りなど…「香り」をどの季節よりも感じる時期です。

昨年自宅で咲いていた金木犀の花

　ある文豪の作品を読むきっかけがありました。（9/24、小さな朗読会　秋）
その中のある作品で、木犀の枝を部屋に飾って香りが逃げないように…という場面がありました。
かつての文豪たちも、そのようにして秋を感じていたのだなと…やっぱり秋はどことなく物愁い季節なんですね。私はもっぱら食欲の秋です…（いや、芸術の秋です…）

　というわけでようやく秋がやってきました。
金木犀、咲いたら枝を飾ってみようかなぁ…と、ちょっと真似をしてみたくなった私でした。