あなたのすぐ目の前に、幸せは存在する。
わたしはいま、東京にいる。
昨日の朝7時30分に沖縄を飛び立って、ここへ来た。
今年に入って、3度目の東京だ。
10日間に20日間と、既に1ヶ月は滞在してきた。
だから渋谷の道玄坂を歩いてオフィスへ行くのも慣れてきたし、よく通るような場所はGoogleマップなんて使わずにスラスラと歩く。ちょっと前までは田舎者丸出しで、見るもの全てに感動を覚えていたのが嘘かのようだ。生まれてこの方ずっと沖縄にいるわたしにとって生きづらい場所と思っていたが、意外とそうでもないみたい。
たしかに、わたしの大好きな海は見れない。どんなに綺麗な夕焼けを見てもそれはビルとビルとの間からで、地平線に沈んでいく太陽を見ることはない。
でもここにはここの良さがあって、建築物の美しさや前回来たときに見た桜には感動した。
どんなことも日常になると最後は慣れが訪れ、そのものやことが持つ素晴らしさを見失いがちになると思う。だが、こうやって文章に残すことで「あの頃」の感情は忘れたくない。
沖縄も然りだ。東京へ来て、地元の良さを感じる機会がさらに増えた。普通だと思っていた日常が、なによりも幸せであることに気がついたから。
朝起きてたっぷりと降り注ぐ太陽の日差しと心地よい風が入り込むお家は、最高の目覚めと清々しい気持ちを与えてくれる。学校への通学路の途中にある夕陽が綺麗なスポットは、好きな海とのコラボレーションが抜群にわたしの幸せ度数を上げてくれる。
そんな当たり前の日常にある幸せを忘れずに、目の前のものを大切に生きていきたい。
光穂
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