「ありふれた教室」【映画感想文】
※内容に深く触れたネタバレ有り感想文です。
問題に直面したときに、「この方法だとちょっとマズいかもしれないな?」と思っても、どうにか打開したければ、ちょっと正しいばかりではない方法を取ってしまうのは、やったことがなくてもその心境の理解はできる。
「ありふれた教室」は、そんな風に正当性にちょっとばかり欠けるものの、正義のために「良かれと思って」取った行動によって、単純な校内の盗難事件がどんどんと泥沼化して、じりじりとした蟻地獄に落ちていく様子「のみ」をひたすらに追った作品で