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「数学が急にできるようになる瞬間」は必ずくる! 現役東大生が熱く解説!

皆さんこんにちは!
計算の申し子こと、ドラゴン桜チャンネル塾長の永田耕作です。
 
前回の記事では過去問の解き方について、具体例も合わせて解説していきました。まだ読んでいない方は、こちらもぜひご覧ください! 

さて、突然ですが、みなさんは数学の勉強は順調に進んでいますか?
 
毎日勉強しているのになかなか成績が上がらない、あるいは問題が解けるようにならないと悩む人も多いでしょう。
 
実際、数学はただ公式を暗記したり、問題の解法を頭に叩き込んだりするだけではできるようにならない科目です。だからこそ数学は、毎年大勢の受験生の悩みのタネになります。
 
しかし、伸びないからといって勉強を止めてはいけません。勉強を続けていれば、ある日突然才能が開花する時がくるのです。
 
詳しい説明の前に、まずはこちらの漫画をご覧ください。

いかがでしたでしょうか。もしかしたら「いや、これは漫画の世界の話であって、実際にはこんなこと起こらないでしょ」と思った人もいるかもしれません。
 
ですが、これは実際に多くの受験生に起こり得る話なのです。実際、僕の周りの受験生や今僕が指導している生徒さんにも、このような「突然数学ができるようになる」現象は起きています。
 
これは偶然の出来事なのか、それともれっきとした理由があるのか。今回はこの「数学が急にできるようになる瞬間」について紐解いていきましょう。 

 

・努力は嘘をつかない!

結論から言いますが、数学が急にできるようになる瞬間は必ず存在します。漫画にもあったように、どのタイミングでどんなふうに訪れるかの言語化は難しいのですが、僕はこれを「努力の蓄積の結果」だと捉えています。
 
数学のテストにおいて、必ず満点を取れるようになるということは基本的にはありえません。
 
極端な例で言えば、歴史のテストなら出題範囲の出来事や登場する人物の名前などを全て覚えれば、どんな問題が出ても解くことはできます。
 
しかし、数学の問題は設定や数値の取り方によって無限に問題が作成できるため、完全に同じ問題が出題される可能性はほぼ0%です。そのため、どれだけ勉強をしても問題が解けるようにならない、という事象が起きてしまうのです。
 
具体的に数値で考えてみましょう。例えば、ある数学のテストの出題範囲に1000種類の問題があるとします。 

そのうちの10%、つまり100題しか解き方を知らなかったとしても、たまたまテストが自分の解ける100題のうちから出題されれば、問題を解くことができます。
 
逆に言えば、全体の90%、つまり900題の解き方をマスターしていたとしても、たまたまテストが自分がカバーしていない残りの100題から出題されれば、正答することはできないのです。
 
このように考えると、一見努力しても結果が変わらないように見えます。しかし、仮にその一回のテストでは上手くいかなかったとしても、勉強を続けている限り、別のテストで問題を解ける「確率」は確実に大きくなっているのです。 

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