教え方マニュアル (みたかの塾)

当塾の講師たちに立派な塾講師になってもらうために、教え方のマニュアルを作っていきます。…

教え方マニュアル (みたかの塾)

当塾の講師たちに立派な塾講師になってもらうために、教え方のマニュアルを作っていきます。 ついでに世の中にも共有していきます。 【塾長プロフィール】 ■勉強解説チャンネル「みたかの勉強」運営者■チャンネル登録者2万人■横浜国大建築学科卒■個別指導塾経営■24歳

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勉強が苦手な生徒の教え方(その1)

「こんなに分かりやすく説明しているのになんで理解してくれないんだろう?」という体験、頭の良い講師ほどあると思います。 僕はずっとどうやったらもっと分かりやすく解説できるようになるんだろう?林修先生や関先生のように神授業と言われる授業ができるようになれば、きっと生徒も分かってくれるだろう。もっと分かりやすい説明ができるようにならなければ!と思っていた時期がありました。 もちろん授業系YouTuberとして、そのような姿は一種の目指すべき姿ですが、個別指導塾の先生としては、全

    • 途中式を書かない生徒の対処法

      このnoteは、当塾の講師マニュアルであると当時に、それらを発信することで当塾の方針について知れたり、教える仕事をしている人の参考になれば、との想いで公開しています。 さて、今回のテーマは「途中式を書かない生徒の対処法」です。 いますよね!何回言っても途中式書かない生徒! 正解するならいいんですけど、間違えるんですよね。間違えるなら途中式書いてくれよーとなりますが、その対処法は色々ありますが、原因の一つを紹介します。 そもそも途中式の書き方を分かってないケース 中1の

      • 当塾の使用教材について

        このnoteは、当塾の講師マニュアルであると当時に、それらを発信することで当塾の方針について知れたり、別の塾や保護者の役に立てば良いなとの想いで公開しています。 今回は当塾の使用教材(中学生)について、説明します。講師の皆さんは、よく読んで有効な使い方をマスターしてください。 当塾の中学生向け使用教材は主に2種類です。 新中学問題集(新中問)  →B4判の小さめの参考書兼問題集です。 オンリーワン  →A4判の大きめの書き込み式問題集です。 主にレベルによる棲み分け

        • サブリミナル的に伝え続けることが重要

          私のかつての教え子で、大学生に成長してウチの塾で働いている講師がいます。 彼女が大学一年生の頃に、「車の免許は取らないの?」と聞いたところ「私、車なんか運転しないから取らない。それに絶対事故するタイプだし」と言われました。 愛知県の車社会で育った私にとって免許を取らないという選択肢は考えられないんですが、東京・横浜など都会育ちだと割とこういう考えの人も多いので、本当にビックリです。 「いやいや、車なんかいつ必要になるか分からないから学生のうちに免許を取っときな」といつも

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        勉強が苦手な生徒の教え方(その1)

          生徒が「お座り」してる状態は避けよう

          今日は具体的な(個別指導塾の)授業での注意マニュアルです。 個別指導塾あるあるなのですが、先生が一生懸命隣で説明している、それを生徒はペンも置いて膝に手を置いて聞いてる、こんな光景がよく見られます。 これは絶対NGです。なぜなら、生徒が何も頭を使っていないから。 お座りNG こちらが色々、ペンで説明しても生徒にはほとんど伝わっていません。頭の回転スピードも違えば、前提知識も違うので同じ言葉、同じ理論を伝えても、理解することは難しいでしょう。 では、どうアプローチする

          生徒が「お座り」してる状態は避けよう

          一問一答も工夫次第ですごい効果を発揮する

          今回は当塾の理科・社会の勉強の進め方を説明します。紹介するのは勉強苦手〜中堅層の生徒にやってもらいたい勉強法です。講師の皆さんは参考にしてください。 当塾では個別指導塾の中では珍しく、理科・社会も面倒を見ます。個別指導塾はただワークをやらせて放置になりがちですので、それは避けるように注意しましょう。 中学生が自力でやるには難しいですが、ご家庭での勉強にも使える方法ですので、一般の方も参考にしてください。 理科・社会の基本的な定着・身につける方針は以下の通りです。 ① 一問

          一問一答も工夫次第ですごい効果を発揮する

          本質的な説明をする方法(その1)

          分かりやすい解説・説明をするためには、その用語や概念の本質を見極めることが重要となってきます。今回はその方法を伝授しましょう。 方法その1:その用語・概念がなんで生まれたかを考える。 僕の専攻は建築です。一級建築士の学科試験も合格しました。(製図は落ちました。泣)せっかくなので皆さんが知らないであろう建築の用語を解説してみましょう。 建築基準法を勉強していると「特定行政庁」という言葉が頻繁に出てきます。 何かしらの届出の時に「特定行政庁」に、報告だの申請だのしなければ

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          「こんなの勉強してなんの役に立つんですか?」と言われたら

          塾講師をしていたら、5兆%聞かれる、この質問 「こんなの勉強してなんの役に立つんですか?」 役に立つ勉強だったら勉強するんかい?と嫌味の一つでも言いたくなってしまいますが、この質問に対しての答えは、個々の講師の哲学によると思うので、その辺はお任せします。 (ただ、経験上ほぼ100%その言葉は響きません、笑。仮にその日に響いたなと思っても、数日後には同じ言葉を口にしてます。笑) 今回は、ちょっと違った角度から、この質問にアプローチしたいと考えています。 なぜこの質問を生

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