生徒が「お座り」してる状態は避けよう
今日は具体的な(個別指導塾の)授業での注意マニュアルです。
個別指導塾あるあるなのですが、先生が一生懸命隣で説明している、それを生徒はペンも置いて膝に手を置いて聞いてる、こんな光景がよく見られます。
これは絶対NGです。なぜなら、生徒が何も頭を使っていないから。
お座りNG
こちらが色々、ペンで説明しても生徒にはほとんど伝わっていません。頭の回転スピードも違えば、前提知識も違うので同じ言葉、同じ理論を伝えても、理解することは難しいでしょう。
では、どうアプローチするか?
いろいろな方法があるので、試してみてください。これらの工程を一回挟むか挟まないかで、全く変わってきます。
① ノートにメモさせる
→ 簡単ですが有効な方法です。ただし、写す作業に専念して全く頭に入ってないケースも多いので注意です。
② 生徒に説明させてみる
→ 喋りたがらない子には不向きですが、有効な方法です。今、説明したことを復唱させてみるだけでも、きちんと読めてなかったり、変な説明をしたりします。
100点 何も見ないでもう一度、自分で説明できる。
70点 ノートやメモを見ながら、自分で説明できる。
50点 分からないことを認識し、もう一度メモしなおしたりする
0点 「分かりません」
いきなり全部説明するというのはハードルが高いので↓の段階順で、0点の生徒は50点を目指す、50点の生徒は70点を目指す、のような感じでやらせましょう。
③ 教科書の説明文句を読ませてみる
→ 講師側が読み上げてもいいんですが、やっぱ自分で読ませてみると発見があったりします。頭の中の何となくのイメージが、教科書の説明文と結びつく、というのもとても大切です。
「ここに書いてある説明読んでみて」
→「意味わからんでしょ?どういう意味かっていうと〜」というように説明に入るのもありです
他にも思いついたら随時、追記していきます。
「主役は生徒」ということを忘れないようにしましょう
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