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自己紹介~「推し」ができた日

自己紹介

初めまして!ミスミトウリと申します。
たまに聞かれるのですが、「ミスミ」が名字で、「トウリ」が名前です。
どう呼んでいただいてもいいのですが、下の名前で呼んでもらえると親近感を感じて嬉しいです。

2021年5月より「推し」をコンセプトに音楽活動をしています。
今までTwitterとYouTube、+αでニコニコ、という3サイトで投稿を続けてきました。

ただ、Twitterで長文の語りをしてしまったり、動画概要欄にこれでもか!という文章量を掲載したりするタイプなので、ブログみたいにまとめて語る場所があった方がいいのでは?
と今回noteを始めてみました。
すぐに飽きたらどうしようと思っていますが(笑)
お付き合いいただけると幸いです。

アイドルを好きになるきっかけ

母が音楽関係の指導者的な立場だったのもあり、家の中や母の職場に遊びに行ったときには、吹奏楽や映画音楽をよく耳にしていました。
母の影響で、小学生になると当然のように吹奏楽を始めます。(ピアノも同時期に習っていましたが、そんなに上手くならなかった)
しかし、大学になったときにスパッと辞めてしまいました。

というのも、中学の終わりあたりから「声優」へ興味を持ち始めました。
声優への興味は声優ユニットへ、声優ユニットからアイドルへ、と順調に「あるある」なルートで転身していき、大学のときには典型的なアイドルヲタクになっていました(笑)
その時期に好きだったのはAKB48、Perfume、SCANDAL、K-popなど。

地下アイドルとの出逢い

大学生の段階ではいわゆる「在宅」中心でした。
(※テレビ、CD、DVD、雑誌のみで応援する人のことを在宅ヲタク。握手会、ライブなどへ行く人のことを現場ヲタク、と呼びます。)

せいぜい週に2~3日アルバイトをする程度の大学生。
ライブは1回あたりチケット6000円以上、そこに魅力的なグッズがどんどん出てくる。
地方住みだったので、関東でしかやらないライブなら交通費もかかる。
「CD・DVD」が大好きだったのもあり、ディスクはできるだけ多くのパターンをコンプリートしたい。
店舗別特典もほしい…。

幸いなことに、好きなアイドル・アーティストはみんなよくバラエティ番組にも音楽番組にも出ていました。
YouTubeにもどんどん動画が上がってくる。
じゃあライブはツアーのうち1回行けばいいか。
正直、当時の私はそれで充分満たされていました。

就職した直後(やっぱりまだお金はそんなにない)のある日、
応援していたAKBメンバーの卒業公演で東京にやってきました。
卒業の影響で、あらゆる場所に推しがライブやラジオ出演をする。
東京滞在中、フリー観覧のイベントもありました。
フリーの観覧できる場所へ行くと、本番前に、前座的な扱いで地下アイドルが出てきた。
全然知らんけど…。
いいか、まあ。ほぼ最前に居るし。ていうか、
「え、ち、近い」
せいぜい2~3m四方の簡易的なステージの、私の目の前で、ガールズユニットが歌って踊っている。
しかも、めっちゃ「曲」がいい!!!
地下アイドルの曲に期待なんてしていなかったけど、曲も生歌もダンスもすっごくよかったんですよ。
AKBとかPerfumeってほら口パk(略)

というわけで、人生初チェキをそこで撮りました。(ちょろい)
今やホイホイとチェキを撮りますけど、さすがにこの初めてのときは震えました。(変な汗出た)

メジャーと地下のちがい

メジャーから地下・インディーズ推しへ転身した方はわかると思いますが、地下アイドルは大抵チェキ1枚1000円。運営方針にもよりますが、1~5分くらい話せます。

そ ん な に 話 し て い い ん で す か 。

と、最初は衝撃を受けます。金額のこともありますが、驚くのは対応の温かさです。
メジャーが冷たい、地下が良い、というわけではなく、単純に数と時間の兼ね合いだと思います。

1回あたりの現場に来てくれる人が1000人と10人とでは、当たり前ですが相手に割ける時間が違います。
時間がなくて人数が多ければ、記憶力と疲労感も相まってなかなか個別に繊細な対応をすることは難しいかと。
人間として「それはそう」。と思っています。

ただ、「芸能人」の肩書を持った人に温かく接してもらうことって、芸能関係の仕事でない限り、まず無いと思うんですよ。
だから私にとっては、「アイドル」の方から丁寧な対応をされることは衝撃でした。
メジャーの握手会で話題選びに失敗したり、まだ話してるのに引きはがされたり…というので、経験上、「芸能人とお話する」ことに抵抗を感じていたのもありました。

アイドルだって営業職、と言ったらそれまでですし、規模が小さいならそんくらい可能でしょ?
と思う人も居るかと思いますが、
そのたった1回会っただけで、顔も名前も住む地域も、会話の内容も覚えててくれたのは今までにない経験でした。

傷心からの

いろいろ事情もあったのでしょうが、その子たちは出逢って3か月くらいで解散となってしまいます。
地下アイドルは引退・卒業・解散はメジャーの数倍ターンが早いもので今となっては慣れたものですが、それでも悲しい。

当時はかなりショックで、活動終了最後のイベントに向かいます。
「TOKYO IDOL FESTIVAL」
通常TIFと呼ばれる、最も大規模なお台場を中心としたアイドルフェスです。
7~8月頃に3日間開催され、アイドルが15分単位で出演、それが朝から夜まである。アイドルの究極の祭典です。
さすがに1組だけで帰るのもあれだから…と思い、空いた時間にさまざまなアイドルさんを観ました。

そこで出逢った1組のアイドル。
Twitterをメンバー個別で持っていて、日常的に「エゴサーチ」をしていました。
私はそんなことは知らず、いいなーと思ったのでツイートしてました。
エゴサしたらね、地下アイドルのすごいところは自分たちに関するツイートを見つけたら突撃するわけです。いいねしたり、RTしたり、リプしたり。

ど う や っ て も 好 き に な る 。(ちょろい)

好きだったユニット解散の傷心もあり、リプが来たのをきっかけに、その突撃してきたメンバーへずぶずぶにハマりました。
まずはTwitterでのやりとり(リプ返)などから。
ライブに行く、遠征する習慣自体はあったので、1か月後にワンマンライブがあると知って、行くことにしました。

「推し」ができた

物販、ライブともに、本当に震えるほど温かい。
地下アイドルに初めて触れあったときも思いましたが、やはりステージも、心も、近く感じる。対応がもう友達か!というくらいフレンドリー。
(Twitterで認知されているため「やっと会えたね!」という話題になる)

そしてワンマンライブあるあるの重大発表では、
「地方遠征します!」
それがなんと自分の住む地域!!
ツアーにつき1回来れればいい、という感覚の私です、たった1か月後にまた会えるとなって大歓喜。

地下アイドルのヲタクは母数が少ないため、地方遠征となるとさらに現場に来るヲタクが限られてきます。
ワンマンライブのときには50~100人くらいいても、日常的な対バンや、地方遠征となると10人居ればかなり良い方です。

ワンマンライブのときにはバタバタで、帰宅時間もあったためせいぜい1分お話できたかなという感じでしたが、地元のライブではヲタクも少なく時間が余り放題。2部制だったのもあり、相当ゆっくりとお話できました。
たった2回現場に行っただけなのに、すでに「いつメン(常連)」のように接してきてくれます。
当たり前ですが長時間その場にいるわけなので、他のヲタクとも仲良くなってしまいます。
この現場で自分の居場所、アイドル、ヲタクとの関係性が構築されました。

皆さんもうお分かりかと思いますが、このヲタク、次に東京でライブがあっても必ず行きますよね←
そうです、ここから半年間くらい、私はこのアイドルの全現場、皆勤賞。
正直そこまで心酔するのは初めてでしたが、本当に地下アイドルにハマるというのはこういうことか、とその真髄、楽しさを心から実感しました。

ここに、人生初の「推し」ができたヲタクが爆誕します。

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