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繊細さのせいで生きるのがしんどい、をなくす方法
最近よく相談を受ける。
超繊細さん、HSPと言われる感覚とどうつきあったらいいかという話し。
誰でもできる、感覚を使いこなす方法
感覚をオン・オフする
感覚をオン、オフすること、これが私の身につけてきた方法のひとつだ。
敏感に何かを感じ取ってしまう時、外に向かう感覚に無意識にスイッチがはいっている。
なんでもキャッチするアンテナが立っているという感じ。
しんどくなる前にオフする。
オフする1番簡単な方法は、自分の意識を「しっかり意識」してやること。
今いる場所で、とりあえず思考をとめて、一旦ぼけーっとしてみる。
そのあと、自分の周りにあるものを見渡して、好きな色、好きな形、好きな質感、好きなにおいなどを見つけてみる。
それがどんな色、形、質感、においなのかをできるだけ細かく言語化して、できれば声にだしてみる。
そして、それが自分をどんなふうに良い気持ちにしてくれるのかを言語化してみる。
自分の本当の感覚、意識に集中していくことで、自分と自分じゃないものの境界線がはっきりして、刺激に負けなくなる。
イヤホンをして音に意識を向ける
昔の私は、オンもオフも境界線も理解できていなかったから、それこそ乗っ取られ(?)ているみたいな状態になることもあったっけ。
あとは、一度気になってしまったらそこに神経が集中してしまって不安定になったり。
夜寝ようとする時に、音がうるさくて、それ気になっちゃって眠れない、みたいな感覚。
今は、「あ、やばいな。」と思ったら、イヤホンをして音楽の音に集中したりしていた。
今も活用している。
音楽の中にいると、どこにいても、自分だけの「場」が生まれる。
結界をはるとか、浄化するとか、他にもお渡しできる方法は持ち合わせているけれど、そこまで必要ない。
自分の好きや、音に意識をむけるのは、本当に簡単な、誰にでもできる方法だ。そして効果的。
感覚をあえてオンにする時を作る
オフにするということは、オンの状態を知るということでもある。
これがわかると、活かしどころがわかり、仕事上のちょとした違和感や、相手の本当の気持ちに敏感に反応できる。
複数人でプロジェクトを進める仕事や、人の体調管理が必要な福祉の現場などではこの感覚が大いに役に立つ。
小さな違和感のうちに気づくことで、大事にいたらずに済む。
感覚のオンは、「人の顔色を伺う」ことや神経質に対応することとは全く異なる次元の感覚だ。
表現するなら、意識的な部分では何も「察しない」。
小さな間違いのある書類を前に、違和感を捉える。探すのではなくて。
怒っている人の「一次感情」を感じ取る。怒りは表面に現れてくる「二次的な感情」だから、その奥にある本当の感情を感じ取る。
これはかなり高度かもしれない。
オンのときとオフの時の違いをとにかく感じてみると、少しずつわかってくると思う。
繊細さってなんだろう
繊細さんは、自分と、自分以外のものとの境界線が曖昧なんだなと思ってもらうとわかりやすいと思う。
方法に慣れてくると、感じ取られるものが、本当に自分の感情なのか、それとも本当は別のところからきているのかもわかるようになってくる。
そうなってくると、特に何かしなくても、自分の中にある、自分じゃないものを、すうっと消し去っていけるようにもなる。
ゆっくり、自分を尊重しながら、楽しみながら、繊細さとつきあっていったらいいんじゃないかな。
いろんなものをキャッチできるアンテナがあるのは才能なのだし。
育てればエンパス、共感覚
私の周りに繊細さんが多いのは、周波数が同じだからかもしれない。
私が、ある人から指摘された超・共感力=エンパス、と言われるものは、その上級(?)という感じだから。
共感覚という、周りの色んなものを五感で感じる(人の感情も重さ・温度・匂い・質感で感じたり、病気の人の気配が色になる、など)のもある。
それもHSPのあらわれかもしれない。
理解していなかった頃は、自分の存在ごと理解できなくて生きていたくなかった。指摘してくれた人に感謝している。
不思議な感覚が本当に、カウンセリングやヒーリングに役立っている。
離れていても、いろんなことが感じられるから。
これらの感覚は、瞑想やトレーニングでコントロール可能だと考えている。
文才のない私だから、一個も伝わらん…。
努力、研究中です。
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