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【勝手に声が聴こえたで賞・短歌部門】by みすてぃ

誰が言ったか知らないが確かに聴こえる「勝手に声が聴こえたで賞」のお時間です。
みなさんの作品を拝見してこんな賞の予告したのを後悔するほど
たくさん声が聴こえました。
テキスト文を声で読んじゃってることはこちらに少し書いてます。

より「それらしく聴こえる」作品に泣く泣く厳選させていただいたつもりです。
声の主以外はコメントはありません。
作者の方にすればいい迷惑かもしれませんが
「聴こえちゃったので仕方がない」ということでお許しを。


それでは短歌部門13作品です。
最後に賞状を置いています。よろしければ貰ってください。
(お名前は自分で入れてね!)


どうにでもならないこととなることと
私が雪で君が星とか

(「とか」が決め手、カン・ハンナさん)


煙突を見つけたけれど銭湯で
ひとっ風呂浴びたサンタであった

(キートン山田さん「後半へ続く」)


荒れた庭ごめんと俯くその先に
何の何のとクリスマスローズ

(鈴木砂羽さん)


寝坊して見上げた空は初春の
ブーストかかる冬のアジュール

(遠藤憲一さん)


いつもみる寂しい時の一人旅
真白の世界行くストリートビュー

(小沢一敬さん)


寒いのはもうたくさんと閉じ籠る
そう言えば昨日豆売ってたな

(松重豊さん、当然孤独のグルメ)


どうみても変化球しか浮かばない
冬空の下思いを紡ぐ
(竹野内豊さん)


アツアツの焼き芋抱いて帰る道
今日も明日も頑張れ私

(星野真里さん)


イタリアのたましい丸めた肉まんを
頬張るこどもが未来をつくる

(塚地武雅さん)


砲弾の夜空切り裂く閃光を
美しと言うそれも人間

(小野武彦さん)


雪景の渓谷を行く只見線
復旧の路(みち)ほろ酔いながら

(六角精児さん)


冬の海ラストシーンは富津発
「行きますかね」と立ち上がる君

(大杉漣さん)


愚痴言わず 笑顔で生きよ
1.17 3.11が教えてくれた

(加賀美幸子アナウンサー)


以上です。賞状も貰って頂けると嬉しいです。

ではまた。
みなさんにいいことがありますように。


私の 白熊短歌 投稿作品はこちらです。


みなさんも「勝手に賞」やってみませんか?


「勝手に声が聴こえたで賞」
あと2部門はこちらです。



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