日本のシューゲイザー #2
前回の#1とはまた違ったジャンルのアーティストを今回はご紹介させて頂きます。
Spitz (スピッツ)
あまりイメージが無く意外に思われる方も多いかも知れませんが、彼らは“歌謡シューゲイザー”と自分達の音楽を表現していた時期があるそうです。
ギターサウンドはもろにシューゲイザーと言う感じです。
この曲が収録されている2nd album「名前をつけてやる」が発売されたのが1991年なので時代的にも納得。
全てがシューゲイザーの影響を受けた曲と言うわけでは無いのですが、この辺りもかなりシューゲイザーを感じるのでお勧めです。
また、「ロビンソン」でブレイクしたスピッツに洋楽ロックのイメージがあまりない世代の方も多いと思いますが、実は洋楽のオマージュがとても多いんです。
「8823」ではアメリカのロックバンドWEEZERの「You Gave Your Love To Me Softly」、「群青」ではイギリスのロックバンドThe Cure の「Friday I'm In Love」、「TRABANT」ではイギリスのロックバンドPlaceboの「The Bitter End」などのオマージュが見られます。
老若男女幅広いファン層を持つ彼らですが、音楽性の懐の深さを考えれば納得です。
くるり
日本のロックバンドくるりです。やはりシューゲイザーと言うイメージを持っている人は少ないと思います。
この「ばらの花」が収録されている3rdアルバム「TEAM ROCK」の収録曲に「Lv30」と言う不思議な曲があります。しかしこの曲良く聴くとMy Bloody Valentineの「Only Shallow」のメロディに聴こえてきませんか?
さらに遊び心を忘れない彼らは次の曲の曲名を「愛なき世界」にしています。
これはつまりLoveless(My Bloody Valentineのアルバム名)=愛なき世界と言う意味ですよね。このアルバムはポップチューンが多く聴いていて楽しい気持ちになります。まだ聴いた事が無い方は聴いてみて下さい!
日本の有名なアーティストも大きな影響を受けているシューゲイザー。もっともっと多くの方に知って頂きたいと思っています!
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