ITコンサルタントの99%はITドカタ
どーも。炎上芸人みそです。
5chの書き込みみたいなタイトルですが、ちゃんと回収していきます。
ITコンサルタントの99%はITドカタ?
パーセンテージの話やドカタという表現はさておき、今回は「求人サイトにあるITコンサルタント求人は求人側が思い描くコンサルタント業と大きく乖離しているのではないか」という思いが発端となり書いています。
これは特に技術や縁故に強みもない中小ソフトハウスから、コンサルティング会社の皮を被ったSIerと名高い某A社まで例外ないと思っています。
提案からリリースまでを一気通貫で!というキャッチフレーズの元に馬車馬の如くなんでもさせら・・やらせて貰えるのがITコンサルタントというのは偏見半分、実際のところも大きく外れてはいないのではないでしょうか。
※一応フォローしておきますが、某A社の中の人は優秀だと思います。優秀じゃないとえーと君の単価いくらだっけ?という客先の目に耐えられないですからね。
私が一緒に働く機会のあった皆様はイケメン美女も多く1のインプットで10のアウトプットを返してくれる頭脳で一緒に働けて良かったと思える方ばかりでした(ようやく素直に褒めた)
ITコンサルタントをやりたい人が本当にITコンサルタントできる就職先とは
本題に入ります。
私のような「なんでもやりますから、おぜぜくだせえ」というタイプが世の求人に出ているITコンサルタントに向いているんじゃないかなーって自賛しつつ、実際にITコンサルタントを志望する人が"ITコンサルタント職"に飛びつくと、何かが違う・・・と思われる可能性大です。
そこでITコンサルタントを志望する人がやりたいと考えるであろう仕事内容別にオススメの就職先を考えてみました。以下、どーぞ。
1.ITを活用して経営課題を解決する提案がしたい
これが一番スタンダードなITコンサルタント像ではないでしょうか。でもこれ、戦略コンサルだと思います。戦略コンサルでDX推進しましょう。ITだし、コンサルだし、ITコンサルでもいいよね?って思った人、妥協。ダメ、絶対。
2.経営を支えるITのグランドデザインを描きたい
事業会社の情シスがおすすめです。いわゆる企画ポジションです。でもやっぱり、華やかな仕事は中に入ってからも人気ですので、気が付いたらヘルプやOAをやっていてあれ、ということにならないように注意。ITコスト削減みたいな仕事もやらされがちです。
3.ITアーキテクチャのデザインがしたい
普通にITエンジニアとしてキャリアをスタートしていいと思います。アプリインフラどちらかというとインフラサイドの仕事ですが、俯瞰してみる意味でも一度アプリを経験してもいいと思います。
腕一本でのし上がってる人もいますが、学歴のある人やきちんと情報学を学ばれた方は日系でも外資でも有名企業に入るのが近道です。
ある程度IT業界でキャリアを積まれた方には今更な話かもしれませんが、大まかにはこんなところになろうかと思います。
ITコンサルタントはITコンサルタントできないのか
前述の1.は言わずもがな、新卒だとかなりの学歴と就活力を求められます。2.も情シス配属で希望のポジションにつけるかはそれなりの立ち回りを求められます。
3だけは技術力をつけて、執筆や登壇の場を持ち箔をつけて徐々にステップアップ出来るんじゃないかと思いますが、いきなり新人がやろうとして出来るものではありません。
ガクチカも学歴も突出した技術もない学生、とりあえずその辺のSIerが募集している"ITコンサルタント"に飛びつき何かが違う・・・と絶賛もやもや中の若手の方。そーです。キラキラコンサル業の道は遠く果てしないのです。
じゃ、ITコンサルタントはITコンサルタントできないのか?というと別にそういうことを言いたいわけじゃありません。続けます。
ITコンサルタントのお仕事とは
そもそもの話、ITコンサルタントって何って話です。
4.ITソリューションの導入を企画(計画)提案し、導入までを行う
これが世によくあるITコンサルタントの業務内容かと思います。これも普通にITコンサルタントといっていいのですが、どうもITコンサルタントと聞いて一番には想起されにくいです。
さらっと書きましたが、仕事内容は広範囲に渡り、幅広い知見が求められます。
広範囲に渡るがゆえ、"ITコンサルタント"という仕事の実態が見えにくくなっている感があります。だからこそ、自分がやりたい仕事がいつ出来るようになるのかのリサーチが必要です。
例えば企画がやりたいのに、企画フェーズの仕事が極端に少ないような会社行くと本人のモチベーションも上がりませんし、すぐに転職、のような事態にもなりかねないですからね。
新卒であればOB訪問なり、面接なり、内定者面談なり聞きやすそうな人にききましょう。
DXバブルでIT人材が必要されている昨今ですので、4.から1.~3.の仕事という選択肢も最近では聞きます。導入フェーズを熟知した上で、上流・超上流の仕事が出来る人は重宝されると思います。
何よりものづくりの楽しさは4.でしか味わうことはできませんので、自分が何の仕事がやりたいのかを良く考えて、すすむ道(就職先)を決めるのが吉でしょう。
以上、ありがとうございましたー!
ありがとうナス!