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35歳以上ユーザ系SIerからの転職② なぜ転職しようと思ったのか

前置きが無駄にながくてすみませんが、次はなぜ私が転職しようと思ったのかを綴っていきます。

人が転職をするときの理由なんて単純な話ではないと思いますが、私の場合はだいたい下にあげる2点に集約されるかなと思います。

(1)定年まで同じ会社にいるイメージがわかなかった
ぬるま湯につかりながらも、決して仕事に不真面目なわけではありませんでしたので転職しようとした時点で社内の管理職試験にもパスし、あと1,2年で管理職としての役職がつく年次でした。

ただ大手はどこも似たようなものだと思いますが、管理職の役職がついてもラインの席に座れるのはごくわずかです。またユーザ系SIerの宿命ですが、ラインの椅子取りゲームは出向者が圧倒的に強い。

もともと出世競争には興味はないものの、名前だけの管理職がついてヒト・モノ・カネの調整をしながら、残りの20年位をずっと過ごすことを考えたときにそれだけは避けたいと思った。

(2)待遇面での不満
新卒で入社した頃は悪くなかった、給与。少なくとも入社時に確認していた管理職の最低ランクの給与があれば、窓際でも居座ってもよいと思ってました。が、十数年間の間に緩やかな制度改定がありみるみる間に基本給が下がっていきました。うーん。世の中に絶対なんてモノはない。

要はライフプランを考えた上で当初期待していた待遇が得られなくなり環境を変えることでキャリアの閉塞感から抜け出したかった。そんなところです。
  
ともあれ、この先を考えると一刻も早く転職しなければ!という気持ちと1年でも動くのが遅くなれば遅くなるほど、次に抜け出すチャンスはないんじゃないかというところから(実際そうだったと思います)私の転職活動はスタートしました。 続く。

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