レビューとレポート 第11号(2020年4月)
今月のレビューとレポートはgnckさん、平間貴大さん、長谷川新さん、志田康宏さん、千葉成夫さん、南島興さんより寄稿していただきました。表紙絵は鋤柄ふくみさんです。
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[1]「ロボット模型」の遺伝子
gnck(評論家。キャラ・画像・インターネット研究)
http://gnck.net/text/randr11.htm
[2]【連載】レビューとレポート「家船特集」 資料に見る家船の進捗状況 ~家船LINE編~
平間貴大(元・新・方法主義者)
https://note.com/qqwertyupoiu/n/nb5a4437b2ccd
[3]メモランダム、4月の10日間
長谷川新(インディペンデントキュレーター)
https://note.com/misonikomi_oden/n/n3f86800f48ed
[4]常設展レビュー執筆への提言 ―埼玉県立近代美術館MOMASコレクションの事例―
志田康宏(栃木県立美術館学芸員)
https://note.com/misonikomi_oden/n/n7709e583ae3c
[5]松澤宥にとっての「初期・松澤宥」-パープルームギャラリーでの2回の展示を見て
千葉成夫(美術批評家)
https://note.com/misonikomi_oden/n/nf68bea0631d8
[6]書評 『風景の哲学』パオロ・ダンジェロ
南島興(美術史研究)
https://note.com/minamishima9090/n/nf0f74192ad1e
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各記事の概要は次のとおりです。
gnckさんは、小野哲也展「Accessories」について、模型クラスタの反応を手がかりに、参照された作品を丁寧に読み解きながら論じつつ、美術とそうでないもののコンフリクトを考察されています。
平間貴大さんは瀬戸内国際芸術祭2019展示作品、KOURYOU「家船」制作の経緯まとめた連載の2回目です。レビューとレポート 「家船」特集 第10号(2020年3月)の続きとなります。家船は作家による共同制作ともいえ、今回はいくつかあるLINEグループのうち、全員が参加していた「家船」のまとめとなります。
長谷川新さんからはコロナ禍という現況へのリアルな反応ともいえる文章を寄せていただきました。
志田康宏さんは公立美術館の学芸員としての立場から、企画展と比較して動員の少ない常設展の公共的な役割を問い直すために、常設展のレビューをしていくことを企画されています。今回はその第1弾として埼玉県立近代美術館の常設展について文章をお寄せいただきました。
千葉成夫さんにはパープルームギャラリーで2019年、2020年、それぞれ2月、2回開催された松澤宥展についてのレビューです。俯瞰的な視点で松澤とその作品について考察されています。
レビューとレポートでは書評を継続的に掲載することになり、今月号は南島興さんに担当していただきました。
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お知らせ
先月号のレビューとレポートで特集をしたKOURYOUさんによる家船プロジェクトがクラウドファンディングしています。
https://twitter.com/geijutsudouga/status/1242829555720548352?s=20
参考
レビューとレポート 「家船」特集 第10号(2020年3月)
https://note.com/misonikomi_oden/n/n30499f356ba4?magazine_key=m075a5bacea51
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連絡は下記へみそにこみおでん宛にお願いします。
E-mail: aspma260[あっと]gmail.com
twitter:@misonikomioden
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表紙絵「モノタイプ - 春の野」 鋤柄ふくみ
企画・編集:みそにこみおでん
スタッフ:シロクマ