見出し画像

サステナビリティって何?サンフランシスコに住んでいて感じること

こんにちは。サンフランシスコから心とカラダをゴキゲンにするアイデアを発信しているベターライフアーティストの今井みさこです。

最近、日本の雑誌でよく目にするようになった【サステナビリティ】【サスティナブル】という言葉。
今回はサンフランシスコからサステナブルライフスタイルを発信する私の目線でサステナビリティついて書いていきます。 

サステナビリティってなんだ?

サステナビリティと聞いたとき、どんなイメージを持ちますか?日本ではどちらかというと環境問題にフォーカスがあったっている気がします。実はサステナビリティはもっといろいろな観点をもっています。環境・経済・社会・個人や社会全体の持続可能性を意味します。

サンフランシスコはサステナビリティに全力で取り組む街

サンフランシスコに住んでいると、Sustainability(サステナビリティ)という言葉をよく目にします。

例えば、サンフランシスコのスーパーマーケットではなるべくプラスチックを使わないようにされていて、量り売りでコンポスト可能(土に還る)袋に入れて購入するなど、プラスチックの90%は食品から出ている現状を変える努力をしています。またプラスチックストローの使用の禁止、ゴミは熱処理せずにコンポストやリサイクルする。電気自動車の販売推進など街をあげてエコ・サステナビリティに取り組んでいます。

またジェンダーや多様性については、サンフランシスコは同性婚をアメリカで初めて認めた街でもあり、LGBTQに関する問題にもいち早く取り組んでいる町です。

そんな街に住みながら出産・育児を経験したことで、私もサステナビリティという考え方に共感するようになりました。

サステナビリティのために私が行動していること

サステイナブルな行動ってなんだろうと思った人もいるかもしれません。私は日々の生活の中で意識していることを書いてみました。

✓ 具体的なサステナビリティ目標と社会にもたらすインパクト目標を掲げている会社やブランドの商品を選ぶ
サステイナブルな目標と社会にもたらすインパクト目標掲げている会社は、これまでの従来のやり方とは違うプロセスや素材を選ぶ必要があります。私はその企業努力を応援したいと考えています。
また女性起業家であることや、サンフランシスコ発のブランド、そして日本のブランドは特に応援したいという気持ちが強いので、心惹かれることが多いです。

✓ 大量生産・大量消費を止めるために長く愛用できるものを選ぶ
捨てる前にドネーションやフリーマーケット、メルカリなどで人に譲ることを考えるようにする。誰かのお勧めではなく自分が本当に心ときめくものだけを買う。使い捨てプラスチック製品を選ばないようにする。例えば、たマイボトルやマイ箸などを持ち歩く。ラップやジップロックのゴミを減らすために蜜蝋ラップやスタッシャーなどのシリコンバッグを使っています。


✓ 多様性を受け入れ私も積極的に試してみる
ヴィーガン(完全菜食主義者)やベジタリアン(菜食主義者)の友達のパーティに参加する。プラントベース(植物由来)の食品を食べるようにする。また様々な文化背景の友達と接する中で世界史や宗教史などを学ぶ姿勢も大切にしています。


✓ 私が共感したサステイナブルなアイデアを周りにシェアする
私が発信するうえで大切にしていることは「ゴキゲン」を共有することです。エコ・サステナビリティを学ぶ中で心が痛む事実を知ることが必要なときがあります。そういった事実を知り、義務感や正義感で行動をしてしまうと誰かと対立してしまうことがありますよね。そういう対立構造をつくるのではなく「楽しい」ならやってみようかな。わたしもできそうというという連鎖を広げていきたいので、自分がやってみて楽しかった・ゴキゲンになった・心地よかったアイデアを発信しています。

サステイナブルな考え方や行動が私にもたらしたもの

サステナビリティを意識した行動や発信をした結果、自分らしさの軸や、人や社会とのつながりがうまれました。
自分の意思で選ぶために、どこで・誰が・どうやってこのプロダクトを作っているのかいつも丁寧に調べています。その結果、私自身が何に共感したのかを他人の言葉でなく私なりの軸で説明できるようになり、日々の言葉の選び方も変わってきました。
そしてそれらを発信することで、同じことに共感する人たちに出会ったり、また応援したいと思う社会活動や会社を見つけるきっかけとなって、人生はより豊かなものになりました。

まとめ

最後にまとめとしてサステナビリティを考えたり、発信するために参考となった本を2冊紹介したいと思います。

1冊目は『ホモサピエンス全史。』

これまでホモサピエンスが頂点に君臨するまで様々な人種や生き物を絶滅させてここまで来た、まず自分たちの歴史を知ることでこれから先どのような選択をするべきか見えてくるのではないでしょうか。

そして2冊目は、『FACTFULNESS(ファクトフルネス) 10の思い込みを乗り越え、データを基に世界を正しく見る習慣 』

今の世界の事情を正しい数字で見ることができる一冊です。

エコ・サステナブル・レシカルを学ぶ中で様々な数字に出会います。この本を読むことで、それらの数字の受け取り方が大きく変わってくると思います。この文章は私を煽るように書いているな。とか、事実はもっとこっちにあるのになという風に考えることができるようになるので、エコ・サステイナブル・エシカルに興味がある方には読んで欲しい一冊です。

このブログを読んでみなさんがサステナビリティに関心をもってくだされば幸いです。








 

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?