自分では気づかない自分の特徴や強みがある

こんにちは。かきもとみさです。私はM&Aｱﾄﾞﾊﾞｲｻﾞｰの仕事をしています。

ずっと似たような人を周囲に起きながら、長いこと同じ仕事に就いていると、自分の立ち振る舞い方というのは自分の中では「普通」になっていって、客観的に評価できないものですよね。

ですが意外に、他人から見たら「それはスゴイ！」と思われるような特徴や強みがあったりするものです。

最近の私の例を書いてみたいと思います。

例えば、共感力。これは自分ではまったく特徴だと思っていなかったので以外でした。

私はよくM&Aの買手企業（買収した側）の社長が描く、買収後の事業発展のストーリーに対して共感して一緒にワクワクしたり、自ら「話を聞かせてください」と言ったりするので、M&A案件が終わってからも、買収後にうまくいっていることを社長から報告してもらったり、「また一緒に仕事したい」と半ば無理矢理（？）プロジェクトに絡ませようとしてくれたりします。

この様子を見て、「そういう話に共感力があることそれ自体がスゴイ」というようなことを言われました。

自分としては、純粋にポジティブなストーリーを聞くのは楽しいし、案件成約後にうまくいっている姿を見ると嬉しいので、とくに狙いもなく楽しく話を聞いているだけだったのですが、

その方は「そんなの、全然興味も湧かないし、話聞こうとも思わないから自分だったら絶対に案件が終わってから『一緒に仕事しよう』なんて思われない。」と言っていました。。

上記は極端かもしれませんが、それを聞いて、興味を抱くテーマだったり、物事をどう感じるかの価値観というのは本当に人によって千差万別だなと感じました。

同じような仕事をする立場であっても、やりがいを感じるポイントは全く違うし、「ここが肝だ」と思うポイントも違うし、何を重視していくのかも全然バラバラだったりします。

だから、近くにいる人に、自分が他の人と違うと思うところ、というのをたまには聞いてみると良いのかもしれません。

そうすると、一般的な平均値と比べたときに、自分の強みや傾向、価値観がどう違うのかを把握することができるし、その後、仕事にどう生かすかを考えることができると思います。

それを把握して「強みを伸ばす」ことができれば、ビジネスパーソンとしても、仕事だけでなく一人の人間としての魅力と言う意味でも、個性がより輝けるのではないかなと思いました。

些細なことでしたが、「え？そんなのって普通じゃないの？私だけ？」みたいな気づきってすごく大事だと思うんですよね。その個性をさらに磨くことで、さらに自分らしさを強めることができると思うし。

みなさんは「自分の強み、特徴」「他人とは違うところ」など、把握していますか？

週末にでも、ぜひちょっと振り返ってみてくださいね。

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