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漫画の主人公が都合よく少しづつ強い敵に出会うワケ

こんにちは。かきもとみさです。

以前から思っていたのですが、国民的に有名な少年漫画というのは、最初主人公がすごく弱くて情けないところから始まり、諦めすに少しずつ強くなっていき、徐々に強い仲間とも出会って、最終的には最強の敵を倒していきます。

ふと、不必要にも現実的なことを考えてしまうのです。

「第1話で強敵キャラと出会っていたとしたら、アッサリ死んでたじゃん。自分の強さに合わせてそんな都合よく強い相手が出てくるわけないじゃん。」と。

(私が詳しいのはONE PIECEくらいなので)ONE PIECEで言えば、主人公ルフィが、もし故郷の田舎であるイーストブルーで仮にカイドウに出会っていたとしたら、確実にグランドラインに入れることもなく夢は絶たれたでしょう。

ドラゴンボールの悟空だって(例え話で世代がばれてしまうw)、フリーザに出会うタイミングがもっと早かったら地球は救えなかったでしょう。

鬼滅の刃の炭次郎だって(詳しくないのでアバウトなことしか言えないw)、最初の任務が上弦の鬼だったら、あっさり殺されていたと思います。

主人公の都合に合わせて、「前よりちょっと強い敵」が都合よくあらわれ、それを乗り越えて、どんどん強くなっていく。

これが王道の少年漫画のストーリーなのです。

だから「そんな都合の良いことがあるか!」と思ってしまいつつも、そりゃあ創作作品なんだから当たり前だよな、と考えていました。

実は少年漫画のストーリー設計が現実的な部分

だがしかし!

実は案外、現実社会とも通じるんじゃないか?とふと思ったのです!

四皇カイドウは、なぜイーストブルーにいないのか?

ルフィが第1話でカイドウに出会っていたらあっさりと負けてしまうくらいのパワー差があるのは当たり前です。

けれど、漫画ではカイドウはイーストブルーにはいません。

それは、漫画が創作作品で、ルフィが第1話で死んでしまったら困るからでしょうか?

それだけではないような気がしています。

もうひとつの理由は、カイドウのような圧倒的な能力者であり支配者であり、世界でも影響力を及ぼす人物が、イーストブルーなんかにはいる理由がないからです。

つまり、力がある強敵というのは、自分の身分相応な場所にいて、圧倒的な力の差がある人にとっては、出会うことすらできないのです。

仮に、出会うことがあったとしても、ガチンコ勝負なんてしてくれない。相手にされずに接触することすらなく終わるでしょう。

ここが大きな要因のひとつにあると思いました。

つまり、ルフィがカイドウに出会い、本気の勝負を仕掛けられ、カイドウにも本気を出させたのは、他でもないルフィ自身が成長して大きな存在になったからなのです。

困難な航海を乗り越え、修行をして戦闘力も高め、多くの強敵を倒して、世界でも影響力を発揮するような、一目おかれる存在になり上がった。

だから世界の王者であるカイドウにも目を付けられ、相手にとっても「脅威の存在である」と認識させ、対等に勝負させることができたのです。

だから最初に述べた私の仮説は、恐らく間違っていると思います。

「もし、第1話でルフィがカイドウに出会っていたとしたらあっさり殺されてしまうのではないか・・・?」

本当は、仮にイーストブルーでルフィがカイドウに出会っていたとしても、カイドウはルフィなんか相手にしないはずです。

本気で闘う価値なんて見出してもらえるはずもなく、仮にルフィが闘いを挑んだとしても、もしかしたら会話もさせてもらえずに、素通りされていたかもしれません。

つまり、主人公が都合よく徐々に強敵と闘って強くなっていく理由には、「主人公自身が、その相手にふさわしい成長を遂げているから」という要素が含まれるのではないかと思うんですよね。

現実社会にも似たところがあるかもしれない?

だれかとの出会いというのは、大抵、「自分にとって身分相応の人」との出会いになると思います。

超大金持ちは、超大金持ちとばかり出会うし、実業家は、実業家とばかりつるんでいる。

エリート外資系金融マンは、似たような人種と出会いやすい。逆に、定収入の平凡なサラリーマンは、同じような平凡なサラリーマンとしか出会いません。

仮に不幸で平凡な低収入サラリーマンが、ある日突然、超大金持ちと出会ったり、イケイケのスタートアップの起業家に出会ったところで、会話もままなければ、相手にされないでしょう。

これは仮にルフィがカイドウと初期のイーストブルーでで出会うときの設定と同じなのです。

闘う相手は、自分レベル付近の人たち

だから、現実社会においても「この人には負けないぞ!」「いつかこいつを追い越して見せる!」と思い、お互いにライバル精神を抱くような相手というのは、大体同じようなレベルで切磋琢磨しているなのです。

いきなり、世界に名だたる有名実業家とは、闘わせてくれるわけがありません。自分のレベルが追い付いていないのだから。

逆に言えば、雲の上のような存在と対等に戦いと思うのであれば、必死こいてまずは自分のレベルを高めるしか方法がないのです!

実際に、必死にアクションを起こして、自分のレベルを挙げて、自分の世界を変えていっている人はいると思います。

いまは有名なYoutuberというのも、例えばホリエモンなどと対談できるような立場になれるのは、対等扱いされる努力を惜しまなかったから。

ONE PIECEのカイドウのような強烈な存在感のあるような人、現実社会でいえば、メディアでも超有名人や、社会的にも影響力を持つような人は、イーストブルーにはおらず、新世界(グランドライン後半の海)にいるわけです。彼らは、新世界が自分の居場所だと思っているのだから。

彼らと同じ空気を吸いたければ、少年漫画の主人公のように諦めず、努力を惜しまず、すこしずつ強敵を倒し(追い越し)、数々の困難を乗り越えながら、新世界のような場所に自力で辿りつかなくてはいけないのです。

こんなことを考えてみると、少年漫画のストーリーというのは、非現実的のようで実は現実的だなと思ったりします。だからこそ、読んでいて勇気を貰えたり、頑張り力を貰えたりするのかもしれません。

ルフィのような野心と向上心、粘り強さを見習いたいと思います(笑)。

今日は、少年漫画のストーリー設計と現代社会に重なることについて書いてみました。

最後まで読んでいただきありがとうございます。


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