狭き心の私を愛す

心の狭さを書きます

ネットコミュニティは、自分にいいねしてきた人メッセージをくれた人から始まっていきます
好きとか漠然とした欲求など当てになりません
私から発信して、そこに絡みつくものを選択していくのです
つまらないと思っても、自己愛が勝ち
敬愛を寄せ集めて称えるのです
「私を見つけてくれてありがとう」

それがないと、どんな魅力的な言葉も美しい絵も通り過ぎます

そうです私は心に余裕がないのです

ちがいます愛されたいわけでもないのです

ないものに飢えてるのです


私は端折って生きてきました。
大抵勉強は一夜漬け
その場の雰囲気に乗っかり
運の良さで職を見つけ
少数の理解者、血縁を味方につけ
常に袖をめくりあげてぬるま湯のような
日常を調節しています

一年前に倒れるまで休むことなくやってたんだけど、それを機会に生かされたけど自由と思考を相当削ぎ落ちてしまった

楽になってるはずなのに
思慮すら削ぎ落とす側になり
他人からの評価されたい愛されたい優先順位が突き刺さり疎ましく感じてきた。それが余裕を失わせてるんです

余裕の土台には、本人の知り得ない自然に身についた謙虚と尊敬が鎮座してるんです

私はなんて危なっかしい世界に寝転がってるんでしょう、余裕がないなんて

だから心が狭いんです
安っぽい疑心暗鬼を身にまとい
ペラペラな言葉で誘います
中途半端なコスで、路上でお恵み狙いの愚者

私は誰かに愛されたくなくて
自分に愛されたい

絡みついた人の中に私を感じたい
なりたかった私な貴方を尊敬したい

もっと勉強したくなりたかった
優しく抱きしめたかった
言葉をかけたかった
そばにいてほしいと思われたかった
そして運命を感じたい

好きな人は一般的な羨望ではなかった

うんちくを携えてる事だった

同じ時代を生きてちゃんと知識を身に着けてたことだった

伝わって

あーそういうことなの
私もわかる言葉で危なっかしい世界から連れてってくれた一瞬の安息地帯が生まれる

そこからでると
私には、わずかだけど余裕と思いやりと好かれる自己犠牲がお土産になってた

いわゆる現実的にいい人になることができ
生きやすくなれた

私はぎゅっとその貴重な変身を抱きしめた

しかし欲張りなんだろう
長くは続かず
また狭き心で、じとっとした瞳が泳ぐ

もう私は変わるのをやめた
結局
人が変わらなければ自分が変わる
私頑張れなんて他人の思うツボだ
健気さはズルい人に詐取される

だから狭き心の私は継続し認め愛します
そうした途端つまらなくなくなりました

嫌われてもいい
無駄になる媚をやめ

本物の好意を向けてくれた私みたいな誰かのために膨らませて生きよう
報われるかなんてどうでもいい
それが弾ける幸せを想像してニヤけよう

いつかそんな日が
書いていけば
伝えていけば
巡り会える日が来る気がしてる






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