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読書メモ:DXの説明書「ダブルハーベスト」


皆さんの周りで、DXについて議論される事は無いでしょうか。
デラックスでなく、デジタルトランスフォーメーションの方です。

この時期、会社の計画立案などで、次年度にやるべき課題にDXをまぶせ、と言われる人も多いのではないでしょうか。
私のまわりもそんな感じなので、最近ちょこちょこAIやDXについて調べています。

デジタルを使って、今までは出来なかった事をやり、新しい価値を創造する、と言われても私にはピンときません。

現在、世の中にないものを、どうやったら思いついて、創り出すのか。頭で考えるだけでは、想像の範囲内のつまらないモノができそうです。

そこでまずは、AIは何ができるのか、新たな価値を創るには、どこから手をつけるべきか、まとめておこうと思います。

参考としているのはこちらの本です。

AIの機能は、認識する、予測する、対処する、この3つだそうです。
例えば、癌の診断で考えると、最初は画像から癌の診断ができるようになる。データが溜まったら、画像から進行度や予後が予測できるようになる。さらに画像から最適な治療方法をAIが提案できるようになる、という感じでしょうか。

そして、AIが提供できる価値は、次の5つに集約されるそうです。

① 売上増大
Amazonのリコメンド機能など。

② コスト削減
自動化による人件費の削減など。

③ リスク予測
保険会社の保険料算定に使うやつですかね。

④ ユーザー体験の向上
チャットのカスタマーサポートや、お勧め商品のパーソナライズは、ここに入るのでしょうか。

⑤ 研究開発の加速
暗黙知を集約し、研究開発を普遍的な手順に。

上記について、本の中に図がありました。

なるほど。
DXにも段階があって、まず、表の左側「自動化」のステップが必要なようです。
でも、私たちの身の回りで議論されているDXは、この自動化の辺りで止まってる印象です。

でも、自動化を進める裏側で、独自のデータを集めていくことで、新たな価値を創造するDXが実行できるようです。
「ダブルハーベスト」には、価値を創造するAIの使い方が、まとめられています。

本の内容は、私にはまだ理解できませんが、大事だと思ったのが以下の2点です。

●「人間」が作業する「運用上のボトルネック」に、AIが使えないのかを、まず検討する。
既にシステムがあるものは、最大に自動化してもシステムの範囲内で収まりがち、だからだそうです。

●AIの運用で勝つ=自分で決めた軸で一位になる
どうなれば勝ち、というところに独自性を持たせることで、ユニークな価値を獲得できるそうです。

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DXにおいては、もっとすごいことができないの、と言われがちです。

しかし、従来の問題解決と同様、身の周りのお困りごとを見つけ出すことが、トランスフォーメーションの第一歩のようです。

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