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人前で話す事!

こんにちは。リエコです。



皆さんは、
「人前で話す機会」ありますか?



人によっては、
毎日の様に話す人もいるかと思います。


特に、
仕事をしていると会議で発言したり、
役職が就けば大勢の人の前で
話す機会も多くなります。



人前で発言や発表する機会が多い人。

・仕事の会議で発言。
・他社へのプレゼン。
・学校の先生。
・講演会。
・子供の学校行事、PTAでの発言。
・趣味で皆さんの前で発言、発表。

色々あると思います。



私も一時期、
学校関連の職に就いたことがあり
発言する立場になりました。


それもいきなりです!
此方の覚悟が決まらない内に
上司に今からやってと急に言われました。



「正直。話と違う!」と思いましたが、
時間は迫っているのでやるしかありません。



今まで大勢の人の前で発言するなんて、
学校に通っていた頃以来です。



私は学校に通っている時も、
「人前で発言する。」
なんて事正直、やりたくありませんでした。


「手を挙げて発表する。」
なんて、
恥ずかしくて出来ない人間でした。



その私がこれからは毎日の様に、
生徒40人以上の前で
話さなければなりませんでした。
多い時は、
200人の前で話すのです。


正直
緊張し過ぎて、
当時何を話したか覚えていません。




そしてそれ以降、
毎日毎朝、
過敏性大腸炎になりました。

本当に毎日、辛かったです。


どうしても「人前で話す事」が、
慣れなかったのです。


「人に注目されている。」と思うと
思うように話せないのです。


学校に居た期間は、
1年ぐらいでしたが
1年やっても全然慣れませんでした。


周囲の先生方には「慣れだよ。」と
励まされましたが、
私は毎回緊張していました。


そして毎回、
生徒達を見ると
「舞い上がってしまう。」のです。
「上手く話さなければならない。」と
思ってしまうのです。


そして、
同僚の先生方は堂々としています。


私の様に緊張もせずに、
スラスラと威厳のある態度で話しています。


私は必ず
「お腹が痛く」なり、
「心臓もバクバク」し、
そして
「手汗も凄い事」に毎回なっていました。



私はこの仕事!
なんて
「自分に向いてない仕事なんだろう。」と
毎日、思っていました。


仕事もパソコンを使用する頻度が多く、
慣れない事ばかりでした。


それでも周囲の先生に教えて貰いながら
辛うじて職務を遂行していました。


皆さんは、そんな職場に
「勤めなければいいじゃないか?」と
思うでしょう。


※当時の私は、
 働かない訳には行かなかったのです。
 様々な理由で、
 私が働かなければ、
      食べてはいけませんでした。



初めの契約は、
私の仕事はあくまでも「補佐と事務」
だったのです。
「人前で話す仕事。」ではなかったのです。


ですが、
実際にはそうもいかなかったのです。

人前で話す事が、主な仕事になりました。


何故私が、
これ程緊張していたのかというと…


・先生は、完璧でなければならない。
・先生は、間違えてはいけない。
・先生は、しっかりしなければならない。
・先生は、
 生徒の模範とならなければならない。


この上記の言葉が、
頭の中に常にあったのです。


「しっかりと失敗のない様にしよう。」と
思えば思う程
緊張して上手く話せなかったのです。


それに、
生徒が質問して
「完璧に答えられなかったらどうしよう?」と。
常に「不安」でした。


そして、
間違えをして指摘されて
幻滅されるのも嫌だったのです。
それに、
先生なのに「そんな事もわからないの?」と
思われるのも嫌だったのです。


今思えば、
人間ですから。
「間違える事もあれば、
       失敗する事もあります。」

その時に失敗しても
謝って次は気をつければいいだけです。


ですが当時。
その発想が私には全くありませんでした。


私の中での先生像は、

・しっかりしていて間違えない。
・先生は、人格者。
・先生と呼ばれているのだから
 「できない事はない。」
 「偉い人」というイメージがありました。
・先生が言う事は、
 「絶対的に正しい」
         イメージがありました。



親や大人達にも

・先生の言う事は、しっかり聞きなさい。
・先生の言う事は、全て正しい。
・先生に、逆らうのではありません。

そんな言葉を擦り込まれて来たので、

常に先生というのは、
「完璧でなければならない。」と
感じでいました。


そして私は、
間違ったイメージをもっていました。


常に
「〜しなければならない。」が
        発動していたのです。


こんな考えで仕事をしていたのですから、
上手く行く筈もありません。
自分自身に、
プレッシャーを与えるだけです。


そして私が、
この様な思いをしていたのにも関わらず、
私の職場での評価は悪くなかったのです。


不思議でした。


私の中では出来ていない事ばかりで、
毎日綱渡り的な感じで仕事をしていました。


業務も次から次へと増えていき、
半ばパニックになりながら、
毎日仕事をしていました。


毎日、「どうしよう。」「どうしよう。」
と思いながら仕事をしていたのです。
それに、
周囲に弱音も吐けませんでした。


皆さん。忙しいのもわかっていたし、
「私だけ出来ません。」とは
当時言えなかったのです。



当時の私は、
「〜しなければならない。」
「間違ってはいけない。」
「失敗してはいけない。」
と常々思っていました。
だから、
「緊張」や「プレッシャー」が
常にあったのだと思います。



そんな中、
来年度の面談が始まりました。


正社員の話も出ましたが、
私は自分に全く向いていないと
感じたので、辞退しました。


それに
夫との結婚の話もありましたので。


このまま仕事をしても
帰って来るのは、毎日午前様です。


これでは結婚しても
「夫に愛想をつかれる。」と思い
この仕事を続けるのはやめました。


人間。
「擦り込み」と「思い込み」は
恐ろしいです。
人間。
「正常な判断を奪います。」


そして、
自分の気持ちよりも
世間体が常識になるのです。


世の中に、
絶対なんて事なんてありません。


「自分自身が苦しいな。」と思ったら、
辞める勇気も必要です。



人間。
「向き不向きがあります。」
体調不良になる程
「合わないな。」と思ったら
辞めた方が結果的に自分の為に   なります。



でも私も年齢を経て
今、「大勢の前で話をして下さい。」と
言われたら
緊張はすると思いますが、
以前ほど
緊張はしないのではないかと思います。
それでも多少の緊張は勿論あるでしょう。


ですが、
「失敗してもいいや。」
「失敗しても大丈夫。」
「失敗してもなんとかなる。」
「ここにいる人達は私の味方だ。」と
     思える様になったからです。



人間。
色々な経験を経て考え方も変わります。


「人の考えは変わらない。」と言いますが
自分自身が変わりたいと思えば、
幾つになっても「変わる事」が出来ます。


そして、
「苦手に思っている事」も
         克服出来るのです。
※全部ではないですが。



皆さんは、
「人前で話す事」どう思いますか?



参考になれば幸いです。
いつもありがとうございます。
よろしくお願いします。


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