推しを日本俳優に例えてみる。
韓ドラ好きの悩み。
職場やプライベートで
韓ドラ好きになかなか出会えず、
SNSではないリアルの友達と
韓ドラの話、推しの話があまりできない
ということ。
日本人俳優の場合だと、
「わたし、井浦新が好きなんだよね……」
「その人、何に出てたっけ?」
「アンナチュラルの中堂さん」
「あー!!!めっちゃわかる!!!私も中堂さん好き!!!」
というような会話の流れになるのだが、
これが韓国ドラマの場合だと……
「今、韓ドラにハマってるんだよね。」
「え?韓国ドラマ??
へ〜!好きな俳優とかいるの?……あ、私、聞いてもわかんないや……^^;」
となってしまう。
Netflixなどの配信サービスを持っていたら、オススメの韓国ドラマを紹介できたりするのだが、みんながみんな持っているわけではない。
そういうわけで、
私の韓ドラ仲間たちは、みんなSNSで知り合った友人ばかりである。
(知り合って数ヶ月後、韓国旅行で初対面を果たした。SNSで知り合った人と旅行に行くなんて、なかなか面白い時代だな〜と我が事ながら思う。)
*
ある日、
韓ドラ仲間の一人がこんな話を切り出した。
「自分の推しを日本人俳優に例えると、誰だと思う?」
外見だけではなく、役者としてのポジション、その人が醸し出す人柄の雰囲気、トータル的に。
なんでも彼女は、旦那さんに推しをわかりやすく伝えようと思い、
ふと、
「日本人俳優に例えたら……」
と考えたそうなのだ。
彼女は、イ・ミンギ氏の10年来のファン。
今年話題になったドラマ「私の解放日誌」にも出演していたイ・ミンギ氏。
話題の出演作も多いが、確かに韓ドラに馴染みがない人は顔と名前が一致しにくい。
彼女が旦那さんに、
「イ・ミンギさんはね、
日本の俳優でいうところの加瀬亮だよ」
と伝えたところ、
「あー、なるほどね」
と納得してくれたらしい。
確かに、なんとなくわかる。
寡黙で、バラエティなどには出演しない。
でも、ドラマや映画で味のあるいい演技を見せてくれるあの感じ。
わかる。
そして、納得した旦那さんの気持ちも、わかる。
なんとなくイメージがつきやすいもんね。
ちなみに、わたしは「SPEC」で加瀬亮さんが演じる瀬文さんが大好きでした。
*
ということで、私も推しが日本俳優でいうと誰なのか、考えてみた。
わたしの最推しはこちらの彼。
「梨泰院クラス」「マイネーム」「ユミの細胞たち」で今人気急上昇中のアン・ボヒョン氏。
彼のブレイクは「梨泰院クラス」のグンウォン役がきっかけなのだが、悪役のイメージが強すぎて、大抵の場合驚かれてしまう。
彼は元ボクシング選手でもあり、身長188cmで体格もいい。
その体格を活かした軍人役や柔道家の役も画面で存在感を放つ。
ブレイクしてからは主役も務めているが、下積み時代に多様な役を経験しており、役の幅が広い演技派だ。
個人的には、彼がダークな役を演じている時の、どこかもの悲しげな演技が好き。
その一方でバラエティや撮影のビハインドで見せる、礼儀正しく自然体な姿や人懐こい笑顔は好感度が高い。
「梨泰院クラス」の悲しき悪役グンウォン……
「ユミの細胞たち」の口下手だけど愛情深い恋人……
「マイネーム」の正義感溢れる頼れる同僚役……
「彼女の私生活」でのヒロインの幼馴染の柔道家……
「カイロス」の二面性を持つインテリ役……
などなど
軍人を演じるときは身体づくりに励み、正統派のイケメンを演じるときはその鍛え上げた筋肉を落とす……
簡単にできることではない。
そんな推しを日本人俳優さんに例えると……
まず、日本人でそんなに体格のいい俳優がいな……
一人…いる……!
体格もよく、朗らかな人柄で
悪役も良い人の役もできる、
実力派の日本人俳優…
…
…
…
鈴木亮平氏だ。
彼の体格、
幅広い役をこなすカメレオン俳優ぶり。
インタビューなどからうかがえる、
俳優という仕事にかける情熱。
笑顔から感じとれる人の良さ……
アン・ボヒョン氏と共通する部分が多いではないか!
「作品やファンに失礼なものは作りたくない」
と、役によって体型をコントロールするそのストイックさと演技力。
2022年釜山映画祭での彼の英語でのスピーチを聞き、鈴木亮平は日本が世界に誇る俳優だな、と感じた。
海外の映画やドラマに出演してほしいな……
今度から韓ドラを知らない友人に推しを紹介するときは、そう話そうと思う。
これなら、話を広げられるかも。
わたしの推しは、日本の俳優に例えると
鈴木亮平さんに似ています。^^
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