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5.初めてづくしで緊張と戸惑いの初日💦

こんにちは☀
夏も終わりに近づいてますが、まだまだ暑い日々の連続ですねι(´Д`υ)アツィー


皆さんどうぞ体調管理をしっかりされて、この状況を一緒に乗り切りましょうね٩(ˊᗜˋ*)و!!

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前回は義母に病院への受診を勧められ、予約待ちの数ヶ月間グダグダしていたお話をしましたね(^_^;)

今日は初めて受診した日の話を進めていこうと思います(*^^*)

✣✣✣✣✣

『児童精神科』と聞くとちょっと行くのを躊躇いませんか?

現実生活とはまた違う別の場所にあるような気がして、大の大人でも受診することはちょっとした勇気がいります。

ましてや自分の事ならまだ覚悟を決めようものですが、今後通うそこは子供のこと…
…責任重大、何があっても絶対逃げられません(笑)

。。。15年程前。。。

受診したその『児童精神科』は病院の離れの一番奥にひっそりとあった『異空間』でした。。。

精神科を受診するのも初めてなのに、その病院自体も初めてだったんです。


なのでどんな病院なのか知りたくて事前にネット検索してみたのですが。。。

。。。実際、ネットの情報はあまりアテにならず(笑)


そんなに詳しく載っていないうえ、こんな感じだなんて何も書いてなかったもん!!(ノω`*)ノ

✣✣✣✣✣

その病院は自宅から車で10分程の所にあります。


予約時間10分前には確実に部屋に到着出来る様に余裕を持ってたつもりでしたが、
出掛ける1時間前になると義母からまたもやご進言を頂きました。

「最初から遅れたら先生に申し訳ないから、もう出掛けたらいいんじゃない?」

えっ😲

?

いまもう出ろって言うの???∑(ºωº`*)

まだ1時間前なのに???

正直、早く出たとしてもいいとこ30分前。。。
なのに1時間前にもう出ろだなんて。。。

。。。_| ̄|○。。。

義母は私のとまどいを微塵も感じることなくどんどん急かします。

まるで今出るのが当たり前のように話し、

「早く行ってた方が良いから!!!!!」


そう力説する義母に負けた私は、仕方なく1時間前に家を出ました。。。

。。。当然、病院に着いたのは50分くらい前。。。😅

途中何処かに寄り道すれば済む話なのに、馬鹿正直に直行してしまったし(爆笑)

さあ〜て、どうしようか。。。…🤔💭

太陽がギラギラした空の下、こじんまりとした駐車場に着いてどうしようかしばし悩み……。

そうか!!
暑い車内に居るよりは待合室で待ってりゃ良いか!!🙋💭💡

。。。ちょうど急かされて喉も乾いてたこともあり、何か飲みながら30分暇潰しをする事にしました(笑)

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時間はちょうど午後3時頃だったと思います。


正面玄関に入ると、中には誰もいません。

まるで夏休みの学校のよう・・・

σ(∵`)?ハテ
“ほんとにここ、病院だよね???”

そう思ってしまうくらい、人の気配も物音もしません。

(念の為にお話すると、れっきとした全国に拠点のある総合病院です)

本当の意味で『無音』・・・ㅇ_ㅇ・・・

病院という特殊な場所なのと、そこに誰もいないというチグハグな状態にちょっと怖くなりました∑(ºωº`*)

みんなで一斉にお昼休み???


まさか診察終了したとかじゃないよね???

それとも、そもそも入口を間違えたのか???

…というのも、

この病院は看護学校と寮、そして養護学校も併設されているためパッと見どこが何の施設なのか初めてさんにはちょっと判りづらい💦

『でも、駐車場の案内通りに来たはずなんだけどなぁ💦。。。(゚ロ゚;))((;゚ロ゚)ドキドキ』

一旦外に出て診療科目が書いてある施設案内を確認して、また中に戻って。

喉を潤す様な時間は段々無くなっていきます(笑)

そんな事をしていると、看護師さんらしき人がっ!!!εε=(((ヾ(*>∀<)ノ゙ヤッタ

すぐその後を追い掛けて自分の状況を話してみました。

受付の方を呼んで下さり(どうやら事務室が奥にあった様子……)そのまま手続きを始めました。

…結局、何も飲めず(爆笑)

保険証の確認や診察カードの作成やらで時間が掛かり、結局終わったのは

なんと"10分前"!!

。。。ある意味、義母の言ってた事は正しかった。。。😅


何でも人の言うことは聞かねばなりません(爆笑)

「では、診察室をご案内しますね。

このグリーンの線を目印に行くとお部屋に着きます。

この廊下を行って途中から左に曲がり、突き当たりが『児童精神科』です。

まだ前の患者さんの診察が終わってないかも知れませんので、

先生がお呼びになるまで、廊下の椅子に掛けてお待ちください。」

廊下の床に貼ってある色トリドリのテープを指しながら、丁寧に説明してくれました。

なるほど・・・よく病院にありがちな診療科案内方法だな。

私はひとまずお礼を言って、先が薄暗い廊下をトボトボ歩き始めました。

緑の線を辿って途中から左折し、一番奥を目指します。

廊下を歩きながら思ったのが、およそ病院らしくない雰囲気だということ。

建物が平屋で渡り廊下がありだいぶ古いというのもあるのですが、最大の特徴は病院特有の『におい』をあまり感じなかったんです。

私はあの病院特有の匂いが好きなのですが、それがないことにちょっと残念な気持ちになり・・・(。-_-。)
(嫌いな人もいますからねぇ。。。)

ただ、昭和40年代頃に建てられている学校や幼稚園などの公的建造物と雰囲気が似てて、どこかに懐かしさを感じさせるものでした。

さて、部屋に着いたのは5分前。。。

中から何の物音もしません。

椅子に座って5分ほど待っていましたが予約時間になっても何の音沙汰も無く、思い切ってノックしてみることに。

どうぞ!

静かな中で予想外の先生の大きな声にびっくり(笑)

「・・・失礼します😱」

ちょっと物怖じしてる私はおそるおそる扉を引きました。

中は『教室』というか『研究室』というか、本当に病院の診察室とは一線を画すものでした。

黒板

洗面台

研究資料

テレビ

ビデオテープ

水槽

沢山の植木の花

自転車

実験装置

電子ピアノ

プラモデル

ラジコンカー

スーパーファミコンなどのゲーム機

パソコン数台

等々・・・

・・・まるで本当に教室で診察してるかのようです。

(後年、長男や次男坊が中学で教室に行けない時に避難してたカウンセラー室もこんな感じでした。)

“ここは一体、なんなんだ???(´◉∀◉`)”
内心、置いてある物が気になって仕方ない(笑)

でもまずはひととおりご挨拶をし、名刺を頂きました。

もともと隣県から非常勤としてこの病院に来られたそうで、その当時は敷地内の宿舎に単身赴任し週末はご自宅にお帰りになる生活をされてるようでした。

診察は確か月・水・金の週3ですべて予約制。


他の曜日は出張や研修会。

または実際病院に来られない患者さんのお宅に出向く事もあったようです。
県内はもちろん、近県は当たり前に行かれてるみたいでした。

定年まであと5年ほど勤め上げてその後はご自宅で開業するか、相談員のような立場で引き続き患者さんのサポートをしていきたいとお話されていました。

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ちょっと余談になりますが、実はこの先生が定年退職するまでずっとカウンセリングを受けていました。

ご自宅を改築し、患者さんが来ても大丈夫なように工事を進めているお話もお伺いしていました。

私も先生のご自宅の場所と連絡先をお伺いし、完成して落ち着いたら是非とお話も頂いてたのです。

・・・ですがその後

あの『3・11』が・・・

先生のご自宅がまさに大変な被害を受けた地域にありました。

当然、その後しばらくその地域に行くことは出来ません。安否も心配でしたが連絡もしていいものかどうかわからず、その後結局は音信不通となってしまいました。。。

あれから9年経ちましたが、先生がご無事でいらっしゃるのを願うばかりです。

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ひととおり先生の自己紹介や診察の流れ、内容等を先生が話して私は聞いてるだけで結構な時間が過ぎました。

さて、この話はどこまで続くんだ?と思っていると軽く家族構成の話になり「おっ!本題に入った!!」と思ったらあっという間に終了!!

えっ!?これで終わり???

次回の診察日を告げられ、何か聞きたいことはないか訊かれたのでひとつだけ疑問に思ったことをお伺いしてみました。

「長男本人も次回連れてくるといいですか?」

すると・・・

「いや、本人の診察は不要です。」

ええええええええええええええええええ!!

「私だけ受ける感じですか?」

「そうです。お母さんに私(先生)から本人の日頃の様子や家族について訊きます。それでお母さんの話から今後どうしたらよいかを考えてお伝えします。

本人にやってもらうことやお母さん、家族にやってもらうこともありますが、基本ここに来るのはお母さんだけです。

もしかしたらお父さんやおじいちゃん、おばあちゃんにも来てもらうことがあるかもしれませんが。。。」

・・・正直、長男本人と話をしなくてもこの問題が解決するのかと疑問符で頭ん中が満杯です。

私だけ?

本当に私だけでいいの?

それでコトは進展するの???

でも、何人もの患者さんを持ち問題を解決してきた先生の話だから。。。まずはこの先生を信じてやってみようと決断するしかありません。

何より紹介してくれたお隣さんや義母の手前、他の先生を探して受診するなんて言えない。

今の時代なら『セカンドオピニオン』が当たり前になってますが、そんな言葉さえもなかったし、一度診てもらったらずっと通って当たり前と思ってた頃。

・・・それしか今は手段がない・・・

毎月一度、先生と現状を話してアドバイスをもらい実践する日々が始まりました。

あの時、思い切って他の病院や小児心療系・精神科系の医院を探して受診し直していたらどうなってたのか・・・今となっては判りません。

あの時間が一体、私や長男にどう作用したのだろう……考えても何も思い付かないです。

その後先ほどちょっとお話しました『3.11』をきっかけに、実際別の精神科を探して受診し始めたのですが…
この先生との違いとかあるんだろうか?とこれを書きながらいろいろ思い出し、考えているところです。

なのでそれはまた今度ゆっくりとお話したいと思います。

次回は受診した内容や困ったこと、イヤだったことなど、深いところを掘り進めていきますのでどうぞお楽しみに!!

今回も長い時間お読み頂きましてありがとうございましたm(*_ _)m

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