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#MeToo、それでもわたしは強く生きたい。

心望です、みーちゃんです。
ただいま絶賛体調不良中です(´・ω・`)
みーちゃん実はめちゃくちゃ体調悪いのよ、言っても誰にも信じてもらえないし理解もされないから、Twitterとかnoteに書くしか無いんだ。

で、なんでわたしがここまで体調が悪くなってきたのかっていうと、もちろん8年前に広汎性発達障害の診断を貰った時点でもう既に体調は良くなかったんだけど、1年半前、去年の2月に性暴力被害にあってからは体調はボロボロ。
そこで鬱とPTSDが出てきてからは日々体調が悪化する一方。
薬物療法とカウンセリングは受けてるけど、正直日々を生きるのに必死。先が心配…。

今回はその性暴力被害について詳しく書いてみます。
正直ちゃんと書けるか不安です、でも伝えられるようにはなりたい。
これが書けたら何か変わるかもしれない。変わんないかもしれないけど。頑張って書いてみます。


始まりは去年2月でした。当時インスタで知り合った外国人男性と、ふとしたきっかけで飲みに行く事になりました。この時点で色々と考えるべきだった、けど当時はわたしも前の彼氏と別れて間もない時期だったので、判断力が鈍ってたんだと思います。


バーで2人で飲んでましたが、雰囲気は普通どころか紳士的とも言える男性でした。日本に住んで長いのか日本語もペラペラ。お話も弾み、そこそこ酔いが回ってきた最中、相手の男性は言いました。
「ホテルで休もう」と。


今から思えばこの時点でしっかり断れば良かったと思います。ただ、前述の通り判断力が鈍ってた事、何より断ったら悪いなという事もあって、わたしはそれに応じる事となりました。


もちろん言いました。「変な事はしないでほしい」と。向こうも了承を得た上でホテルへと向かいました。


「変な事はしないよ」「手は出さない」と。


この言葉を真に受けたのが、今となっては間違いだったのかもしれません。ただその時のわたしは、それを判断する能力はありませんでした。完全に見通しが甘かった。


そして、ホテルに到着。ホテルでもしばらくお酒を飲んだ後、男性は眠りにつきます。わたしもだいぶお酒が回り、気づけばベッドの上で眠っていました。


ふと、目が覚めました。男性が、わたしの服を脱がそうとします。


とっさにまずいと思い、抵抗します。それでも、相手は男性。ましてや力のある外国人。抵抗は全く意味をなさない。完全に考えました。レイプされる、と。


そう思うのですが、全く大声も出ません。急に体が緊張し、頭の中は大パニック。小さい声で、嫌だ、と言うも相手は止めてくれません。それどころか、暴れて抵抗しようとするとビンタしてきたりお腹を殴られたりして、抵抗は全くもって無意味でした。とにかく怖かった。もしこれ以上抵抗したら殺されるのではないか。
痛い、もう嫌だ。早く終わらして。痛い、怖い、いっそ殺して。そんな気持ちでいました。
次第に無くなっていく現実感。何も感じなくなっていくわたしの身体。これはわたしなの?段々と何もかもがわからなくなっていきました。


気づけば行為が終わり、少しずつ離れていた意識が戻り現実に引き戻されると、わたしはとにかく呆然としました。体もガタガタと震えだし、言葉を発しようとも何も出てこない。生きてはいるのにこの世に生きてる気がしない。どこか他人事のように感じる。ただひたすら怖かった。


今でも忘れられません。あの男の気持ち悪いニヤケ面での言葉。
「ホテル代は出すから警察には言うなよ。またよろしく」


結局ホテル代は男が払って、その場で解散しました。
正直どうやってお家に帰ったのかは思い出せません。ただお家に着いたあと、ひたすら泣き続けたのを覚えています。


汚されてしまった。嫌と言わなかったわたしが悪いんだ。ちゃんと断らなかったわたしが悪いんだ。あんな男にレイプされた。汚らわしい。わたしは汚い。全部わたしのせい。こんなわたしに、生きる価値なんてない。


その考えで頭の中はいっぱいでした。そして辛いのはその後。


数ヶ月は毎日のように、襲われた時の事がフラッシュバックします。悪夢を見て、叫びながら起きる事も多々ありました。完全にトラウマを植え付けられたわたしは、その後仕事を辞めたり失声症になったり、文字通りクソみたいな人生を歩む事となりました。


あまり周りの人には見せていませんが、今でも後遺症に苦しんでいます。今でもフラッシュバックは起こるし、悪夢も見るし、色々思い出してめちゃくちゃに泣き散らす時も多々あります。被害から一年半経った今でもそうです。本当に苦しい。自分が嫌だ。


そんなこんなで性被害を受けてから1年半が経ちました。
実はこの記事は、性被害にあって1年が経過した今年の2月の時点でもう既に書いてはいまして、今回挙げたのはそれを9月に書き直して再構築したものです。
ただ公開する勇気がずっと湧かず、悩み続けている間にnoteからも離れちゃって、結果的に半年もずれ込みました。
やっと公開できた…。少しだけ肩の荷が降りた気分です。

ちなみにこの後、警察等には行けませんでした。
被害の影響か頭の中がめちゃくちゃになって、そもそも生活もままならないレベルにまで頭が混乱状態だった事。またあの恐怖を思い出したくなくて、ずっと性被害に遭った自分から目を背けていた事。

そしてある日その加害者のインスタで、今は日本ではなく母国のイタリアで暮らしている事。
それを知ってしまった瞬間、とんでもない怒りと殺意が湧き上がったのを覚えています。
わたしはこれだけ被害の後遺症に苦しんでいるのに、どうしてお前は母国でのうのうと暮らしているんだ。憎い。許せない。殺してやりたい。

こういった形で、わたしは今でも後遺症に苦しみ続けています。
ここ最近はフラッシュバックもまたあるし、毎日悪夢を見ているし、そのせいで熟睡できず疲れがとれないどころか蓄積され、朝起きてから夕方くらいまでベッドの上で動けない事が大半。
外にひとりで外出すれば、周りの話し声や視線がすごい気になってイヤホンで音楽を聴きながらじゃないと街中も歩けないし地下鉄も乗れない。
挙げ句の果ては被害妄想が酷くなって、周りの人達全員に嫌われてる気がして危うく衝動的に暴走寸前になったり。
加害者やトラウマを想起させる場所や出来事からは遠ざからないと、あっという間に意識が飛びそうになったり…。
我ながら酷い生活を送ってます。


それでも、わたしは生きたいんです。


希死念慮に飲み込まれそうになって、死ぬ事が身近なものになりそうな感覚に陥る事もたまにあります。
お薬とかをフル活用して、希死念慮を必死で抑え込む時もあります。
辛くて苦しくて、もう死んだ方が楽なんじゃないかと考える事もあります。
それでも、わたしは生きたいのです。


あんな人間の男の形をした悪魔なんかに殺されたくない。
一時の性欲を満たす為だけの軽い気持ちなんかに殺されてたまるか。

どんなに不格好で泥臭くても、泥水すすって這いつくばってでも、わたしは生きる。
それが奴に対する目一杯の、わたしなりの復讐だ。

そしていつの日か、復讐なんていう名目じゃなく、ただただ「幸せで人生がすごく楽しいから、生きていたいな」って思えるようになりたいな。


もしこれを見てくださった方、性被害に遭った方でもそうじゃない方でも、わたしから何か伝えたいんだけど、そんな偉そうな事は言えないので一言だけ。



「生きて。」



また次回…。

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