最近の記事

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秋の水遊び(児童発達支援)

    • コンサルテーション

      先日、未来図コンサルタントの水野さんにコンサルテーションをして頂きました。 コロナにより直接お会いするのも4.5年ぶり⁈ 生の水野さんにお会いでき、スタッフ一同とても嬉しかったです。 未来図移転後の環境や体制、児童発達支援、放デイのセッション、グループセッション、保護者とのモニタリングや相談場面を見て頂きました。フィードバックはまた来週ですが、垣間の話しやディスカッションから、フィードバックが本当に楽しみです。 変えないところと変えていくところ、継続的な整理です。

      • 6月25日(日)未来図セミナー【氷山モデル】開催報告

        前回のブログ更新からすっかり5か月が経過していました。そこまで日にちが過ぎていたかと、自分でもびっくりしています。目標の月に1回更新、頑張っていきます。 先日、未来図コンサルタントである水野さんのフレームワークセミナー【氷山モデル】を開催しました。午前のみ75名程度、1日参加45名程度の方が参加して下さいました。 【氷山モデル】の考え方として、水野さんからいつも教えて頂くこと、特性、環境、経験や気付きから考えること、それらをアセスメントすること。強み、ストレングスを活用し

        • 怒りのコントロール

          小6男の子と感情の確認をしている時に、「怒り」についてまとめをしている時のことです。 「僕は怒りにくいですね、怒りになることがここ2年少ないです」とのこと。確かに本当に怒りが年々減って穏やかな雰囲気が出ている子です。 その理由を聞くと、「怒りのルールを自分で決めてるんです。3回5秒ルールで、1回5秒・2回5秒・3回5秒と嫌な時に数えている中で、怒りがおさまったり変わったりするんですよ」とのこと。 これは誰に教えてもらったわけではなく、自分で決めたそうで、保護者の方に伝え

        秋の水遊び(児童発達支援)

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          何が一番難しいことですか?

          フォローさせて頂いている成人期にいらっしゃる方とのセッションの中で『福祉施設で働く中で何が一番難しいですか?』ということを聞かれました。1人ひとり、事業所ごと、法人ごと、それは色々あると思いますので正解はないと言う中で、その時私が2秒ぐらい考えて頭に浮かんだことは、『協働』でした。 自分達のチーム(未来図)での協働、保護者の方との協働 そして子どもの所属する園や学校との協働、この3つのイメージでした。 なぜそれが浮かんだのかと考えると、 それは決してうまくいかないから難しい

          何が一番難しいことですか?

          高校生とディスカッション②

          ①の続きより それぞれに人と付き合う中で気をつけていることがあるのか聞いてみました。 A君は、『自分は我慢ができない、衝動的になってしまうことがあるからとにかく我慢すること。ぐっとこらえる。』といったことを話してくれ、B君は、『僕は基本的に人に話しかけるのが苦手。だけど自分の好きなことや興味のあることは話せるから、その内容から自分で話しかけたりはしている。人の話しを聞くときは、黙ってうんうんと聞いて、でも自分と考えが違うかなと思ったら、そういう考えもあるなぁと言ってから自分

          高校生とディスカッション②

          高校生2人とディスカッション➀

          未来図は今年で11年目になります。 先日、未来図開所1年目に未来図の児童発達支援で療育を受けていた子ども2人と代表大野でディスカッションをする機会がありました。2人は現在高校1年生、それぞれ進学高に通っています。 この2人はこれまで継続的に未来図でセッションを受けていたわけではなく、それぞれの状態に合わせてセッションを受けている2人です。それぞれのセッションは曜日や時間で異なるので、2人は10年ぶりの再会、お互いのことははっきり覚えてない感じの2人でしたが、すぐに和やかな雰

          高校生2人とディスカッション➀

          「整理になります」

          先日小学校高学年の子どものセッションをしました。 未来図に来てくれたのは高学年になってですが、自分の思考や考え方について気付きをしっかりもっていることを感じます。 最近ついしてしまったことを教えてくれました。それは知らない相手でも、していることが楽しそうだと自分が話しかけてしまうことについての話し。 それはどうして起きてしまうのか?を一緒に確認をしていくと、相手の気持ちや状況よりも、していること=見えることに注目をしてしまうということ、『つい話しかけてしまうんだとうね』と

          「整理になります」

          はぁ?ゲーム

          放課後等デイサービスでは、高機能の子どもたちに対するセッション計画として、自分の感情や相手の感情へ何かしら気付きがでるような、その子の段階に応じた計画をしています。 最近未来図では『はぁゲームを活用』することが多くなりました。子どもたちがとても楽しく自分の気付きをアウトプットしてくれること、そしてその子どもの様子から繰り返し子どものアセスメントも行うこともでき、とても良い題材となっています。 人は相手の何を見て、聞いて相手の感情を推測したり感じるのか?それをゲームを通して

          はぁ?ゲーム

          世界自閉症啓発デー

          未来図の玄関です。ムスカリオーシャンマジックとミオソティスミオマルクの寄せ植えです。4月2日の世界自閉症啓発デーまであと9日。シンボルカラーのブルーでまとめてみました。

          世界自閉症啓発デー

          西中新田事業所外観です

          西中新田事業所外観です

          未来図移転しました

          未来図は、令和4年3月1日より下記住所へ事業所を移転しました。  住所/倉敷市西中新田596-7 電話番号/086‐431‐2733 fax番号/086-431-2735 子ども達に過ごしやすく、スタッフにとって働きやすい環境、そして継続的に未来図運営を進めていく為の移転です。移転に伴いご不便をおかけする場合もあるかも知れませんが、今後もどうぞ宜しくお願い致します。

          未来図移転しました

          小さい頃からいつか1人で外出を

          幼稚園の頃から支援を継続している中学生のA君。本人に理解できる情報や量、どこは自立してうまくいくのか、芽生えであるのか、どこは支援が必要なのか、この10年A君の保護者と協働しながら整理を続けていきました。 小さい頃から「いつか一人で余暇外出を」と話しながら、保護者の方手作りの手立てを使われ、保護者の方やヘルパーさん、ボランティアさん等、色々な余暇外出を楽しまれてきていました。 成人期も後数年・・・。先日の支援ミーティングで、一人で余暇に向けたスキルや設定も着実に近づいてい

          小さい頃からいつか1人で外出を

          協働者

          児童発達支援では、子どもの様子を保護者に見て頂く機会を心掛けています。 ①年に4回程度子どもに気付かれないように、個別で見て頂く機会 ②年に1.2回子どもに予告をして、参観日として間近で見て頂く機会 お互いが子どもの協働者として進むために、情報をどう伝えていけば良いのかを考えています。

          特性から説明する

          子どもの行動に関して、園や学校の先生方とお話させて頂く機会を持つことがあります。その時に心掛けていることは、子どもの行動や言動の背景にある特性の説明を心掛けています。 情報をどうとらえるか、整理をするか、自分のするべきことや人に取り掛かったり取りやめたり、特性は子どもの行動や言動に影響をあたえているものだと思います。 特性をうまく活用していくためにも、自閉症の子ども達の発達を支援する専門家としても、特性から説明することはとても大事なことだと思います。

          特性から説明する

          支援計画を軸にするセッション

          未来図では、支援計画の重要性を重視し、支援計画を立てるプロセスを大切にしています。 ・児童発達支援や放デイ月に4回利用の子どもは、4ヶ月に1回。方デイ月に1回、2回利用の子どもは6か月に1回。 支援計画の評価と新しい計画を立て、保護者の方を踏まえて1時間程度の時間でモニタリングをしています。 支援計画を軸にするセッションを実施していく為には、支援計画を立てるスキルが問われると感じます。本人のうまくいっていることを活用したり発展させたり、芽生えていることから教えることの計

          支援計画を軸にするセッション