怒りのコントロール

小6男の子と感情の確認をしている時に、「怒り」についてまとめをしている時のことです。

「僕は怒りにくいですね、怒りになることがここ2年少ないです」とのこと。確かに本当に怒りが年々減って穏やかな雰囲気が出ている子です。

その理由を聞くと、「怒りのルールを自分で決めてるんです。3回5秒ルールで、1回5秒・2回5秒・3回5秒と嫌な時に数えている中で、怒りがおさまったり変わったりするんですよ」とのこと。

これは誰に教えてもらったわけではなく、自分で決めたそうで、保護者の方に伝えても、そんなことは家で一言も言わない、と驚かれています。

とても理論的な思考を持っている子で、表には出さないけれど親しみや安心や自分がどんな場所や人や物であれば落ち着けたりリラックスしたり
楽しめるかも同時に気付きを積んでいると実感します。

小さい頃から発達支援をしている子の成長を継続的に見ること、とてもやりがいに繋がります。来年は中学生、中学校から大人への過程で、またこれまでと違う課題や状況がおとずれますが、まずはフェードアウトしていきながら必要な時に、必要な整理をしていければと思います。

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