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2020年予報⑦|多面性不安症という新病理 Ver. 2.0

多面性不安症という新たな病理
Description Syndrom

働き方改革や複業推進、リモートワークなど、私たちのワークスタイルは日々変化を見せてきました。働き方改革について2019年までは大企業で語られる事が多かったのですが、2020年4月からは中小企業にも法律で義務付けられルため、より多くの人の働き方が変わります。

経営者は管理能力をより求められるようになり、逆にワーカーは余暇の時間に何をするかが求められます。つまり会社に頼って生きる時代が終わり、自分で生きる術を身につけなければならない時代になります。

2018年のSXSWPitchでもボランティア活動を通じたキャリア開発を提供するサービスVOLOがファイナリストに選ばれています。(日米では働き方が異なるため、同じ様相にはならないと考えていますが。)

複数の名刺を持つ日本の人たちは「自分は一言で表せない」という悩みを抱えることになるでしょう。私たちはそれを「多面性不安症」と呼んでいます。選択肢が多くなればなるほど不安になる、贅沢ともいえる病です。

2020年は多面性不安症に向けた自己分析のツールや、新たな自己啓発サービスが始まると予報します。


----------------------------<2020年予報 Ver. 2.0>-----------------------------

強制的に訪れた一時停止期間で自分自身の可能性を見直す

リモートワークの普及により、副業がやりやすい環境になったことで、新たなチャレンジをする人が増加していると言います。そうでなくても、仕事が無くなったり収入が減った人も多く、自分に何ができるのか、全ての人が一度立ち止まって考える期間が強制的に訪れました。

これからの厳しい時代を生き抜くために、誰もが多面的な自身の可能性を模索せざるを得ない状況になったと言えるでしょう。そのため、これまでよりも多くの様々な不安に直面し、対処する必要性が出てきています。新型コロナウイルスによって、まさに「多面性不安症社会」への実験的導入期間が訪れています。



<ご紹介>

VISIONGRAPH Inc.は、年末に次の年の予報をしております。2020年予報も無料でダウンロードできますので、ご興味のある方は、是非以下よりダウンロードしてください。

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