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CRMコミュニケーションに必要な「こころにのこるコンテキストの表現」について

むかし、むかしで言えば「お手紙」から始まっての、人とひととの非相対でのコミュニケーションの手段としての、コンテキスト:文章について、思いのままにメモ書きを起こしてみました。

わたしたちの事業、商品、サービスを身近に感じていただき、顧客にとってうれしい気持ちを創り上げ、精神的、心理的な違和感=他人感をやわらげ、取り除く役割を担ってほしいために、コミュニケーションを実施します。

コンテキスト・コミュニケーションを貰った際に
・こころが温かくなり
・力強くなる
などの
「人に感動を与える力」があるものです。(なので、ステップメールではなく、定期メール:顧客への施策を実施するのです。
心に響くのは、多少の言葉足らずでも、感情に任せて書いた文章で、意味が分からない(意図ではないですよ)コンテキストでも、受け手の心には残るものです。
逆説的に言えば、きれいにまとまりすぎていると、読みやすいですが、記憶には残らないものです。(新聞記事を思い出してください。)
ギャップのあるストーリーコンテンツは、人の感情(喜びや悲しみ)を動かします。(これは、コンテキストだけではなく、音声でも映像でもそうです。)

コンテキストを、「音」として捉えてみることから

受け手のこころに響くかどうかを確認する方法って何でしょうか?
声に出して読んでみることです。(絵本と同じかも)
良いコンテキストは、耳=脳に心地よく入ってきます。そう、1つの「音楽」として受け止めて、入ってきます。(宗教音楽などもそうですね。)
悪いコンテキストは、耳障りが悪いものです。
魂とふるわせる(震わせる、奮わせる、揮わせる)コンテキストはここちよいリズムを有しているようです。

リズムってなんでしょうか?

コンテキストも同じ法則がありそうです。
同じ音を繰り返すことで、コンテキスト全体にリズム感を出すことが可能です。

例:「あ」ではじまるとともに、朝を繰り返す。
ああ・
だ!
明るい
だ!
鮮やかな夜明けとともに
がやってきた

例:「き」で始まるとともに、擬音を挿入してアクションをとる。
日から

ッチリ
まるぜ!

念日

ポイント
「である」
「です」
で統一する必要はありません。
人って、会話で何気なくしゃべっているときや、さまは、そういうものです。
はじめは、気持ちを抑えてタンタンと話していても、ときには感情や思いがこみ上げてくるものです。
そのときは、語気も、イントネーション(抑揚)も変わってきます。
感情の起伏が、コンテキストの起伏となります、さらには、文章全体の起伏や、抑揚につながってきます。そうすると、うねり、リズムになってきます。
コンテキストが自然と動きだして、伝えてくれるようになります。

校正するってどういうこと。

校正って、用語言葉を徹底的に検閲して、無慈悲に削除や、修正していくことです。
こうして、真に、個性を無くした、「清潔」で無味無臭のコンテキストが完成させるのが、役割です。
そうすると、CRMでは、「顧客の反応がない=レスポンス」が無いと結果になります。

コンテキストは
わかりやすくなくっちゃいけない。
近所の、おばちゃん、おじちゃんなどが、目を輝かせて読む、そうでなくてはいけないのでは。(絵本ってそうでしたよね。)
これって、上から目線で表現、伝えるなってことです。
勿論、へりくだることも必要ありません。(お客さまは神様ではありません)。対等な立場でいいのです。(クレーマーとはいわないけど、無理強いする、勝手な顧客は、諭して変わらないなら、お断りする。これ、スタッフだけではなく、他の顧客へのサービス視点からも重要です。
そのために、こころを込めて語りかけることをこころがければ良いのです。

よいコンテキストって、相手:受け手に、語りかけるコンテキストです。
そうなのです。であれば、口語体になる、話ことばになっていきます。
(だから、動画シフトしているのかも知れません)

Tips

・コンテキストは、短く
・結論を先につたえろ
・漢字より、ひらがな(画数の多い漢字は、ひらがなに)
・うつくしいコンテキストは、写してまなべ、いいコンテキストは、おぼえろ
・できるだけ、行・センテンスをかえろ
・タドン(●)・ヤクモノ(▼ * ※)をいかせ

です。

情景ではなく、空気:環境を表現して伝えよう

カメラや、スマフォでは写せない「空気:環境」を伝えるように、描きましょう。
・におい
・しつかん
・かんしょく
・かんじょう(緊張・不安・感動・期待などなど)

いちばん伝えたいことのために、他の何かを隠す。
 →この隠し方がうまくなることがコンテキストがうまくなるポイント(こつ)

すべてを表現・つたえようとして書くと、読みにくい

なんでもいいので、書き出して、書き終わったら、書き出しは削除してしまう。

「脇のコンテキスト」を、アタマに持って書き始める。

気になる、写真・情景から、思い浮かぶことをはなしてみる。
→単なる場面でも、ささいなことから練り上げて、細かく観察すると、どこかに特徴的なことがあります。
おもしろい
かなしい
さびしい
きれいになる
しっとりする
と書いて、表現しても、受け手は共感してくれない。

見えたままを書いて表現するのではなく、見たことで、心に浮かんだことや感じたことを、書く


参考書籍(是非、お手元に備えることをお勧めします。)随時追加予定

学校では教えない文章術―模倣こそ文章上達の王道である (青春文庫) 篠沢 秀夫 https://www.amazon.co.jp/dp/4413090691/ref=cm_sw_r_tw_dp_18XQC6BYCQ6DY1N4XET4 @amazonJPより

心にのこる、書きかた、伝えかた 「4日で1冊本を書く」船瀬俊介の文章術・編集術 船瀬 俊介 https://www.amazon.co.jp/dp/4763410849/ref=cm_sw_r_tw_dp_XN14M0V6KGJDGMW3HDHP?_encoding=UTF8&psc=1 @amazonJPより

人を操る禁断の文章術 メンタリストDaiGo https://www.amazon.co.jp/dp/B00T2KVX2I/ref=cm_sw_r_tw_dp_ME925TNB8BMKTCTAMMEA @amazonJPより

禁断のセールスコピーライティング 神田昌典 https://www.amazon.co.jp/dp/B078GHTZJS/ref=cm_sw_r_tw_dp_53QYVX1VMF1YH9M5WCTM?_encoding=UTF8&psc=1 @amazonJPより

追記

CRMとLPでは違います。
・「同じ言葉」が何度も出てくる
・「主語」が後ろにいきがち
・1文が長すぎる
・接続詞がなくて、先が予想できない
・抽象的な言葉が多い
・時系列が混乱しがち
・無駄な記述が挟み込まれる
・自分目線で書いてしまう

などは、「違和感」や「矛盾」につながる原因になります。


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