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ソーシャルメディア、画像から動画へ マルチチャネル・オムニチャネル時代の顧客購買行動を理解する

ソーシャルメディア戦略や画像・動画の重要性、顧客体験向上についての対談にて提供しています。ソーシャルメディアはビジネスにおいて重要な役割を果たし、画像や動画のトレンドが注目されています。

さらに、オムニチャネル時代の顧客購買行動の理解や、写真と動画の活用、商品の返品削減に関するサイジングの活用事例情報も含まれています。特に、ECビジネスやブランドの戦略に関心がある人に役立つ情報です。

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写真画像から動画へ、ユーザー側の観点がポイント

写真だけでは効果がない場合があるため、動画を活用することが重要になってきています。
以前はリール動画が再生回数を増やすことができましたが、現在は、TikTokをはじめとする動画プラットフォームで、自社のブランドを訴求することが重要になってきています。作り手側(ブランド)の観点だけでなく、ユーザー側の観点が重要であり、どのような動画コンテンツを提供することで、ユーザーに訴求できるかがポイントになっています。
最近では、コスメの撮影も行っており、ポイントを訴求するために商品メイク動画をTikTok上にアップすることも検討して実施をサポートしています。

マルチチャネル・オムニチャネル時代の顧客購買行動を理解して利用する

西間木

佐々木さんにチャネルでの顧客行動の特徴などについてお聞きします。
コロナ禍以降、スピードが加速していますが、オムニチャネル、ECとリアル店舗の融合がキーワードとなってきています。私たち富士ロジテックホールディングスのクライアントでも、オムニチャネル物流(リアル店舗への配送と、顧客へのダイレクト発送)の進化が進んでいます。
ECで購入して、店舗で受け取るのか(BOPIS)、店舗で確認してECで購入するという形で、いろいろと購買体験が変化していますが、unisizeのサービスでオムニチャネルでの導入事例と顧客とブランド(クライアント)のメリットについてお伺いさせてください。
株式会社メイキップ 営業 兼 VSOP 佐々木 隼人 様(以下:佐々木 様)
アパレルのクライアントさんとは、当然ながらEC側に対するサービス提供をしている中で、よく最近言われてるクロスユースでリアル店舗でも買ってもらえる、ECであってほしいという声を聴きます。

これは店舗だけで買ってる顧客ですが、それはやはりそれなりの顧客数があります。メイキップのunisizeサービスでそこをサポートするために、実店舗で購入いただいたデータを取り込めるようにしています。
当然、顧客・会員IDが一元化されてることが前提になるのですが、実際、コロナに入って店舗が閉まりました、ECでしかアイテムが販売できないというときに、やはり店舗のデータを取り込めないということがありました。
店舗での購入データが取り込めるようになって、店舗でしか買ったことなくても、EC上で顧客フィットサイズの中で、比較対象アイテムをレコメンドするデータとして使うことで、今まで店舗で買っていた商品とオンライン上で比較ができるようになります。

商品を正しく伝えることで返品は削減できる

西間木
EC・デジタルコマースに限らず、リアル店舗でも商品が自分に合わない場合、返品や交換が発生することがあります。最近の富士ロジテックホールディングスのクライアントでも、その際に、返品された商品について、グレーディングをして少しでも早く再販できるようにされるケースが増えてきています。
unisizeをご利用されるブランドの場合、返品や交換が減少したというお声は多いのでしょうか。
佐々木 様
実際我々のサービスを導入する目的の一つに、その返品を減らしていきたいという要望は実は多いです。2024年物流の問題はもちろんですが、サステナビリティ的にも会社としてやはり取り組まなきゃいけないというお話もありテーマとしてはニーズが高いです。
返品に理由に関して分解していくと、「サイズ」「素材感」が、ほとんどなのですが、これはECであることで、商品に触れないというところから避けようがありません。そのため2つの理由・原因のうちの一つ・サイズの問題をいかに抑えていくために、unisizeで「返品率が減ったよ」という事例は沢山あります。

物流外でいきますと、一番は新しい商品を出すことは、コストを抑えてと言えば抑えることができるのよ。しかし、返品で戻ってくるとどうしてもコストがやはり発生してしまいます。

パネリスト紹介

株式会社AirPhoto CEO 坂田 裕希 様

東京大学法学部卒業。三菱商事株式会社勤務を経て、2016年より光触媒技術のブランドHUGFAM(ハグファム)/SUTTO(スット)を展開し、2021年8月に両ブランドをバイアウト。その経験を活かし、EC事業者の円滑な事業展開をサポートしたいという想いから、AirPhotoを立ち上げ。


■ 日本初『スタイリング診断』について

ブランドイメージに関する質問に答えていただくことで、最適なスタイリングを提案する、日本初「スタイリング診断」で撮影アイデアをレコメンドいたします。

スタイリング写真とは?
スタイリング写真』とは、ブランドイメージや使用イメージを効果的に伝えるための写真で、『イメージ写真』とも呼ばれます。
AirPhotoでは、以下の写真を『スタイリング写真』と呼んでいます。

  • スタジオ又はお客様ご指定の小物を1つ以上用いて撮影する写真

  • 白以外の背景(カラー背景紙、ハウススタジオ等)を用いて撮影する写真

  • お客様の商品を3個以上レイアウトした写真

  • 商品を浮かせたり吊り下げたりして撮影する写真

スタイリング料金が発生する場合としない場合の詳細については、 FAQ をご参照ください。



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株式会社メイキップ 営業兼VSOP 佐々木 隼人 様

新卒でキャラクターライセンスを扱うコンテンツビジネスに従事。
その後大手ヘッドハンティング会社、EC構築ベンダーにて人事責任者を経て2018年4月に株式会社メイキップへ参画。サイズレコメンドエンジン「unisize」を中心に、ファッションEC展開企業様へVSOPとして対外的なコミュニケーションとセールス、採用全般を担当。


■ アパレルECサイト向けサイズレコメンドエンジン「unisize」について
 unisize(https://cl.unisize.makip.co.jp/)はネットで洋服を買うときに、より身体に合ったサイズを推奨するレコメンドエンジンです。最短1分の簡単なアンケートに答えるだけで、メジャーで測ることなく自分に合ったおすすめのサイズを確認したり、機械学習アルゴリズム(AI)を用い、お手持ちのスマートフォン端末で撮影した正面と側面の全身写真から、腕の長さや肩幅などの体型を採寸して、サイズを確認することができます。従来のような専門知識やメジャーを用いて採寸するような手間をかけずとも、自分に合うおすすめサイズを確認できます。また、過去に買った洋服と比較する購入履歴比較機能なども併設し、ユーザーの持つ情報に合わせてサイズを確認することができます(※特許取得)。



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