ミラクルアース

自然現象の不思議から時事の話題まで、気になったことについて書いていきたいと思っています。

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最近の記事

これが中国のやり方か!

今日(5月16日)の夜、家人がつけていたテレビを見ていると、『中国とロシアの同盟関係が強化されている』というニュースがありました。 中国製の『ニトロセルロース』という物質が、2022年以降、ロシアにたくさん輸出されているそうです。 そこで、ニトロセルロースについて調べてみました。 上記リンク先によると、ニトロセルロースは火薬の原料として使用されるそうです。 2022年と言えば、ロシアによるウクライナ侵攻が始まった年です。 アメリカやヨーロッパに輸出されたニトロセルロース

    • 巧妙な言論弾圧?

      少し前の話題になりますが、衆院東京15区補欠選挙で、『つばさの党』から立候補した『根本良輔』氏と、同党代表の『黒川敦彦』氏ら3人が、選挙の自由妨害を禁じた公職選挙法に抵触するとして、警告を出されていた件がありました。 他の候補者が街頭演説を行なっていた際に、そのすぐ近くで大音量で演説をしたり、車のクラクションを鳴らして演説を聞き取れないようにしていたそうです。 ここで、二人が所属する『つばさの党』について調べてみました。 上記リンク先によると、つばさの党は以下のような主

      • 悪なる支配者に滅びを

        5月1日、熊本県水俣市で伊藤信太郎環境相と水俣病患者らでつくる8団体との懇談会がありましたが、そこで信じられない出来事が起こりました。 何と、環境省側で発言時間を1団体3分と設定し、発言時間を超過した発言者のマイク音声を切っていたのです。 しかも、発言時間が1団体3分ということは、8団体全て発言してもわずか24分です。こんな短い時間だけ話を聞いて、水俣病の何がわかるというのでしょうか。 環境省側の『懇談を早々に終わらせてしまいたい』という考えがありありと伺えます。 岸田

        • 月の裏側

          少し古い記事になりますが、2014年に中国が打ち上げた月探査試験機『嫦娥5号T1』が、月と地球を撮影しました。 なお、『嫦娥(じょうが)』は、中国の三大宗教の一つである道教で『月神』とされているそうです。日本で言えば『かぐや姫』が近いのでしょうか。 その嫦娥5号T1が撮影した写真が、これです。 月の様子が少しおかしいですが、何とこれは、月の裏側に回り込んで撮影したものだそうです。 月の裏側といえば、2009年にアメリカが月周回衛星『ルナー・リコネサンス・オービター』を

        これが中国のやり方か!

          マザー・ツリーを読んで

          著者のスザンヌ・シマード氏は、代々森林伐採に従事してきた家庭に生まれ、幼少期からカナダの森の中で木々に囲まれた生活をしていました。 大学卒業後、森林局の造林研究員として勤務しましたが、森の中に区画を定め、その区画内に生育する木々を全て伐採し、経済的に価値のある木を植林して利益を上げようとする政策に疑問をもち、研究の道に入りました。 研究の結果、木々が地下の菌根菌ネットワークで繋がり、互いを認識し、栄養を送り合ったりしていることを発見しました。植物の根と、キノコなどの菌類が結

          マザー・ツリーを読んで

          滅びゆく中国

          3月11日、中国の全国人民代表大会(全人大)が閉幕しました。 今年の全人大で注目されたのが、以下の1から3に示した、中国の異常な国家運営方針でした。 1 5%前後のGDP(国内総生産)成長を目標に ご存知の通り、中国の経済を支えてきた不動産事業は救いようのない不況に見舞われています。 不良債権は天文学的な数字になり、大手不動産デベロッパーはデフォルト(債務不履行)に陥っています。 5%の成長目標など、達成するのは最初から不可能なことは誰でもわかることです。 それでも例年

          大和と武蔵

          第2次世界大戦中に製造された戦艦「大和」。 当時、世界最大の戦艦だったそうです。 ところで皆さんは、この大和に兄弟艦が存在していたことをご存知でしょうか。 大和と同じ設計図を用いて製造された兄弟艦は、名前を「武蔵」といいます。 大和の名前の由来は、奈良県あたりの昔の地名だろうと思っていましたが、武蔵の方は、剣豪・宮本武蔵が強かったから、それにあやかったのかと私は考えていました。 しかし、Wikipediaを見ると、「武蔵」も地名でした。 場所は関東で、現在の行政区分でいく

          巨大な「リング」は結界?

          2025年4月13日から開催予定の大阪万博。 開催までおよそ1年となりましたが、建設費の膨張や、2億円もするデザイナーズトイレの建設など、これまで様々な問題点が指摘されています。 しかも、トイレ建設に不可欠な下水道などのインフラ整備が進んでいないそうで、おそらく世界初の「汲み取り式デザイナーズトイレ」が誕生するかもしれないということです。 そんな中、能登半島地震で大きな被害を被った石川県の馳浩知事は、何と石川県の予算から1000万円を大阪万博関連事業に計上しており、物議

          巨大な「リング」は結界?

          崩壊する中国

          中国ではコロナ禍以降、初めて移動制限がない春節を迎え、人々が帰省したり、外国旅行に行ったりする様子がテレビなどで報じられています。 ニュースの映像だけを見ると、いかにも裕福な中国人が爆買いなどを楽しんでいるように印象づけられてしまいますが、今年の春節はそうではないようです。 今年の春節は、若者を中心に、爆買いをせずに節約した旅を楽しむ「特殊兵式旅行」と呼ばれるスタイルが流行しているそうです。 また、日本に訪れる中国人の数もかなり減っています。 2023年の訪日外国人数は2

          神の見えざる手

          私たちの住む地球は、本当に奇跡に満ち溢れています。 変化に富み、豊かな恵みに満ち溢れた自然環境、多種多様な生物群、それらを支える日光と水、そして大気。 このような素晴らしい環境は地球にしかないと、私は思います。 しかし、この地球環境を人工的に再現し、運営しようとした実験が、1991年から1993年までアメリカで行われました。 実験名を「バイオスフィア2」と言います。 「バイオスフィア2」という名称は、この地球を「バイオスフィア1」とし、「完全自給自足による第2の生物圏」

          楽天って、大丈夫?

          最近の楽天に関するニュースを見ていると、この会社は果たして大丈夫なのかと思ってしまいます。 昨年11月に傘下の楽天証券株の一部を約870億円で売却したかと思えば、その翌月には子会社の楽天銀行の株を606億円で売却しました。 さらに、今年に入ると東北楽天ゴールデンイーグルスの身売り話が浮上してきました。 このように、楽天は株式や球団を売却して、資金を調達しようとしています。 なぜこんなにお金が必要なのかと思い、その背景を調べてみると、モバイル事業の不振が大きいことがわかりま

          楽天って、大丈夫?

          やはり…

          以前の記事で、東京地検特捜部が安倍派を捜索していることについて書きました。 その後、捜査の行方を注視していましたが、幹部7人は不起訴になりました。 ネット上には「期待したが結局は権力のイヌ」「日本は法治国家ではない。 三権分立など存在しない」など、特捜部に対する失望の声が溢れています。 しかし、以前の記事にも書きましたが、こうなることは予想されていたことでした。 東京地検特捜部と安倍派は以前から親密な関係でしたので、本気で調べるはずはないのです。 また、「安倍晋三が派

          君が心をくれたから

          年が明け、新しいテレビドラマがいくつか始まっています。 その中で、私がちょっと気になったのが、フジテレビの『君が心をくれたから』です。 と言っても見てはいないのですが、公開前の予告やネットの情報などを見て、『これは何?』と思ったからです。 上記リンク先の内容を、以下に転載します。 『色覚異常を患う太陽は赤信号を判別できず、車にはねられ重体に。そこに雨が駆け寄り、助けを呼んでいると“案内人”を名乗る男・日下が現れ、「あなたに“奇跡”を授けましょう」と告げるのだ。天からの使者だ

          君が心をくれたから

          三体問題

          冬は空気が澄んでいて、夜空を見上げると美しい星空を見ることができます。 冬の夜空は、オリオン座やおうし座、おおいぬ座など、たくさんの星座を見ることができます。 星座以外でも、オリオン大星雲やすばる(プレアデス星団)などの多くの星の集まりを見ることができます。 夜空に見える星の総数は地球上の砂粒よりもはるかに多いそうで、天体望遠鏡などを使うと、さらに多くの星々を観察することができると思います。 しかし、私たちが慣れ親しんでいる夜空の星々が、400年もの長い間、天才と呼ばれた物

          Amazing Grace(5)

          前回の投稿で、ジョンが乗った船が嵐に巻き込まれ、その中でジョンが神様に救いを求めたことを書きました。 その思いが通じたのか、ジョンは夕方6時ごろ、誰かが『船から水が引いた』と言う声を耳にしました。助かる見込みが出てきたのです。 ジョンは、神様の御手が働いてくれたことをこの目で見たと思い、神様に祈り始めましたが、信仰を口に出すことができませんでした。 これまでさんざん不信心を重ねていたのに、急に心変わりして『父なる神様』と呼ぶことができなかったのです。 そこでジョンは、改め

          Amazing Grace(4)

          前回の投稿で、ジョンがアフリカからイギリスへ帰国の途についたことを書きました。 ジョンが乗った船は、金、象牙、キアイ(染料の藍が採れるマメ科の植物)、蜜蝋などを買い求める商業航海の途上にあり、ジョンが乗船してからも1年ほどはアフリカの近海を航海していました。 その間、ジョンは相変わらず、神を冒涜するような言葉と態度を示し続けました。 しまいには、船長から『悲しいかな、私はヨナを船に乗せてしまった。お前が行くところには常に災いがついてまわる』と、ジョンを旧約聖書のヨナに例える