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60.出会いはてれビタ

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てれビタ。
KKT(くまもと県民テレビ)にて、平日夕方に放映されている、ローカル情報番組である。
その「てれビタ」が、私にもう一人のヤバすぎるネットフレンズを連れて来た。

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2019年8月30日、筑波大学箱根駅伝復活プロジェクトの第4弾クラウドファンディングは成立した。
私がつくばを訪問した8/29時点で、まだ目標金額を達成していなかったと思う。締切日まであと2日、いざとなったら貯金をはたいて不足分を埋める覚悟で、つくばに出向いた記憶があるからだ。
最後の3日間の支援者の中に、学生さんたちのご家族と思しきの方々のお名前も連なっていた。ご家族の方は、あらゆる面で学生さんたちのサポートをされている。「支援者の力及ばず、ご家族の皆様にご心配をかけて申し訳ない」という悔しさが、胸の奥にしこりのように残った。

8月30日、筑波大学箱根駅伝復活プロジェクトのSNSに、keikaさんの描いた相馬くんの絵寄贈の話題が紹介された。
この話題に反応している人達の中に、前回の箱根駅伝のとき、Twitter上で関東学生連合を応援していた方を見つけた。レース中、関東学生連合の過去の走行記録を紹介くださるなど、私の知らない情報をたくさん投下していて、とても頼りにしていた方だ。
うわ、あんなにお世話になったのに、私フォローしてないじゃん!
速攻フォローしたら、こんなお返事が返ってきた。

覚えててくださったんだ!嬉しい!!!

お金だけじゃない。まだまだ、自分にやれることはある。
箱根駅伝を目指すたくさんの大学、たくさんの学生さんたちを応援している人たちがいる。関東以外の大学でも、陸上競技に打ち込んでいる学生さんたち、そして彼らを応援している人たちがいる。
一見、無謀にさえ思える「筑波大学箱根駅伝復活プロジェクト」が、陸上競技を愛する全ての人たちの希望となって欲しい。
駅伝関係の話題や、プロジェクトチームに所属する学生さん達の事について、Twitter上で意識的につぶやくようになるのは、この頃からである。

2019年9月2日、筑波大学箱根駅伝復活プロジェクトの選抜チームが、合宿のため熊本入りした。日本マラソンの父、金栗四三氏の故郷である。
2018年、筑波大学と熊本県および、金栗氏に縁のある関係市町村との間で「スポーツ等を通じた地域経済の活性化に関する連携協定」が結ばれていた。

翌2019年3月に開催された玉名ハーフマラソンには、九州出身の児玉朋大くん、田川昇太くん(いずれも当時2年)の2名が「筑波大を応援する玉名の会」さんのご支援により参加している。
掲載写真に写っている幟に、地元の皆さんの熱い思いが詰まっていた。

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(上記レポートより引用)

2019年9月の熊本合宿は、こうした「金栗四三のDNAを受け継ぐ筑波大学を応援しよう」という気運の高まりによる、熱心な招致とご支援のもと、実現したものであった。

学生さんの前で宣言した「ネットで応援大作戦」。公約したからには、もっとがんばらねば、と決意を新たにしたばかりである。
何か合宿の情報は流れてこないかと、9/2の夜、ネット上をうろうろしていると、あるつぶやきを発見した。

"熊本合宿、頑張って~
てれビタという番組で流れた合宿のニュース見たい…"

なにィ!!
筑波大学の合宿入りの様子を、地元のテレビが取り上げてくれたんか!
熊本県の皆さん、ありがとうございますありがとうございます!
思わず、条件反射でいいねボタンを押し、
「み、見たかった…」とリプを付けたら、「ちょっとニュースで取り上げていたようです(^^)d」とお返事をくださった。
おおお、情報ありがとうございます!

その直後、私はDM通知に気が付いた。
この時間帯だとkeikaさんかな。

はじめまして、こんばんは。

あ!熊本合宿の話題をつぶやいてくれていた人だ…
さっきは突然話しかけてしまい失礼しました!

まわりに筑波を応援する方がいないので、反応頂けてビックリしました!

いえいえ、こちらこそビックリですよ!
それはともかく、"筑波を応援する方"…!?
もしかして…

もしかして、相馬選手に似顔絵をお渡ししている方は、うっしーさんですか

あ、そ、そうです。(内緒だけど…)

ひえっー
本物のガチファンの方に出会えました
ヽ(*´▽)ノ♪
筑波を応援している、Yと申します。

つ、遂に出会えた同志~~~~(号泣)!

(以下、Yさんとお呼びします)

筑波大学箱根駅伝復活プロジェクトのクラウドファンディングに参加するようになって3年目。
インターネットの大海を、ほとんどひとりぼっちでさすらってた私は、ついに「ガチの筑波大陸上競技部(駅伝チーム)ファン」に巡りあったのだ。
Yさんは、大会や競技会に時々観戦に行かれているとのこと。
後で知ったが、私が初めて陸上の競技会に足を運んだ、6/1の日体大記録会にもいらしていた。ニアミスしていたのだ。

「ぜひ今度一緒に練習見学に行きましょう!私、箱根駅伝予選会のときも、去年も一昨年もぼっち参戦で(泣)」と強烈プッシュした。
すると、こんな返事が返ってきた。

(河野)誉さん川瀬さんの挨拶泣けた
誉さんの前の駅伝主将、勝谷さんが筑波を応援するきっかけです

えーと、…勝谷さんとは?


「私の知らない筑波大の過去」を知る、ヤバすぎるネットフレンズ、まさかのこのタイミングで、満を持して降臨す

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