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離婚を子供達に伝えた時

日本に本帰国すると決めてから、
ずっと恐れていた悩みがありました。

それは、

子供達に、私と夫の状況を伝えること。

つまり、あなた達の両親は、
離婚に向けて別居中だという真実。

次女の日本留学の邪魔にならないように、
上手く隠し通さなければいけない。

長女がどんなに疑いを持とうと、
こちらで否定すれば、
真実かどうかは、わからないままになる。

ごまかしがいつまで、
続くのかは、わからない状況の中、

ただ、次女の日本留学が
穏やかに過ぎることだけを祈りつつ、
時間稼ぎをしていていました。

次女が母国へ帰った後、

少しずつ、心の準備をしていたものの、

でも、怖くて、勇気がなくて、

先延ばしに甘んじていました。

クリスマスには、帰国して、
家族で話し合いをしなければいけない。

でも、それだと、
クリスマスがぶち壊しになる。

夫も、それには反対でした。

8月のある日、

ふと私は、こんなワークをしてみました。

今から48時間以内に、
私にぴったりのギフトを受け取ります。

その翌日、

夫から連絡があり、

次女が日本留学したことで、
私が戻らず、
姉妹の仲が険悪になっている。

次女の体調不良は、そのストレスが
原因だと思うので、
今、二人に本当のことを伝えようと思う。
どう思うか?

夫は夫で、
義母からも疑われて、
追い詰められた状況だったのだと
想像がつきます。

私の心は、
氷のように固まりました。

ああ、恐れていたこの事が、
ついに来てしまった。

私は、家族で顔を合わせて、
真実を話したかった。

クリスマスまで待てない?、と
夫に聞くと、

クリスマスが台無しになってしまうのは、まずい。
それに、今、話すべきだと思う。

夫の決心は固く、

私の胸は苦しくなりました。

子供達の顔を見て、
話したかった。

どうすることがベストなのだろうか?

私は、ベストな方法を求め、
目を閉じて、集中しました。

そして、パッと浮かんだ考えを
夫に伝えました。

どんな遠回しの言葉でも、
真実は、一つ。

あなた達の両親は、離婚する。

私が離婚したい一番の気持ちは、

日本に帰りたい、でした。

両親が不仲で離婚する、よりも、

私が一方的に思われても、

私の決断で、日本に帰りたいから離婚する、

そのほうが、まだ子供達が傷つかないのでは?

そんなふうに考えました。

もうお互いに愛情がないとか、
そんな説明は、子供達には必要ないこと。

子供達が巣立った後、

夫と二人だけの生活には、
耐えらない。

夫とは結局、
子育てのパートナーだったと、
思えてなりませんでした。

夫には、

私が日本に帰りたいから、
離婚することになった、ということを
子供達に伝える様に言いました。

夫としては、自分の鬱が原因で、
私が日本に帰りたい気持ちになったと、
責任を感じてるので、

子供達には、悪い様には伝えないと、
信じました。

夫は、了諾して、

その30分後くらいに、

夫からのメッセージが入りました。

子供達には、言われたように伝えた。

二人とも、理解してる。

私は、二人がどんな状況で、
どんな顔をして、
どんな事を話したのかが、
気になりましたが、

聞くのが怖くて、
何もできず、
深く落ち込みました。

張り裂けそうな思いとは、
このことなのでしょうか?

これで良かったのか、
分かりませんが、

夫に任せるしか、なかった。

でも、翌日、

これで長年の重荷が取れた、と思えて、
心が楽になったのを感じました。

後になって、考えてみると、

私がワークをしたのが、

願いが叶いやすい期間とも言われる、
ライオンズゲートの時。

無意識にも、
私は、私の心の重荷を
手放したいと、願っていたのかもしれない。

もう、いつ子供達に離婚のことを
話そうかと、
ため息をつかなくてもいい。
悩まなくてもいい。

そして、私は、
今年のクリスマスは、家族のもとに帰って、
家族とクリスマスを過ごすことを
決めました。


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