宇宙ガラスリングとは?自己紹介
今日は宇宙元旦!地球の皆さま、おめでとうございます!なんて新鮮な気持ち。そんな齢40の春分の日にsomething newとして文章を書きます。初回は職業についてですが、ほぼ制作と関係の無いnoteになります。どこまで自分の事を書けるかな。
肩書きは一応ガラス作家ですが、私の作品は形のあるポエムであります。
実用性の無さがにゃんともネックではありますが、特別なその人だけへの特別な思いを込めて、職人さんが寿司を握る様に、切磋琢磨してガラスの指輪を、流れる水を使いながら儀式的にゆっくりと製作をしています。
元々はグラフィック専攻で十数年グラフィックデザイナーでしたので、独学の無所属、ロンリーウルフでありこれからもそうあります。
何故ならそうでないと産み出せ無い生き物だからです。私はあなたと繋がりたいのです。
ジュエリーという媒体の面白さは、身体性を持った芸術という点だと思っています。どんな人でも生物でも肉体というのは美しく、人間の肉体は美しい所作を持ってして輝くのは事実で、それを意識する為の道具としての側面が私は好きです。
女性は身体と性がより深く繋がっているので、肉体的な美の輝きをより強く感じられるのかも知れません。
でも私は現代を生きる男性にも美しい身体を誇って欲しいと強く願っています。
実は私の展示会で、カップルの男性が彼女さんや奥さんに購入されるというパターンが多く見られます。私はそれは実際は彼自らが気になっているからでは無いのかな?と疑っています。sushikattenのリングに限らず、
ピンときたジュエリーをつける、好きなデザインのフェイクのタトゥーを入れる、気の向くままに踊ってみたり、身体のラインを美しく魅せる特別な生地のスーツを着て出勤するのも素敵かも知れません。
話は逸れましたが、これから時代自分の価値観のあり方がより重要になってきます。
現代の装身具を作る。とは
それは、
カタチや技法がモダンであるというよりは存在意義が重要なのかも。
自らが覗き込む美しい透過した世界。誰の目も気にしないパラレルワールド。心と身体と宇宙を繋いでいくポータルとしての指輪が死ぬまでに作れたら、それが目標です。私自身このジュエリー制作では100%他者の目を気にしていません。完全な潜在意識の作業です。
実在しない私の想像上のストーリーはガラスの冷たく暖かい質感を触ると確かに感じられるかも知れません。また視覚はよりあなたが持っている特別な想像性を駆り立ててくれるかも知れません。
今までこんな私のジュエリーを購入して頂いた方、手に取って頂けた方、興味を持って頂けた方、私と繋がって頂き本当にありがとうございます。
振り返り、去年のBar Salonadaの個展では(美味しいお酒も伴って)生のコミュニケーションの温もりが至福のひとときでした。また次回もあの様な空間を目指せたらと願っています。
現在は4歳児連れでの新天地での生活に四苦八苦中でまだマイ窯も、作業環境もない状態なのですが、型だけは100個以上作りました。道のりは厳しい程に少しでも作業が出来た日は喜びもひと塩。
次回は私とスピリチャルについて、また自然と育児について、色々と言語化していく所存です。
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