トートタロット・美音

新宿でサロンdandelionを主宰している美音です。 トートタロットを使って占いをし…

トートタロット・美音

新宿でサロンdandelionを主宰している美音です。 トートタロットを使って占いをしています。 タロット講座やワークショップの開催、オリジナルブレスレット作成もしています。 noteではトートタロットのカードの説明について書いています。

最近の記事

ドラマで勉強(虎に翼・第51話)

「虎に翼」第54週がスタートしました。 轟とよねさんが無事であったことは嬉しい情報でした。 復員したばかりかと思われる轟。 手に持っているのは花岡判事餓死を知らせる新聞。 その新聞を持ち、地べたに座り、一升瓶をラッパのみして酔い潰れていると足蹴にする人物が。 よねさんらしい再登場。 轟をカフェー燈台に連れて行き、水を渡す。 そこでわかったこと。 ・よねさんは変わらず法律相談を続けている。 ・空襲で腕に火傷をおい、マスターは焼き死んだ。 「焼き死んだ」って想像する

    • ドラマで勉強( 悪魔)

      「虎に翼」第49話。 法曹の世界に戻っても「途中で辞めた」負い目にスンとなる寅子。 昔の寅子を知っている(追っている)視聴者としては「どうした寅子」と思いながら、大人になったとも感じました。 昔は自分の立場だけ、自分の気持ちだけで突っ走ることが出来た。 リアルに守るべきものが出来た時、人は大人になるし、保守的になる。弟の直明が大黒柱として大人になろうとしたように。自分の気持ちを諦める場面も出てくる。ライアンの言葉を借りれば謙虚になる。 「寅子の娘に対する興味が薄くない?

      • ドラマで勉強(贅沢)

        「虎に翼」第9週が終わりました。 描きたいことは山ほどあるけど、見事な第45話でした。 第1話に出てきた映像が多数使用されていました。 違うのは人々の声も入っていたことかな。 寅子が日本国憲法第14条を読みながら涙するシーン。 ほぼ全視聴者が「これで平等の世界を勝ち取った」的に捉えていたと思います。 私もそうでした。 寅子が本当に羽ばたいていくのは第10週から。 今日までのお話は「エピソード0」。 いかに寅子が翼を得るに至ったかを描いていたんだ。 今日はOPが12分5

        • ドラマで勉強(虎に翼第39話)

          「ドラマで勉強」にはなっていませんが、感想を。 今日の回は何度も見直しました(毎回そうだけど) 穂高先生が弁護士事務所にやってきて、寅子の状態を伝えてしまう。 「寅子を休ませてくれ」というお願いだった。 上司の雲野先生も先輩の岩居弁護士も「婦人が入社した時から、こういうなる日が来ることを予想していたよ」と言われる。 この状況ならば誰もが「まず休みなさい」と言ってしまうだろうな。 だって実際に倒れているんだから。 時代や偏見だけでなく「仕事量を調整して、仕事を続けられ

        ドラマで勉強(虎に翼・第51話)

          ドラマで勉強(虎に翼38話)

          今日の「虎に翼」は穂高先生の言葉に様々な意見が出ていました。 志半ばで倒れた同志の想いも背負い、婦人弁護士の道を邁進する寅子。 寅子が思い浮かべる景色はヒャンちゃんとの思い出を作った海。 山陰校のツボを教えたよねさんの周りに人が集まってワイワイしている教室。 久しぶりに会った久保田先輩は「ご婦人らしい」言葉使いになっていた。 男子学生のヤジにも動じず、周りを励ましていた凛々しい久保田先輩はそこにはいなかった。 お飾りの美しい「ご婦人らしい弁護士」という矯正を受け続けた

          ドラマで勉強(虎に翼38話)

          ドラマで勉強(恋は落ちるもの)

          「虎に翼」 毎日の展開が早すぎて追いついていません。 寅子は何座だろう?と考えた人も多いのでは。 行動力抜群で時に攻撃的。 無意識に出ている上から目線。 「火」の性質が強い。 「異様に一番に拘る」辺りは牡羊座っぽいですね。 「特別感」が欲しければ獅子座。 「一番とか特別とか興味なし」なら射手座かな。 五黄の寅の日に生まれたので「寅子」 九星命盤で「五黄」は真ん中なので「センターの人」。 「寅」はそのまま「百獣の王」 そもそもが強い。 そんな寅子が優三さんの愛に気

          ドラマで勉強(恋は落ちるもの)

          ドラマで勉強(屍を超えていく)

          「虎に翼」第6週が終わりました。 寅子達の試験の結果も出揃いました。 見ている人全員が死屍累々という熟語を浮かべたのではないだろうか。 女子部第1期は80人からスタート。 2年生になり、新入生である寅子たちを迎えたのは久保田先輩、中山先輩を含めて7人。 寅子の期も60人スタートで卒業したのは5人。 既にこの時点で死屍累々でした。 朝ドラは久しぶりですが、第1話から毎回「地獄」を連発しているドラマも珍しいのでは? 朝っぱらからですよ。 最終的に試験に合格したのは寅子

          ドラマで勉強(屍を超えていく)

          ドラマで勉強(月の形の意味するもの)

          「虎に翼」は第2ステージに入りました。 これまでは主に男女の差別を描きつつ、若い寅子達はぶつかりながら同士として繋がっていく姿が描かれました。 戦争が始まり、国同士が差別ではなく敵になる。 朝鮮半島からの留学生・崔香淑が巻き込まれていく。 その前に高等試験の結果発表がありました。 筆記試験に受かったら口述試験を受け、合格が決まる。 寅子の同級生女子部は筆記試験で全滅。 優三さんも安定の試験落ち。 一つ上の久保田先輩は口述試験で落ちてしまった。 結局、合格したのは花岡

          ドラマで勉強(月の形の意味するもの)

          ドラマで勉強(月と水)

          「虎に翼」第5週が終了しました。 実は仕組まれていた「共亜事件」 16人の被告、全員無罪で結審しました。 良かった、良かった。 「法律を学んでお母さんも花江も助けるからね!」「お父さんは助けてくれないのか〜」が、ここで見事に回収された。 そして桂場先生が団子を食べることが出来た。 味わっている途中に寅子がカットインしてきたけど、良かった、良かった。 判決文は下記の通り。 検察側が提示する証拠は、自白を含めどれも信憑性に乏しく、本件において検察側が主張するままに事件の

          ドラマで勉強(月と水)

          ドラマで勉強(ユースティティア)

          「虎に翼」第5週「朝雨は女の腕まくり?」 本日は第24話。 今日も桂場先生(松ケン)は食えない奴でしたね。 とうとう視聴者の目を盗んで食べようとしていた(笑) 2周目の視聴でテレビに近づいて団子を確認出来ました。 団子などお菓子を食べる時って休憩や一息つきたい時だと思います。 桂場先生はずっと一息つけないんでしょうね。 直言(岡部たかし)含む16人が贈収賄の容疑で逮捕された「共亜事件」。 この事件がきっかけで内閣総辞職となる大事件に。 これまでは戦いが「女性と男性」だ

          ドラマで勉強(ユースティティア)

          ドラマで勉強(虎と豹)

          「虎に翼」 今週は手に汗握る展開になりそうです。 予審ってぶっちゃけ拷問による強制自白ですよね? ドラマでは恫喝・司法取引で描かれているけど。 穂高先生(小林薫)が弁護人になり、桂場先生(松ケン)が裁判官。 この二人は寅子の人生の木星と土星のような存在。 星は吉凶ではなく拡大と縮小のように対となってバランスを取る。 可能性を開く人、厳しい現実を見せる人。 桂場先生は甘党でお菓子を食べようとすると寅子が登場して食べられない。 初回は芋、次は団子。 「食べられない男」設定

          ドラマで勉強(虎と豹)

          ドラマで勉強(庚申・3猿)

          「やぁ」と爽やかに登場する「花○ ○←一文字」の名前の人はいけすかない奴だと思っている。 3周ほど回って良き理解者になる感じ(あくまで個人的意見) 「寅に翼」19話は「おとこ」が連発しました。 「男」と「漢」 音は同じ「おとこ」でも漢字が違うと意味も異なる。 男女差別を扱うドラマですが「おとこ」にも違いがあるのだ。 そして心根に性差はない。 上手なセリフ使いだな、と思いました。 言葉は大切なのだ。 「光る君へ」第12話で「庚申待(庚申講)」の夜が描かれていました。 ま

          ドラマで勉強(庚申・3猿)

          ドラマで勉強(基本中の基本)

          しばらく放置していたnote。 今期は ・光る君へ ・虎に翼 ・アンチヒーロー ・季節のない街 を視聴中。 ドラマから学ぶことも多い。 平安時代は全てが新鮮だし、偶然にも法廷・法律ものが被っている。 自分のメモ・勉強用に使っていこうと思います。 せっかくなのでトート・タロットと絡めていければ、と考えています。 今回は「虎に翼」から。 「ゲゲゲの女房」以来の朝ドラ。 何故観ようと思ったか…。 日本初の女性弁護士が主人公と小耳に挟んでいた。 モデルはのちに裁判官になり

          ドラマで勉強(基本中の基本)

          トートタロットの物語(#Ⅵ・The Lovers・恋人)

          私は中央で式を司っている司祭。このカードは78枚の中で一番人物が多く描かれている。従って「人間関係」に関連がある。現在、「#Ⅲ」エンプレスと「#Ⅳ」エンペラーの王家の結婚式の最中だ。カードを縦に割ると左右に「対称」のものが描かれているだろう。「男と女」「獅子(火)と鷲(水)」「白人と黒人」「老婆と若い女」。 人間は「男と女」「好き嫌い」と2極に考えることが好きなようだ。「白と黒」は「白とピンク」よりもコントラストがハッキリして各々の特性が際立つ。だから2極で考えることは

          トートタロットの物語(#Ⅵ・The Lovers・恋人)

          トートタロットの物語(#Ⅴ The Hierophant・司祭長)

          私はエジプトの王・オシリス。下からライトを当てているのは妻のイシス。そして私の胸の部分にいるのは跡継ぎの息子・ホルスである。2000年の間、国を治めてきたが、そろそろ代替わりの時期が来たようだ。大事に息子を育てることにしよう。 司祭長とは分かり易く言えばローマ法王である。「#Ⅳ」エンペラーは社長であり父であった。これは物質面での権力者であり上に立つ者だ。「#Ⅴ」ハイエロファントである私は精神的な父であり心の拠り所であり精神的な指導者だ。 また司祭は信者に対して儀式を行

          トートタロットの物語(#Ⅴ The Hierophant・司祭長)

          トートタロットの物語(#Ⅳ The Emperor・皇帝)

          私は一国の王。分かり易く言えば会社を纏める社長である。私がオレンジ色に染まっているのはバイタリティーに溢れているからだ。 右手のリーダーを表す牡羊の杖、左手の「自分の世界を手に入れた強力な統治者」の印として宝珠(マルタ十字と球の組み合わせ)で自分の地位を主張している。 社長の役割は「企業理念(ビジョン)」を掲げること。自分の世界(会社)を大きくしていくこと。そして全てに「責任」を負うことだ。 大きくなった会社は組織化をして安定させなければならない。会社と社員を守ること

          トートタロットの物語(#Ⅳ The Emperor・皇帝)