トートタロット・美音

新宿でサロンdandelionを主宰している美音です。 トートタロットを使って占いをし…

トートタロット・美音

新宿でサロンdandelionを主宰している美音です。 トートタロットを使って占いをしています。 タロット講座やワークショップの開催、オリジナルブレスレット作成もしています。 noteではトートタロットのカードの説明について書いています。

最近の記事

ドラマで勉強「虎に翼(第17週84話まで)

第17週は涼子様と玉ちゃんのお話。 そして三条の権力者・森口の「容姿端麗でばーか優秀な娘(杉田太郎弁護士談)」の美佐江が登場。 寅子は毎週、水曜日に新潟地裁で刑事事件を担当することになりました。 19歳の少年(被害者)と20歳の大人(加害者)の傷害事件。 19歳と20歳で何が違うのか。 これは誰も答えられないですよね。 19歳の少年自身も別の事件の加害者であった。 そして「自分も加害者だ」と自首をしてきた少年少女が6名。 19歳の少年を入れて7人・・・の小人。 7人の

    • ドラマで勉強「虎に翼」第16週

      少し間が空きました。 第16週は新潟地家裁三条支部長として赴任した寅子の様子が描かれました。 ポイントは ・地元弁護士杉田太郎の「持ちつ持たれつ」主義との戦い。 ・優未の溝をどう修正していくのか。 母の出身が新潟・六日町なので、新潟弁を懐かしく聞いていました。 今の所、杉田太郎弁護士は「田舎の悪しき風習」の擬人化として描かれています。 田舎と一括りにしてはいけませんが、住人の密着率が高ければ高いほど「なぁなぁ」で収めてしまいがちです。 田植え・稲刈りの時期は近所総出

      • ドラマで勉強(虎に翼第15週)

        「虎に翼」第15週は寅子と家族の問題にスポットが当てられました。 寅子にとって「私は世間から、他人からどう見られているのか」を初めて意識出来る機会だったと思います。 寅子にとっては踏んだり蹴ったりの週でしたね。 福田夫婦の離婚調停をしていて、妻の瞳から刃物で切り付けられそうになったり。 後輩からの陰口を聞くことになったり。 梅子さんがフォローしてくれましたが、陰口の内容は否定しなかった。 言い方は優しいけど、決して容赦しないのが梅子さん。 福田瞳の言動を見ていて「あ

        • ドラマで勉強「虎に翼(第70話)

          吠えちぎった寅子と穂高先生の関係。 どのようなことになるのか…と思ったら、割とアッサリと解決してしまった。 正直、愛のコンサート辺りから、以前ほど楽しめない。 製作陣が変わったのかな?と思うくらい、寅子が掴めないでいる。 志が見えないからだと思う。 小橋や轟など脇キャラはいるだけで面白い。なのに寅子は面白いと思えないのだ。 なぜ、寅子はそんなに吠えるのか。 最近は多岐川さんと顔や体の距離が近い。 昔なら「近づけないで下さい、触らないで下さい」だったと思う。 桂場・ラ

        ドラマで勉強「虎に翼(第17週84話まで)

          ドラマで勉強「虎に翼(第69話)」

          今日の寅子の噛みつきっぷりは凄かったですね。 SNSでも解釈が色々です。 水滴石穿 来年こそ石を穿つ時がくるかもしれません。 この言葉が初めて出たのは第26話。 女子部廃止が決まった時、「もう一年待ってみようじゃないか」と提案した時の穂高先生の言葉。 そして「来年の試験に女子部の誰かが合格したら存続」となりました。 次に寅子たちの卒業時の祝辞。 長年に渡って染みついたものを変えるというのは容易ではない。 当たり前と思っていた法律、習慣、価値観が間違っていると分かっ

          ドラマで勉強「虎に翼(第69話)」

          ドラマで勉強「虎に翼」第66話・67話)

          ドラマの進行が早く、もうすぐ私が生まれた年になるのでは?とドキドキし始めました。 今の寅子は法曹界のアイドルになっている。 日本で一番有名な裁判官。 調子こいてサインなどしていれば、それは嫉妬を買うだろう。 寅子は気がついていないかもしれないけど。 アイドルになれたのは「女性」だからだ。 性別による差別に立ち向かっていた寅子だが、性別によって持ち上げられている。 でも、これは昔ならあったこと。 私はコムデギャルソンというブランドが好きなのだが、理由は幾つかある。 「

          ドラマで勉強「虎に翼」第66話・67話)

          ドラマで勉強(虎に翼)花江ちゃんブレスレット

          「花江ちゃん」をイメージしたブレスレットを作ってみました。 前のブログで「花江ちゃんは金星」と書きました。 金星は愛と美と調和の星。 ギリシャ神話のアフロディーテのことです。 アフロディーテは女神の中で一番美しと言われています。 息子は恋のキューピッドであるエロス。 アフロディーテは恋、美しさにまつわる話が多くいです。 恋愛・楽しみ・オシャレ・豊かさ・趣味など。 決してお金にはならないのだけど、人がキラキラしている時に輝くのが金星。 金星の豊かさは「心が満たされてい

          ドラマで勉強(虎に翼)花江ちゃんブレスレット

          ドラマで勉強(虎に翼)花江ちゃんは金星

          土日はドラマがないので朝一番の楽しみがなくて寂しい。 今期は「虎に翼」「光る君へ」「アンチヒーロー」を観ています。 note には「虎に翼」が多いけれど。 「虎に翼」「アンチヒーロー」は法曹界・法律を扱ったものですが、過去作では「リーガルハイ」「ビギナー」がお気に入りです。 折り返し地点だし。 前半の感想。 猪爪家は「やっぱり親子だよね」って行動や発言が多い。 「口癖」=思考が似ている、ということでしょうか。 意図的に入れたセリフだと思います。 寅子が女子部の入学を父

          ドラマで勉強(虎に翼)花江ちゃんは金星

          ドラマで勉強(虎に翼第13週)

          「虎に翼」第13週。 ここで折り返しなのかしら? 木曜・金曜の回は今までと違うな?という印象。 「虎に翼」は透明化された人をリアルに描くことも一つのテーマだと思っています。 だからリアル過ぎて良い意味でも裏切られ、時に意地悪だな、とも思った。 第13週は普通のドラマっぽく、普通に良いエンドだった。 やはり梅子さん演じる平岩紙さんの演技に触れない訳にはいかない。 3人の息子達と義理の母、旦那のお妾さんとの遺産相続問題。 「せめて末っ子の光三郎だけはまともに育てたい」

          ドラマで勉強(虎に翼第13週)

          ドラマで勉強(虎に翼第13週途中まで)

          「虎に翼」 はるさんの最後は潔かったですね。 懺悔しまくりの夫とは真逆でした。 よい夫婦だったな。 寅子が「ヤダー!!!」と泣くシーン。 伊藤沙莉さん、ここにあり、という素晴らしい演技。 いい大人が親の死に際し、駄々っ子のように号泣出来ること。 親が亡くなるのは悲しいことだけど、素直に悲しめることは親子関係においては「親」と「子」という健全な関係があった証拠で恵まれているのだ。 昔、ビートたけしさんがお母さんのお葬式で、記者に「お寂しいですよね」的なことを聞かれ、 「

          ドラマで勉強(虎に翼第13週途中まで)

          ドラマで勉強(虎に翼・第12週)

          「虎に翼」 相変わらずテンポよく進んでいるので、あっという間にはるさんが・・・ 第12週は戦争孤児についてのお話でした。 ちょび髭・多岐川が家庭裁判所の5つの理念を掲げます。 ・独立的性格 ・民主的性格 ・科学的性格 ・教育的性格 ・社会的性格 会社でもプロジェクトでも「理念」あってこそ、設計図が描かれ、行動が出来る。 とはいえ、理念と現実との間には大きな壁があるのは常。 各地の裁判所はもちろん、多岐川の下で働いているメンバーも同じ。 この時、対応急務だったのが戦争

          ドラマで勉強(虎に翼・第12週)

          ドラマで勉強(虎に翼・第51話)

          「虎に翼」第54週がスタートしました。 轟とよねさんが無事であったことは嬉しい情報でした。 復員したばかりかと思われる轟。 手に持っているのは花岡判事餓死を知らせる新聞。 その新聞を持ち、地べたに座り、一升瓶をラッパのみして酔い潰れていると足蹴にする人物が。 よねさんらしい再登場。 轟をカフェー燈台に連れて行き、水を渡す。 そこでわかったこと。 ・よねさんは変わらず法律相談を続けている。 ・空襲で腕に火傷をおい、マスターは焼き死んだ。 「焼き死んだ」って想像する

          ドラマで勉強(虎に翼・第51話)

          ドラマで勉強「虎に翼」( 悪魔)

          「虎に翼」第49話。 法曹の世界に戻っても「途中で辞めた」負い目にスンとなる寅子。 昔の寅子を知っている(追っている)視聴者としては「どうした寅子」と思いながら、大人になったとも感じました。 昔は自分の立場だけ、自分の気持ちだけで突っ走ることが出来た。 リアルに守るべきものが出来た時、人は大人になるし、保守的になる。弟の直明が大黒柱として大人になろうとしたように。 自分の気持ちを諦める場面も出てくる。ライアンの言葉を借りれば謙虚になる。 「寅子の娘に対する興味が薄くな

          ドラマで勉強「虎に翼」( 悪魔)

          ドラマで勉強「虎に翼」(贅沢)

          「虎に翼」第9週が終わりました。 描きたいことは山ほどあるけど、見事な第45話でした。 第1話に出てきた映像が多数使用されていました。 違うのは人々の声も入っていたことかな。 寅子が日本国憲法第14条を読みながら涙するシーン。 ほぼ全視聴者が「これで平等の世界を勝ち取った」的に捉えていたと思います。 私もそうでした。 寅子が本当に羽ばたいていくのは第10週から。 今日までのお話は「エピソード0」。 いかに寅子が翼を得るに至ったかを描いていたんだ。 今日はOPが12分5

          ドラマで勉強「虎に翼」(贅沢)

          ドラマで勉強(虎に翼第39話)

          「ドラマで勉強」にはなっていませんが、感想を。 今日の回は何度も見直しました(毎回そうだけど) 穂高先生が弁護士事務所にやってきて、寅子の状態を伝えてしまう。 「寅子を休ませてくれ」というお願いだった。 上司の雲野先生も先輩の岩居弁護士も「婦人が入社した時から、こういうなる日が来ることを予想していたよ」と言われる。 この状況ならば誰もが「まず休みなさい」と言ってしまうだろうな。 だって実際に倒れているんだから。 時代や偏見だけでなく「仕事量を調整して、仕事を続けられ

          ドラマで勉強(虎に翼第39話)

          ドラマで勉強(虎に翼第38話)

          今日の「虎に翼」は穂高先生の言葉に様々な意見が出ていました。 志半ばで倒れた同志の想いも背負い、婦人弁護士の道を邁進する寅子。 寅子が思い浮かべる景色はヒャンちゃんとの思い出を作った海。 山陰校のツボを教えたよねさんの周りに人が集まってワイワイしている教室。 久しぶりに会った久保田先輩は「ご婦人らしい」言葉使いになっていた。 男子学生のヤジにも動じず、周りを励ましていた凛々しい久保田先輩はそこにはいなかった。 お飾りの美しい「ご婦人らしい弁護士」という矯正を受け続けた

          ドラマで勉強(虎に翼第38話)