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BOOK#12「ビジネスエリートが知っている教養としての日本酒」


●今回読んだ本

「ビジネスエリートが知っている教養としての日本酒」ー友田晶子著(出版社: あさ出版|2020年10月22日発行)

●内容メモ #ネタバレ

▽日本酒とは
日本酒は、国名が酒のカテゴリー名となっている国の代表的なお酒である。酒税法では「清酒」と言う。基本、米、米麹(カビの1種)、水が原料。そこに、酵母(イースト)、乳酸菌などの微生物、醸造アルコールなども日本酒の重要な要素として加わってくる。

▽ポイント1 .純米という表記があるかどうか?
・純米表記あり…原料は米と米麹のみ(落ち着いた香り。コクと旨味のある味わい)
・純米表記なし…醸造アルコールを使用(フルーティーで華やかな香り。ドライで軽快な味わい)

▽ポイント2.「精米歩合」が何%か?
本醸造(お米を削っていない)…味がすっきりドライ
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吟醸(お米を削っている)…甘くてフルーティー
※中でも精米歩合50%以下を大吟醸と呼ぶ

▽日本酒の甘口、辛口
「辛いだけの日本酒と言うものはありません。正確にお伝えすると、日本酒の味は甘口、辛口ではなく「甘みが多いか少ないか」で判断します。日本酒はお米でできています。当分を徹底的にアルコールに変えたとしても、お米ならではの旨みや甘みが必ず残ります(P.110)」
この部分を読みながら「それっ!!」ってなった。やっぱり私は間違っていなかった…!!!

▽日本酒の種類
1.香りの高いタイプ
 華やかで爽快な酸味と甘味の調和ですっきり後味
2.軽快でなめらかなタイプ
 キリッとした淡麗さで、香り控えめでさらりと癖がない
3.コクのあるタイプ
 お米由来の香りが強い、炊きたてご飯や餅のよう
4.熟成タイプ
 美しい黄金色や琥珀色が特徴。
 スパイスやドライフルーツのような複雑さ。貴醸酒はここ。

●その他

▽なぜ読みたいと思ったのか
日本酒(特に貴醸酒)が好きだから

▽興味を持ったきっかけ
社長とアルコール洗浄の液体を飲んだという人がいると言う話をしていて、そういえば、日本酒って何が入ってるいるんだろう?と疑問に思ったから

▽この本を読むことの意義
日本酒は全部甘いのに、なんで辛口と言うのかのヒントなり答えを知りたい

▽どんな本の内容だと思って手に取ったのか
日本酒についての基礎を知ることができる本

▽実際読んでみてどんな本だったのか
日本酒についての基本が学べる

▽どのように始まり、どのように終わったのか
日本酒の概要から詳細について

▽タイトルをつけ直す(要約)とすると?
知っておきたい日本酒のこと

▽知らなかった単語(用語)について
・きょうかい酵母
・清酒…アルコールが22度未満の米と米麹と水を使用し発酵させて濾したもの。濾さないものはどぶろくになる。1度でも濾したら清酒となる。
・SAKE…海外ではサキと発音される
・酵母(イースト)…発行の時に泡が出る泡あり酵母と、発行の時に泡が出ない泡なし酵母の2つに大別される。
・精米歩合…お米を30%削ったら、70%精米歩合となる。雑味となるお米の表面をどれだけ削ったか。削って残った部分を%で表す。

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